すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

もったいない党党首の娘の誤算

2016-08-04 16:55:48 | うちのキヨちゃん
 今日はキヨちゃんはデイサービス。それでも朝5時から山の片づけの続きをしていた。しかし、どうしてもキヨちゃんがたどり着けない斜面がある。仮にたどり着けたとしても、そこで作業する事は、私だって止めて欲しい。
 それで、朝キヨちゃんがくりりんに、
 「帰ってからでええけん、あそこの木を切ってくれまいか?」
と頼んだ。
 気になる個所は3か所だった。2個所は斜面ではあるが、下からたどり着けそうだが、残る一つは上からか横から行く場所で、しかも結構難しそうな場所だった。
 さて、くりりんと言う人は、今まで山仕事なんぞした事が無い人だ。と言う以前に、木と草の区別もつかない。毎日神仏の榊やハナシバ(しきび)の水を換えるのがくりりんの日課なのに、未だにどっちがどっちか区別が付かない。まあ、ヨリちゃん母さんが丹精している花にも無頓着だったらしいから、無理もない。
 なので、
 「どの木を切るの?」
と聞かれたので、
 「あの紅葉の下の木と、その斜め下の南天の木の上。」
と説明したが、
 「どれがどの木か分からない。」
と言う。さらに、
 「切る木と南天の差が分からない。」
とも言う。
 うそでしょ!!と叫んでしまった。切る木の葉は掌ほどもあり、当然南天の葉っぱとは似ても似つかない。遠目でもはっきり違いが分かるのだ。
 それでも、とりあえず、場所と切る木や草は分かったのだが、
 「間違えて切っちゃったらダメかな~?」
などと言う。まじか・・・。
 で、くりりんを送り出し、キヨちゃんを送り出してからふと考えた。いっそ、出来る所はしてしまえか?と。
 で、何とか下からたどり着ける場所は登ってみた。そして、言っていた個所を含め三個所を切ってみたが、一番高い場所の一か所は止めておいた。その木や草の多さと来たら・・・。

     

 夕方キヨちゃんと肥料を運ぶつもりだったので、昼から少し休憩して夕飯を早めに取り掛かった。すると急な夕立。慌ててあれこれしていたら、キヨちゃんのお迎えの時間を忘れていた。幸い、近所の人が送ってくれて事なきを得たが、何のために休んでいるのだ私・・・。
 で、夕立ちも止んで涼しくなったので早めに山に行こうとキヨちゃんが言いだしたが、頼んでいた人の都合もあり17時からと言う事になった。時間があったので、残りをやろうと斜面に登ったが、どうしても高い場所は届かず、高枝切りバサミで半分ほどようやく切った所で雷が。流石に怖くなって、中止して戻る途中で大雨に。
 続きはくりりんにいつかやってもらおう・・・。

     

 しかし、キヨちゃんの娘は結局キヨちゃんの娘なんだな・・・。

*キヨちゃんの長茄子。

     

にほんブログ村ここをクリックしてお立ち寄りください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする