すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

台風、大丈夫ですか?

2007-07-15 06:26:08 | ひとりごと
 夜勤の間はまだ大雨だけで、台風の影響はなかった。
 「今日はお布団干してなあ。」
 「(おばあちゃん)、今日は台風じゃけん、それは無理ですよ~」
 「そうか、たいそい(面倒くさいの方言)か・・・。」
 「いや、たいそいじゃなくて、台風。」
こんなほほえましい「天然会話」を繰り広げたくらいだ。
 昨日の遅出さんや夜勤さんは大変だったろう。以前停電の中の夜勤はとても不便だった。自家発電もなく懐中電灯でのおむつ換えは・・・。ロウソクの下の記録は・・・。
 夜勤明けの私は、早めに仮眠をとった。夜眠れなくなるかもしれなかったからだ。夜中の停電の可能性を考え、父もいつもより3時間もはやく透析を開始した。ところが、1回目の排液と注液を終えたところで、停電。もし復活したとしても、これから台風が来るのだから、またいつなるかもしれない。コールセンターに電話し、とりあえず中止した。皮肉なことに、1時間もしないうちに復旧し、それ以降停電しなかったのだが・・・。
 警報はまだ続いているし、まだ風も雨も残っているが、どうやらたいした被害はなさそうだ。以前家の前後の木が倒れて身動き出来なかったことがあった。会社に通勤するのに、チェーンソーで木を伐採しながら来た強者介護士もいた。(ちなみに二の腕噛まれて歯の方が折れたのも、この方ね・・・)目の前の家に帰るのに、高知まで行って、愛媛経由で帰ったこともあった。だから、ましなほうだろう。
 まだ、雨は降っている。早明浦ダムが(あの30パーセントを切った)が夕べ放流したくらいだから、すごく降ったには違いない。だから、風はともかく地盤がゆるんでいるのだから、土砂災害の危険はあるわけで、油断は出来ない。
 みなさまのところは、大丈夫でしたか?みなさまの無事をお祈りします。また被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。

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大雨ですねえ・・・。

2007-07-13 05:13:34 | ひとりごと
 愛猫がいつものごとく「おなかすいた」「おしっこ」と起こすもので、こんな早朝から更新している。何も起きたからパソコンをいじっているわけではない。また、猫がパソコンを立ち上げたからだ・・・。
 台風が来そうな気配で、かなり雨が降っている。水不足の四国には、恵みの雨には違いないが、これ以上降るのはやはり恐い。
 困ったことに、うちの猫はどんなに天候が悪くても、外でないと排泄出来ない。前の台風の時もトイレでは出来ず、飛ばされそうになりながら庭に出て、戻るに戻れず屋根裏で過ごした。こちらも不安で眠れなかったものだ。
 さて、今日は私は夜勤である。時間的に一番雨のひどい時間に出勤となりそうだ。それも不安だし、そんな夜の夜勤も不安。またそんな夜に自宅に透析をしている親を残して仕事するのも不安だ。停電ともなれば、機械が止まるわけで・・・。そして、夜勤の晩は外で過ごす猫の事も不安だ・・・。
 雨は欲しいけど、災害はいらない。どうか恵みの雨止まりでありますように・・・なんて都合のいいお願いばかりしてしまうのである。

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長い待ち時間

2007-07-09 22:23:29 | ひとりごと
 本日、父の通院日だった。来週の月曜が祭日であるから、その分振り分けられて、ひどく混んでいた。最低予約の1時間待ち。
 まずは先月から通院することになった循環器。順番がくるとナースが一言
 「今日調子悪いんですか?」
・・・・?
 「いえ、受診日なので・・・。」
そしてドクターが一言
 「今日はどういましたあ?」
・・・?
 「いや、受診日ですし。来週が祭日なので5週目と3週目のどちらがいいか聞かれまして、せんせいが心配なので3週目にしろと・・・。」
 「どういう経緯で、僕のところに来たの?」
・・・?てか、これ何の質問でしょう?と不審がりながら先月の経緯を説明する。
 「ああ、ああ。そうだった、思い出した・・・。けど、おかしいなあ?そんなやりとりがあったのに、カルテに記載がいっさい無いのよ。受診したことすらない。なんでやろ?」
・・・。それはこっちが聞きたい。
 結局、カルテが2種類あったのだが、入れ替わりが激しい病院なのだし、ちゃんと申し送ってほしい。せんせいもびっくりしただろうが、こっちはもっとびっくりしたのだから。これ年寄りだけで受診していたら、どうなっていただろう?
 さらに待つこと数時間。呼吸器。受診はわずか2分。大きな病院はこれがしんどいのだ。まあ、今日はことさら混んでいたのだから仕方はない。
 疲れがピークの中、会計をしようと母からかばんを預かって開けてみて驚いた。呼吸器の予約券が入っているではないか・・・。さては受付をしたキヨちゃんが、片方だけ出してこちらを出し忘れたようだった。そりゃあ、待たされても文句は言えない。よく診てくれたものだ。
 病院と母とに振り回された私と父であった・・・。

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二日酔い・・・かな?

