すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

不可能を可能にする男~松潤~

2015-02-26 20:18:10 | うちのキヨちゃん
 今日は一日雨降りだった。くりりんを送り出してから、私はキヨちゃんと確定申告に。幸い空いていてすぐ終わる。
 それから買い物に行き、春キャベツの苗を10本購入。本当は帰りに墓参りをしたいと言っていたのだが、雨も多いので次の休みに先延ばしした。
 戻ってから少しだけキヨちゃんとまったり過ごした。その後、15時くらいから作り置きのお弁当のおかず(冷凍する)を作る。その内ちょっとだけ親戚のお姉ちゃんにお裾わけ。
 夕飯はお好み焼きにしたのだが、くりりんの帰りも早く私も休みだったので、早くから食事が出来た。食事の後でお風呂の準備をしていると、
 「母ちゃん、今晩お風呂たいそい(面倒くさい)。」
と言いだした。
 と言うのも、お風呂が面倒くさいのではなく、今夜が「VS嵐」の日だからである。お風呂は入りたいが、入っていたら間に合わない・・・と考えたのだろう。
 「ちょっと温もるだけでも違うでよ。まだ時間あるし。」
そう言うと、
 「入ったら気持ちはええんよなあ。」
と言う。
 さて、そこから時間に間に合わせようと大急ぎでお湯の加減をくりりんが見てくれる。湯の量も湯加減もあともう少し・・・という時点で、20分前。最初キヨちゃんは、
 「先に入ってくれ。」
と言っていた。ところが、これまた私たちが入ってからでは遅いと思ったのか、はたまた私たちが上がってもまだ「VS嵐」が終わって無かったら・・・・と思ったのか、
 「まだ時間あるけん入る。」
と言い出した。
 「ちょっとぬるいですよ。」
とくりりんが言ったが、キヨちゃんは大急ぎでお風呂に向かった。
 まあ、20分あれば急げば入れるだろうと私も考えた。あんまり慌てて転んだりしないかだけ心配だったが。
 さて、キヨちゃんがお風呂に行ったが、キヨちゃんはとにかく重ね着なので筍状態である。以前も紹介したが、脱ぐ時は一気脱ぎなのでこれは時間がかからない。ただ、着る時は1枚ずつなのでこれまた時間がかかるはずだ。ただし、風呂あがりなので昼間ほどの衣類は必要ない。
 キヨちゃんが風呂に行っている間に、くりりんとテレビを観ながらいつキヨちゃんが走り込んでもいいようにチャンネルを合わせていた。
 と、風呂場で物音がする。空耳か?と思うほど早すぎる展開。そしてしばらくすると隣の部屋から、
 「入れよ~。」
と声がした。何と「VS嵐」の10分前にはスタンバイ出来ていたのだ。
 一体どこをどうやったらこんな短時間で風呂に入れるのだ。さすがに松潤は「不可能を可能にする男」である・・・・って、関係ない??

     

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コメント (2)
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