昨日仕事から帰ると、キヨちゃんから報告があった。
「今日な、若い男の子が二人来て、隣のKさん所で屋根直す仕事しよるって言うんよ。ほんで、屋上があんまり汚いし、水漏れせんか心配なし、手すりも汚いしで、ちょっと見てもろうたん。元々、うちはTさん(業者)にずっとしてもらいよったけど、近頃来んけん、どしたやろ~言うたら『辞めたみたいです』って言うん。ほんなら、この人らにしてもらおうかって、見積りしてもろうたら、屋上の掃除と塗り替えで20万って言うんよ。ほんで、『うちには九州に一級建築士の甥がいますから、見積もり見せて相談します。』って言うたら顔色変えて、『手すりも塗らせてもらって20万で。』って話が変わったん。『若いもんと相談して、九州の甥にも見せて相談します。』って言うたんよ。」
とまあ、こんな報告である。ところが、見せてもらった「見積もり」は見積もりではなく、明らかに契約書の控えである。しかも、内訳は行う工程は箇条書きで書いてあるものの、金額はざっくり一式20万である。
「これは契約書でえ!もし詐欺だったらどうするん?」
そう言うと、
「Kさんはしっかりした人じゃけん、Kさん家でしよるんなら間違いないと思うたん。」
と言う。
そもそもKさんに聞き合わせた訳でもない。仮にいい業者さんだったとしてもあまりに軽率ではないか。私が怒ると、
「ほなって、お前らがちっとも掃除せんけん、母ちゃんはあんな汚い屋上見るのが辛い。母ちゃんも身体が万全でないけん、もうよう掃除せん。母ちゃんの金じゃ。お前らに一銭も出せとは言うとらん。使おうが捨てようが勝手じゃ。」
など、引くに引けなくなったのだろうが、この言い草なので私も切れてしまった。
それからKさんの家に電話し聞き合わせ。幸い工事は丁寧らしいし、ぼったくられた感じもない。にしても気になるので、キヨちゃんの言う一級建築士の甥(従兄)に相談した。
相談した時点でキヨちゃんも、
「甥の話をしたら途端に内容が変わったけん、あれっとは思うたんよ。」
と言う。
少しはまずいと思ったのかもしれないが、昨夜の時点では私が完璧に怒っており、私もキヨちゃんもハンスト状態だった(ちなみに私は後でポテチを食べた)。
結局、今日従兄から電話があり、見積もりの内容を精査した結果キャンセルした方が良いだろうということになった。本来、面積や資材の量などに対していくらと無いと、後で追加が出たりする場合があるという。これが田舎の良く知り合った業者なら、ざっくりでも信用出来るし文句も言えるが、縁もゆかりもない業者なら、そう言う時に契約書だけが有効になってしまう恐れがある。
Kさんの話ならいい若者のようだが、従兄のアドバイス通り、今まで家を任せた真面目な大工さんを通じて、業者さんを紹介して貰うのが一番だろう。
結局くりりんから電話でキャンセルし、念のためにクーリングオフのハガキを出す予定だ。

宵の桜が目に沁みるぜ・・・。

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「今日な、若い男の子が二人来て、隣のKさん所で屋根直す仕事しよるって言うんよ。ほんで、屋上があんまり汚いし、水漏れせんか心配なし、手すりも汚いしで、ちょっと見てもろうたん。元々、うちはTさん(業者)にずっとしてもらいよったけど、近頃来んけん、どしたやろ~言うたら『辞めたみたいです』って言うん。ほんなら、この人らにしてもらおうかって、見積りしてもろうたら、屋上の掃除と塗り替えで20万って言うんよ。ほんで、『うちには九州に一級建築士の甥がいますから、見積もり見せて相談します。』って言うたら顔色変えて、『手すりも塗らせてもらって20万で。』って話が変わったん。『若いもんと相談して、九州の甥にも見せて相談します。』って言うたんよ。」
とまあ、こんな報告である。ところが、見せてもらった「見積もり」は見積もりではなく、明らかに契約書の控えである。しかも、内訳は行う工程は箇条書きで書いてあるものの、金額はざっくり一式20万である。
「これは契約書でえ!もし詐欺だったらどうするん?」
そう言うと、
「Kさんはしっかりした人じゃけん、Kさん家でしよるんなら間違いないと思うたん。」
と言う。
そもそもKさんに聞き合わせた訳でもない。仮にいい業者さんだったとしてもあまりに軽率ではないか。私が怒ると、
「ほなって、お前らがちっとも掃除せんけん、母ちゃんはあんな汚い屋上見るのが辛い。母ちゃんも身体が万全でないけん、もうよう掃除せん。母ちゃんの金じゃ。お前らに一銭も出せとは言うとらん。使おうが捨てようが勝手じゃ。」
など、引くに引けなくなったのだろうが、この言い草なので私も切れてしまった。
それからKさんの家に電話し聞き合わせ。幸い工事は丁寧らしいし、ぼったくられた感じもない。にしても気になるので、キヨちゃんの言う一級建築士の甥(従兄)に相談した。
相談した時点でキヨちゃんも、
「甥の話をしたら途端に内容が変わったけん、あれっとは思うたんよ。」
と言う。
少しはまずいと思ったのかもしれないが、昨夜の時点では私が完璧に怒っており、私もキヨちゃんもハンスト状態だった(ちなみに私は後でポテチを食べた)。
結局、今日従兄から電話があり、見積もりの内容を精査した結果キャンセルした方が良いだろうということになった。本来、面積や資材の量などに対していくらと無いと、後で追加が出たりする場合があるという。これが田舎の良く知り合った業者なら、ざっくりでも信用出来るし文句も言えるが、縁もゆかりもない業者なら、そう言う時に契約書だけが有効になってしまう恐れがある。
Kさんの話ならいい若者のようだが、従兄のアドバイス通り、今まで家を任せた真面目な大工さんを通じて、業者さんを紹介して貰うのが一番だろう。
結局くりりんから電話でキャンセルし、念のためにクーリングオフのハガキを出す予定だ。


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