2007-07-07 09:45:16 | ひとりごと
 ゆうべ、久しぶりに同級生と飲んだ。同窓会の打ち合わせをかねてではあったが、2軒をはしごして、しっかり午前様も午前様になってしまった。
 お酒は嫌いな方ではないが、年齢なのか年々弱くなる。二日酔いなのか、ただ単に胃に堪えただけなのか、今日はどんよりしている。
 そのくせ、お肌はいつも以上にちゅるんちゅるんしているのだから、不思議だ。酒のお陰か同級生との楽しい時間のお陰か、胃の曇天とお肌の晴天が混在している。
 同級生と言っても、もう20年も逢っていない人もいる。子供の頃のイメージしかないから、色んな意味で裏切られておもしろい。社長の風格がある「子」(私にしてみればやはり「子」である)、いいお父さんお母さんの「子」などなど。
 子供の頃、気づかなかった「良さ」を初めて知った「子」もいる。もともと素地が良かったのか、成長して苦労する内にすてきになったのか、とにかく発見であった。「同級生っていいな」と素直に思える。
 同窓会まで後少し。
 「みんなでニコニコして終われるような、そんないい同窓会にしような。」
同級生の言葉が胸にしみた・・・。

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お眠のキヨちゃん

2007-07-04 21:04:04 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんは、とにかくよく眠る。日の出と共に目覚めるのだから、早くから眠いのは当然ではある。そして、一旦寝てしまうと、自ら目覚める時間が来ない限り、まず起きない。
 夜中に父が不調を訴えることがある。しかし、運悪く深い眠りに落ちている時間に当たってしまったら、呼んだくらいでは起きないのだ。
 そんな時父は、迷わず私の携帯を鳴らす。寝室から飛んでいくと、タイミング良く目覚めたであろうキヨちゃんが、まるでずっとそうしていたかのように背中をさすっていた。
そして、私を見るなり
 「ふぁ・・、おひゃへりぃ(あ、お帰り)」
と言った。寝起きなのがばればれである。
 奇跡的にというか、本人たちの気合いなのか、私が夜勤などで不在の時には父の不調がほとんどなく、また彼女も目覚めるらしいから、今のところは支障無くきている。
 先日は夜遅くに帰宅した。遅くなることは分かっていたから、玄関の鍵は持っている。ところが、鍵穴に私の鍵がどうしても合わないのだ。それもそのはず、玄関のドアの鍵が故障したので取り替えていたのだ。それなら、新しい鍵をどこかに隠してくれているとか、裏口があいているとか、何かしらの対応が考えられるが、さすがはキヨちゃん、こんな時に限ってきっちり戸締まりしている。
 そこで困ったのが、その時間夫婦揃って眠っているのである。しかたなく電話をかけた。しばらくして、枕元の電話を父がとった。そして母を起こして事なきを得た。すんなり目覚めてくれて良かった。父は透析中で動けないのだから。
 朝、キヨちゃんはこう言った。
 「父ちゃん、勘ええよなあ!お前が帰ったのすぐ分かった。」
・・・。もちろん、電話の音など聞こえるはずもないキヨちゃんであった。

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愛犬の思い出

2007-07-02 06:50:08 | ひとりごと
 愛犬を亡くしてしばらくたつ。悲しみが癒えたわけではないが、寂しさにも慣れてきた。ただ、真夜中に帰宅すると、今でもしっぽを振って待っていてくれる気がする。
 少し落ち着いたので、思い出の写真を少しアップしたい。(携帯からは見えないのかな?ごめんなさい)


我が家に来た日。父の懐が大好きで、ボールが宝物だった。


芝生が大好き。


鼻パクが得意だった。飼い主のいたずらで、眉毛みたいにいりこを乗せられても、辛抱よく「待て」をしてた。



うとうと・・・。ひだまりでまどろむあなたが愛しかった。


そして終末・・・。いっぱい思い出をありがとう。




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