すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

背比べ

2009-09-16 20:12:15 | ひとりごと
 我が家のゴーヤがあんまり見事なので写真に撮ってみた。しかし、この写真が会社で物議を醸している。
 はたして、ゴーヤが大きいのか。はたまたキヨちゃんが小さいのか。
 真実のほどはいかに・・・。


にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キヨちゃんと買い物

2009-09-14 20:17:03 | うちのキヨちゃん
 今日はキヨちゃんと午前中に買い物に出た。来月父の一周忌には九州からお客様も来るので、布団を買いたいというのだ。そこで、愛媛県四国中央市まで出かけた。うちのあたりは四国の真中あたりなので、どの県へ出ても同じような近さである。
 行く途中、
 「母ちゃん今日は、ここのうどん食べたい。」
とリクエストがあった。そこは道中にある「水車」という店である。うどんがおいしいと評判で、私も何度か寄ったことがあるが、遠いのでわざわざ行くこともなくしばらく食べてなかった。だから、帰りにそこでランチと言う約束になった。
 まずフジグランでお買い物。布団は意外に悩むこともなくすぐお手頃な物が見つかった。その後、キッチンマット、バスマットを探したが思う柄とサイズがなく、お得意の「しまむら」に出かけた。キヨちゃんをしまむらに下ろして、私はケーズデンキプラズマブラスターを見に行った。先日テレビで保坂尚希さんが紹介していて気になっていたのだ。ちゃんと換気していてもクローゼットの中でカビが出たこともあるからだ。それと、まめにシャンプーしたり掃除しても気になるペット臭。もともと父用に空気清浄機は買ってあったが、大きくて邪魔になる。これは除菌出来るし何より小さいのが良い。ただ、1畳用なんだけど。
 それを買ってしまむらに戻る。キヨちゃんと合流してマットを購入。ちょっと上品なお花がらと、猫の後ろ姿を描いたポップなものなどだ。それから大急ぎで食材を買ってレジを通ると、
 「パン買うて。うどんまでもたない。」
とキヨちゃん。そこで菓子パン購入。
 車に乗って帰り道二人でパンをほうばった。あれだけ「パン」と言っていたくせに
 「こんなん食べたらうどん入らんかな。」
と半分で止めていた。
 そして約束通り水車でうどん。水車うどんという、山菜、あげ、たまご、野菜天ぷら、牛肉などが少しずつ入っていてお出しがとっても美味しかった。700円。
 「苦しい。お腹いっぱいじゃ。」
そう言うほど満腹だったが、家に着くなりキヨちゃんは残りのあんパンを食べていた。
 ああ、食欲の秋。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

曇りガラス

2009-09-12 21:07:19 | ひとりごと
 窓ガラスに 息を吹きかけて
 ほんの少し 世界を曇らせるのが好き
 好き通った冬の街は嫌い
 何もかもが 寒々とたたずんでいるから
 
 見えないことが不安だったあの頃
 何もかも 握りこぶしで拭い去ってた
 でも あなたの心の中だけは
 見なければ良かったのに・・・

 真実が真実である必要なんて
 どこにもないのだって判ってきた今
 窓ガラスに 息を吹きかけて
 ほんの少し 世界を曇らせるのが好き

 嫌なことに目を閉じるのではなくて
 気付かずに過ぎていくことが
 あるいは 幸せなのかもしれないから

*走り書きシリーズです。若いなあ・・・と思います。当時としては若くなくなったと感じて作った詩なのですが・・・。

にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋がいっぱい

2009-09-10 21:05:37 | ひとりごと
 朝夕めっきり涼しくなってきた。先日アップした彼岸花も花開いた。そのうちそこらじゅうで花が咲いて、赤く染まることだろう。
 今日は親戚から栗をたくさんもらった。しかもちゃんと塩茹でしてあるのだ。至れり尽くせりである。
 昔は我が家にも栗畑があって、秋にはたくさんの収穫があったが、それらは出荷していたので家で食べられるのは「虫食い」だけだった。虫食いは当然味が悪い。だから甘辛く炊いたものが主流だった。それはそれで美味しいが、私は塩味が好きだ。
 それから例のカボチャは写真を撮る前に、キヨちゃんにカットされてしまった。断面をみてお分かりのように、種がない。種は先っちょの丸い部分にしかないのだ。すごくお得な作りである。
 キヨちゃんはシンプルに煮た。味はえびすナンキンより栗ナンキンに近い。ちょっと若かったが甘みもあった。
 また、夏大活躍だったゴーヤ。もう終わったと思ってから、さらに出来続け、大きい物はキヨちゃんの半分くらいある(嘘です。でも頭から胸の上くらいまではあります。)家で定番はなすびとの味噌炒めだったが、この夏から秋にかけてはお浸しが定番だ。さっと湯通しして水にさらす。水気を切ったら醤油、味の素少々、隠し味にごま油数滴、そして鰹節で合える。もうあっさりしてこれがあったら何もいらないくらいだ。毎日キヨちゃんと1本は食べている。量作れば一人で1本大丈夫かも・・・。
 興味があったら是非お試しを。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男しぃっちゃ

2009-09-09 21:25:59 | じいとんばあ
うっちゃ 熱あったって じいやん風呂に入れないかんけん
息子らあ 無理するなぁ 無理するなぁったって
うちが 無理せな だれが世話するんで

笑いながら 言うけれど
きっと 体は悲鳴を上げてる

心配じゃぁ 言うたって 
忙しい忙しいて 家にも寄りつかん
じいやんはじいやんで
おらぁの世話は お前がせえと関白じゃ

男の人は 甘えん坊
いつまでも 奥さんに甘えてて
いつまでも お母さんに甘えてて・・・
いつまでも若いって いつまでも元気だって信じてる

男しいっちゃ 弱ったもんじゃ
そんな ばあやんの独り言
笑えるうちに 助けてあげて
ばあやん 倒れたら・・・
どうするの・・・?

にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すり替え

2009-09-08 21:29:15 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんは話をいい加減に聞く。もちろん耳が遠いせいもある。そして
 「聞こえない」
 「分からない」
というのが、相手に悪いな・・・と思うせいもあるだろうが、だれよりも分かったように返答をする。先日書いた整体での
 「心臓が内臓の中で唯一・・・
の下りでもお分かりだろう。
 そして、知らない言葉や聞こえなかった部分は適当にすり替えてしまうのだ。
 この前も整体の後、キヨちゃんはあれこれ話した。
 「母ちゃんな、先生が言うにはそこらじゅう血管が詰まっとるんじゃって。」
おそらくリンパの事だろう。そこらじゅう血管が詰まっていたら問題である。
 またこの前テレビで生体肝移植を取り上げていた。その中で兄弟から腎臓をもらった話をしていた。そこでもキヨちゃんは迷いもせずこう言った。
 「へえ・・・。この人お兄さんから心臓もろうたんじゃ。」
・・・。死んでしまうがな。

にほんブログ村 介護ブログ 介護職へここをクリックしてお立ち寄りください。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の気配

2009-09-07 22:07:46 | ひとりごと
 まだまだ日中は暑いが、朝夕は秋らしくなってきた。昼うるさく蝉の声がしているが、夜の虫の声は本当に涼しげだ。
 少しずつ秋らしくなっている。彼岸花もつぼみをつけた。秋は大好きな季節であるが、以前会社の先輩から
 「秋が好きなのは若いうちだけよ。歳をとるとあの切なさが耐えられなくなる。」
と言われたことがある。その言葉の意味が年々理解できるようになってきた。
 もともと夏の祭りの後や、クリスマスの終わりなど、何とも言えない切なさが私は好きだった。しかし、確かにその切なさが身にしみるようになってきた。
 それでも・・・。やはり秋は大好きだ。この切なさと同じくらい、心楽しいこともある。秋・・・みなさんはどんな思いで迎えられましたか?

*かぼちゃ・・・もうすぐ収穫です。へちまのような形の変わったかぼちゃです。美味しいのですよ。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピンクの気持ち

2009-09-06 21:24:45 | ひとりごと
 父の事をいつまでも小さな弟として心配し続けた父の姉は、齢90を過ぎても元気な人だったが、ここ1~2年でかなり認知症状が進んだ。
 父が四輪車で行った時も一緒にお参りできたし、一緒に山にも連れて行った。しかし、父の死を受け入れることは出来なかった。 
 毎回父を心配し
 「早ぅ帰れ。父ちゃん頼む。」
そう言っては泣く。そしてある時は父の死を思い出しては泣く。
 苦労のし通しの人だった。けれどいつでも
 「ありがたい。幸せだ。」
としか言わない人だった。その反動なのか、今は哀しみが押し寄せている。
 父の死を受け入れられないなら、そのままにしておこうと思い、思いだした時は思いだしたように合わせていた。
 その叔母が父に会いたい、あるいは父の墓前に参りたいと毎日言っているという。
 「連れてきて、参らせてあげたら納得するんじゃないか。」
母はそういう。どうしてあげればいいのだろう。新たな哀しみを増やすことにはならないだろうか。

2009/9/6の記事
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時の流れ

2009-09-05 21:29:47 | ひとりごと
静かに流れていくのは 時間だけでしょうか
何者にも見とがめられることなく
ひそやかに 大地に浸み込んだ水が
人知れず こんこんと湧き出でるように
私の思いもいつか 貴方の心へと浸み渡り
震えるほどの想いを 溢れさせることが出来るものなら・・・

こうして時を重ねて
それが当たり前であるかのように
同じ泉の水を口にして
同じ空を眺めながら
穏やかな時を過ごせるものなら・・・

けれど
静かに流れていくのは 時間だけでしょうか
さらさらと流れ出す想いは
いたずらに流れ続け 行き場を見失うのでしょうか
時を待つ小心者は忘れ去られ
手ごたえを求める性急さは拒まれる
時の流れに身を任せることほど
難しい事はないのかも知れません

ああ
静かに流れていくのは 時間だけでしょうか
同じ方向へと誘(いざな)われながら
僅かずつ距離をせばめていると思うのは
ひとりよがりでしょうか


*走り書きシリーズです。片思い・・・。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

二の腕・・・

2009-09-04 21:24:18 | ひとりごと
 私はいわゆるぽっちゃりさんではない。女の子の、例えば柳原可奈子ちゃんのようなぽっちゃりさんは、女から見てもかわいいなあ・・・と思う。
 残念ながら私は細くもないのだが、ぽっちゃりさんでもない。「逞しく」太っているのである。
 先日整体の時に、腕を蚊に刺されていた。赤くぷっくりはしていたが先生が
 「アレルギーありますか?ひどく腫れてますね。」
と言った時はちょっとショックだった。たぶん、蚊にさされた部分は小さくて、後は絶対私の二の腕である。
 会社で同僚の女の子にその話をしたら、
 「え?どこどこ?」
と蚊に刺されたところを聞かれたので、Tシャツをめくって見せていた。
 「確かに刺されたところは小さいよね。」
などと笑っていたが、しばらく私の二の腕を見ていた彼女がこう言った。
 「すずちゃん・・・。佐々木健介みたい・・・。」
・・・・。せ、せめて北斗晶さんの方にしてほしかった・・・。

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする