すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

お酒の行方

2020-12-08 19:42:14 | うちのキヨちゃん
 キヨちゃんの飲酒が日常化している。焼酎を飲んでいた時の事を思えば、日本酒で量も多くないので、まあ悪化しなければいいか・・・とは考えている。
 そして非常にご機嫌である事も、まあ許せる要因ではあった。
 ところが、昨日午後から少し仕事に出ている間に飲んだようで、16時に帰った時に既に出来上がっていた。しかも昨日はあまり良い感じではなく、ちょっと、いや結構ネチネチとくりりんに絡むので、こりゃあ結構飲んだなとすぐ分かった。
 で、本当は怒りたくなかったのだが、悪い呑みかたになると、家族の団欒が嫌な空気になるし、身体にも悪い。なので結局注意するようになった。
 するとキヨちゃん、
 「母ちゃんは飲んどらん。あれは松の木にやったんじゃ。」
と言う。
 確かに松の木にお酒を揚げる時はある。気の調子が悪い時などにあげるのだが、その場合はちょっとではなくかなりの量を根元に撒く。だからコップ1杯程度なんて、そんなはずはないのだ。しかもそんな書中やるもんでもない。そして更に、
 「玄関の花にもやったんじゃ、見てみい!」
玄関の花と言うのは買ったばかりのポインセチアだ。そんな話聞いた事が無い。嘘をつくにも程があるぞ。
 そして、今日。残業せずに目一杯ダッシュで帰って来て見ると、台所でうがい用のコップを持ってコンロ辺りから洗面台に小走りするキヨちゃんとバッタリ。
 「おお、お疲れさん。大変やったのう。」
と言いつつ、洗面台でキヨちゃんはうがいをせずにコップの中身を一気したのだ。
 ・・・・。これ、多分お酒である。
 ま、しかし今日はとにかくご機嫌だったので、気付かないふりを通した。はあああああ。


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コメント (3)
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