すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

副反応とキヨちゃんと。

2021-06-02 20:54:00 | うちのキヨちゃん
 一昨日、新型コロナウイルスのワクチン接種2回目を受けた。看護師さんが、
 「8割の人が発熱しているので、今夜夜中からは気を付けてくださいね。渡した解熱剤は持ってますか?」
と言っていた。なので、仕事帰りにコンビニでイオン飲料を何本か買って帰った。
 夕飯は3人で楽しく食べ、何となく頭の痛さなどはあったが、それほどでもなかったので、これは大丈夫な口だと思っていた。
 ところが、朝起きてみると明らかにだるい。熱は微熱程度。これは不味いんじゃないかと、急いで炊飯など済ませて、それでも朝ごはんは普通に食べられた。
 けれど、徐々に徐々に起きているのが辛くなり、検温して37.6度の時点で悪寒もあったので仕事を休ませてもらう事にした。
 もうそれからはどんどん熱が上がり、寒気と暑苦しさが交代交代に来る感じだ。寒い時は末端が氷のように冷たく、暑い時は手足も熱々だった。最終的に38.9度まで上昇。午前中に解熱剤を飲むと一旦7度台後半に下がるのだが、時期に38度を超え、ずっと8度台を行ったり来たりだった。
 その間、身の置き場のないしんどさと吐き気。しかし、ろくに食べてないので吐くものもない。途中くりりんにライン。
 「夜ごはん作れない。何かくりりんで出来るもの買ってきて。お母さんと二人の分でいい。私は菓子パンでも。」
実は熱がありつつも薬んだ後はお腹も空いて、バナナとジュース程度は食べられたのだ。しかし、そこからどんどんしんどくなってきたので、食べられなくなった。
 夕方くりりんが帰ってきて、イオン飲料を買ってきてくれたと報告してくれたのだが、
 「カレーパンとアップルパイどっちがいい?ポンデリングもあるよ。」
と言った。何故そのチョイス・・・。食えるか!!!
 そしてキヨちゃん。文字通り這って離れまで来て半泣きで、
 「母ちゃんすずにお粥炊いてやりたいけど、立っておれん。お前がそんなんだったら、母ちゃんや死んでしまう。もう注射やせん。」
と言う。
 くりりんになだめてもらって、
 「母ちゃん肉は嫌い!食べん!」
と言うキヨちゃんにレンチンの牛丼を食べさせたくりりん。(ちゃんと完食だったらしい(笑))
 夜遅い時間まで我慢して2回目の解熱剤を飲んだ。そのおかげで今朝はすっきりと起きられた。以降熱は出ていない。
 ただし、身体のきつさは残っている。未だに胃の腑は重いし頭も重い。それでも、
 「すずが元気になって良かった!」
と大喜びするキヨちゃんの前では、元気溌剌で出勤する方が良いので、ずっと何でもないさ~で通している。
 父の介護をしていた頃にも感じたが、介護者は病気になれない。「介護者は病気になれない
介護者は病気になれない2」参照。
 明日はキヨちゃんのワクチン接種1回目。とりあえず親友ナースの言葉も借りて、とりあえず施設の高齢者が誰も熱も出ていないことを伝え、一回目だけでも受けてから考えようとしたのだ。
 副反応は出るかでないか分からない。実際同じ日に打った人でもなんのこっちゃてぐらいの平気な人もいる。寝込んだのは私を含めて数人。できれば出ない方がいいのだが・・・。


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コメント (3)
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