すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

ねこじゃらしや虫の声

2016-08-24 21:08:31 | ひとりごと
 8月ももう残りわずか。連日猛暑日が続き、早目浦ダムはついに40%を切る勢いだ。
 それでも、ちょっと朝夕は過ごしやすい日もあって、ねこじゃらしの感じや虫の声は秋の装いである。
 秋は季節の中で私が一番好きな季節である。勿論、食べるものも美味しい事もあるが、山の色合いも風の感じも好きで、服も秋服が出るとワクワクする。この季節から冬に差しかかる頃、どんぐりなんかが転がり始めると、物凄くノスタルジックな気分になる。
 音楽もジャズやタンゴを聞きたくなるし、積読している本も読みたくなる。とは言え、そんな優雅な時間が持てない現状ではある。
 現実を言えば、この秋こそ仕事が忙しいのである。私もだがくりりんもなので、とてもそんな余裕はない。だから、そういう事が出来た時代を思い出してノスタルジックになるのだろうか?
 どんなに忙しくても、仕事しながら舞台に立っていた。そんな頃が懐かしい。今でも、そうやって続けている人もいるので、羨ましいなと思う。多分、一人暮らしの頃なら出来ただろうが、今の生活では難しい。まずキヨちゃんの理解が得られない。
 そう言えば、キヨちゃんはあんなに雨が欲しいと言っていたのに、
 「もう日曜から3日も雨でよ!」
とぼやいていた。何の事はない、
 「日曜にはすずと草取りしたかったのに。」
である。
 秋の夜長を満喫したいものだ。

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コメント
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