すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

オリンピック後の世界選手権は波乱

2018-03-24 23:17:07 | ひとりごと
 オリンピックの後の世界フィギュアは荒れる。とにかく合間が無いし、メダリストは忙しい。ピークを二つ持つのも、心身共にきついだろう。
 今回、女子も男子も色々あって、それはそれである意味ドラマがあった。
 女子。オリンピック4位の宮原知子ちゃんには、メドベージェワ欠場のこの大会、メダルを取れるチャンスだと思った。他の選手も有望だが、いつも通りの演技をすれば2位は行くんじゃないかと思っていた。
 しかし、珍しく転倒があったり飛び急いだと解説されていたジャンプで、このままでは無理だな・・・と思っていたら、上位選手が総崩れであらら・・・銅メダル。本人的にはノーミスしたかったろうから、納得のメダルではないかもしれないが、結果オーライ。だって来年の出場枠が!
 そう、樋口新葉ちゃん!SPの出遅れを圧巻の演技で挽回した。素晴らしい007だ。オリンピック候補で最後まで有力な一人だったのに、2枠しかない代表枠に漏れた悔しさ。それをバネにしたとしても、すごく頑張ったと思う。早朝から貰い泣きしそうだった。
 優勝本命だったザキトワは可哀想な位の失敗。多分、本当に調整が難しかったのだと思う。秋田犬に癒されて、また頑張って欲しい。
 そう考えるとオリンピックで銅メダル、今回金メダルのオズモンドは素晴らしい。
 そして男子。オリンピック王者不在の中、リベンジしたかった田中選手は残念な結果だった。
 オリンピック4位だったボーヤン・ジン選手には是非とも頑張って欲しかったのだけど、体調も万全ではなかったとか怪我の後だとかで5回転倒。しかも採点システムが転倒マイナス1点は2回までで、3回4回はマイナス2点、5回目からは3点減点。つまり9点も引かれるのだ。厳しい。また綺麗な4回転を見せて欲しい。
 結構上位選手がしくじったので、密かに30歳のイスラエルのビチェンコ選手にメダルをあげたいと願ったが叶わなかった。
 ゆづ君欠場で繰りあがった友野選手。自己ベストを大幅に伸ばして、フリーは3位の快挙。トータル5位で男子も3枠を死守した。素晴らしい!
 そして昌磨くん。言い訳しない。
 「足の痛みは良くなっていたので、自分の調整不足。」
攻めて攻めて、3回転倒したけれど、後半で踏ん張ってコンビネーションを3回もこなした。疲労困憊といった感じだった。これも、表彰台は無理だと覚悟したが、銀メダルに届いた。
 他の選手もそうだが、本当に怪我や体調をゆっくりこれから直してほしい。本当にお疲れさまでした。
 あ、大好きなミーシャ・ジーはやはり素敵な世界観を見せてくれた。エキシビション出るかな?
 いつか仕事を退職したら、贅沢に連日会場で観戦したいな。

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コメント (3)
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