危ない、危ない・・・キヨちゃんトラップ。

　ムカデに咬まれた私だが、最初の痛みが思ったほどでなかったので、大丈夫かと思ったら、夕べは痛痒くてぐっすり眠れなかった。
　初め太ももだと思ったのだが、実は２か所は臀部で１か所はお腹だった・・・（涙）。それがどんどん腫れ上がり、パンパンになった。
　「医者に行って薬貰った方がいいんじゃない？」
と同僚に言われたが、場所が場所だけに診せたくない・・・。
　とりあえず薬を塗って様子を見ているが、夕方あまりに痒いので患部を見ていると、キヨちゃんがびっくりした様子だった。
　「まあ、ムカデに食われたとは聞いたが、どうなら、ほれ。薬塗ったんか。」
　「うん、塗っとる。」
　「母ちゃん、ええ薬持っとる。塗ってやろうか。」
そんなやり取りの後、ふと思い出したことがある。やばい。。。確か父の時同じようなことがあったぞ。
　それは父の存命時、そしてまだまだ父が元気であったころ、外で作業をしていて蜂に刺されたことがあった。急いで患部に薬を塗ってあげたキヨちゃん。痛みに強い父が珍しく、
　「グッ！がいに沁みるぞ。」
と声を上げた。
　「我慢しない。沁みるのが効くんじゃ。」
とキヨちゃん。しかし、その薬を見るとそれは筋肉痛の薬だった。
　果たして、今夜私に塗ろうとしたのも同じ消炎鎮痛剤だった。怖い怖い・・・。

ここをクリックしてお立ち寄りください