すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

柑橘系の果物とキヨちゃん。

2024-01-28 19:53:50 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんは酢の物は大好きだが、果物の酸っぱさが苦手だ。と言ってもレモンのような誰でも酸っぱいと感じる物ばかりではなく、私たちが絶対に甘いと感じるものでもキヨちゃんの中ではかなり酸っぱさを感じるらしい。
 特にイチゴとみかんは苦手だ。そのくせ、ケーキはイチゴのショートケーキを選びイチゴを残すという・・・。そして蜜柑は八朔などは食べることもあるが、温州みかんは余程糖度が高くないと食べない。しかし柑橘系はその甘みと酸味のバランスがいいわけで、なかなか甘いばかり感じるものは無い。
 さて、昨日はカラオケだったのでいつものようにおやつを作っていた。本当は以前失敗した串団子をリベンジしたくて、前よりかなり緩めに生地を作ったのだが、それでも仕上がりはかなりもっさりと硬くなり、
 「こんなものは人様に食べさせられない。」
と急遽パウンドケーキに変更した。

     

 そして今日作った失敗団子がもったいないので、小豆を煮てぜんざいにリメイクしてみた。

     

それでもお餅や白玉団子のように柔らかくはならないが、まあ何とか食べられる状態にはなった。
 そのぜんざいを作っておいて、午後のおやつにしようと火を止めて、私は頂き物の「でこぽん」を食べていた。これは近所の人の畑で出来たお蜜柑だが、とても甘いものもあればかなり酸っぱいものもあって、今日のは顔をゆがめないと無理なくらい、結構な酸味があった。
 ところが、それを見ていたキヨちゃん。何を思ったのか、
 「酸っぱいか?」
と食べてみようとするではないか。いや、普通の蜜柑でも酸っぱいと感じるのに、私が酸っぱいのだからとんでもなく酸っぱいはず。だから一応そう説明して止めてみたのだが、怖いもの見たさ・・・って奴だろうか、どうしてみひと房食べてみたいと言う。
 そして案の定一口食べた途端、顔をしかめて、ギョーギョーえずくほどで、
 「すず!芋かなんか甘いものくれ!」
と言い出した。急に言われて蒸かし芋が間に合うはずもなく、ぜんざいはあるが冷えている。しかし、
 「冷たいのでええけん、ぜんざい!」
と言うので、冷たいぜんざいでおやつになった。
 まあ甘いものあって良かったが、何でチャレンジしたかなあ???


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コメント (2)
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