すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

噓つきはダメです、キヨちゃん。

2021-06-10 22:33:26 | うちのキヨちゃん
 今日、仕事から戻るとくりりんから、
 「今日燃えないゴミになかに、日本酒1合瓶の空が2本入ってたよ。」
と報告があった。そもそも、キヨちゃんはゴミの分別が出来ないことが多く、時々ゴミをチェックしないと、燃えるゴミに缶が入っていたり、資源ごみと燃やせないゴミが一緒になっていたりするのである。
 しかし、今回はゴミの分別の問題ではなく、ごみの種類が問題なのだ。何故なら今日は資源ごみの日で、瓶も缶も全部出していたからだ。つまり、その酒瓶はいつ飲んだものなのだ?と言うことである。
 お酒に関しては決して褒められたものではないが、私たちも軽い晩酌くらいは医師からもいいだろうと言われているので、食事の時にちゃんと出している。勿論夕べも飲んだのだが、前のこともあるので酒はキヨちゃんの手の届かない場所において、夕飯の時に出しているのだ。後はノンアルコールビールがあるだけ。
 しかし、自分で買い物に行ったときに買ってきてどこかしらに隠している可能性がないわけでもない。実際以前は部屋から出てきたのだが、ここ最近はおかしな様子もないし、きちんとわかる範囲で飲んでくれていたので油断していた。
 一本は仏壇にお供えしているものが無くなっていたのでそれだろうと思うが、もう1本は分からない。
 さて、夕飯になって、
 「すず、1本つけてくれ。」
と言うので、
 「母ちゃん、今日は既に飲んでるみたいやからあかん。」
と伝えた。
 「母ちゃん飲んでない。」
とキヨちゃん。
 「お仏壇のお酒無くなってる(この際もう1本は追及しない)。」
 「今日飲んだんじゃない。夕べ飲んだんじゃ。」
おいおい、余計いかんがな。
 「あのな、夕べ晩酌したのに、また夜中に飲んだんなら、絶対いかん!」
 「違う違う。今日○○さんが来たけん、飲ませた。」
その○○さんは仕事を頼んだ人で、昨日で終わっているし、しかも車なのでいつも飲んでもらってもノンアルである。
 「運転する人に酒飲ませたんなら、それこそいかんでえ!」
 ああ言えばこう言うを繰り返し、ついには「どくれて」夕飯をボイコットした。だいたいが、今日は準備した朝昼の食事に手も付けず、ポテトフライばかり食べていると思ったら「アテ」ではないのか。
 決して飲んでいけないとは言わない。しかし隠れて飲んだり噓をつくのは困る。絶対に良くない酒になる。しかし・・・、どこに隠していたのだろう??


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コメント (3)
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