すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

我が家のお水事情。

2024-01-26 10:11:03 | ひとりごと
 我が家は山の暮らしなので、昔から湧き水を利用している。それこそ子供の頃は水道なんて無かったし、途中で水道水が来るようになっても、その頃のレベルではポンプでなかなか上がらず度々不具合が出ていた。
 子供の頃は水も滔々と来ていて不自由なかったし、そのまま飲料水として煮沸もせず飲んでいた。
 ところがある時から徐々に水が減り(おそらくボーリングなどで水の道が変わったのではと思われる)、ついには涸れてしまった。幸いすぐ近くにボーリング後に沢山水が出るようになり、土地の持ち主に許可を得てお水を頂けることになった。
 ただ新しく水を引く際に水質検査をしたところ、煮沸すれば飲料可とのレベルで、それ以降は調理の際は水道水に切り替え、洗濯や風呂には山水を使うようにしてきた。
 さて、山水にしても水道水にしても冬に困るのが凍結だ。なので昔から氷点下になる夜は、ちょろちょろと水を出したままにしておくのだが、それはいつも山水で行っていた。お風呂、台所の2カ所だ。
 しかし、その戴いているお水まで最近は恐ろしい程に減ってしまい、あれほどどんどん流れて来ていた水が、この程度である。

     

 なので、お風呂と洗濯をすると丸一日待ってもタンクいっぱいにならない。これは雨や雪が不足していることにもよるのだろう。
 そこで困ったのが凍結対策だ。水が止まっては困るのだが、このレベルの水を出したままにしていれば、間違いなく途中で止まりそのまま凍結してしまう。やむなく一昨日の夜は水道水のまま、細く水を出し、鍋や風呂に溜めて翌日使うようにした。
 すると昨日丁度水道水の検針があり、先月の倍近く、前年の同月よりは倍以上の使用量になっており、初めて基本料金を大幅にオーバーしての請求が来た。そう、今までは調理以外はほとんど使わないので基本料金以内だったのだ。少なくなって丸一日出ない日は、洗濯に使うこともあったが、それでも超えたことは無かった。
 水は大切である。お金がいくらかかっても仕方ないとは思うが、これはうちだけの問題なんだろうか?山や木を大事にしていかなくてはと思う。本末転倒の太陽光パネルを見るたび、本当の意味でのSDGsって何だろう?と思う今日この頃である。


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コメント (2)
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