すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

頑張れキヨちゃん

2019-03-29 21:58:52 | うちのキヨちゃん
 内示が出た事をキヨちゃんにも伝えた。どう解釈出来たか微妙ではあったが、仕事が兼務になった事は分かるので、何にしてもしばらく忙しいとは分かってくれたろう。
 今回の異動でうちに配属される人は、最近ケアマネの資格を取り、昨年少しだけ本業の間に担当していたのだが、いよいよ本格的に彼女が専任ですることになったのだ。
 なので、私としては半分仕事をして、半分他の仕事をするというスタンスになる。色々どうなのかやってみないと分からないが、とにかく頼もしい人材が来てくれることは嬉しいし、育ってくれると期待している。
 私もその分、仕事を彼女に任せる事になるのだが、一気に出来ない事もあり、また現場感の無い私が兼務先でお邪魔にならないように出来るか不安もある。それぞれが軌道に乗るまでは心配だ。
 さて、キヨちゃんである。相変わらず、無理をしては夜しんどくなる。夜は間に合わないからとポータブルトイレにしたのに、今度は片づけるのが面倒と、夜中トイレに行って柱でぶつけて、今目の上が青タンである。
 頑張ってご飯を作ってくれる時と、何も出来ない時があるが、残業すると分かっているので、出来る時は少し何か作っていく。
 今日は帰ると、
 「何ちゃ~してないぞ!」
と言う。
 「母ちゃん何食べたん?」
と聞くと、
 「何ちゃ食べとらん。疲れて欲しくない。お前が作った茄子(揚げびたし)2切れ食べただけじゃ。」
と言う。
 それではあんまりだろうと、とりあえず、
 「おにぎりでもしようか?」
と聞くと、
 「いらん。」
再度、
 「おにぎりしようか?」
 「・・・梅干しの小さいの。」

 そしておにぎりを作って、何かないかな~と冷蔵庫を開けると、明らかにつまみ食いしたであろうベーコンの痕跡があった。
 ま、大丈夫かな?
 頑張れキヨちゃん!私も頑張る。

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コメント
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