すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

Withすずしろ ~ごちそうさまメール~

2013-12-18 20:40:36 | With すずしろ
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『ごちそうさまメール』

なるほど…
そっかぁ。
メールの文字のボリュームで、一喜一憂させてたなんて。

自信作の日も、そうでない日も、あるいは手抜きであろう日(^_-)も、毎日おいしく感謝していただいてますよ(^_^)

朝早くからの、ううん前の晩からのすずの愛がいっぱい詰まってるんだもん。

そしてね、毎日「ごちそうさま」だけじゃそれに応えられてないんじゃないかと思うの、ね。

だから時間に余裕のある日には、いっぱいメールしたいだけ。毎日できればいいんだろうけど…

だから、これからもよろしくお願いしますね。すず。


※ やはり載せてしまうと、バカップルやわ(^^ゞ
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正直者キヨちゃん

2013-12-17 19:40:32 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんは素直である。感情は隠さずすぐ涙する。分かりやすいと言えば分かりやすい。
 まあ、この前の落ち葉拾い事件?のように、こっそり逃げ帰ってくることもあるのだが(笑)、概ね正直者でもある。
 さて、今日キヨちゃんは髪を染めに行った。その帰りに近くの店に買い物に寄ったのだ。この店は、昔から知っている店で、先代からよく行く店である。だから、店員さんや若奥さんのこともキヨちゃんは良く知っているわけである。
 帰ってきたキヨちゃんは、
 「奥さんもいい商売人になったなあ・・・。」
としみじみ言った。キヨちゃんにしてみたら、まだ商売慣れしていない頃の彼女も知っているのだな・・・と思いながら話を聞いた。
 「今日、カーネーションが綺麗だったけん、買おうかどうしょうか悩んでな。触ったら蕾がひとつ取れてしもたんよ。」
あらあらである。
 「ほんでな、まあごめんよ、うち折ってしもうたけん買うわって言うたんよ。」
おおお、正直じゃないか。
 「ほしたら、ほんならまた折れたらいかんけん私が取ってあげるわ~って取ってくれたんよ。高かったけど、母ちゃんが悪いんじゃけん2本買うた。」
と言う。
 さて、この流れから彼女のどこが「商売人」なのだ。親切に取ってくれたことなのか?そう考えていると、キヨちゃんは真面目くさってこう言った。
 「ほんでもなあ、(折れた花なのに)値引きはしてくれなんだわ。」
・・・・。
 「当り前じゃ!」
そう突っ込むと、カラカラ笑いながらキヨちゃんは、
 「ほりゃ~ほうじゃな~。」
と言った。
 正直で、ものすごく厚かましいキヨちゃんである。

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ごちそうさまメール

2013-12-16 21:33:53 | ひとりごと
 うちのくりりんは、結婚する前からメールがマメだった。いつもメールが丁寧で嬉しかった。それは結婚してからも同じで、お昼休みのメールと帰る前には必ずメールをくれる。
 その毎日のメールは、お弁当に対する「ごちそうさま」メールなのだが、その日の出来が良かろうが酷かろうが、必ず 
 「おいしかった」
 「ごちそうさま」
とメールが来る。
 しかし、人間正直なもので、好物の時や出来が良かったであろう日はメールの内容が丁寧だったり、テンションが高かったりする。それを見て、
 「ああ、今日は美味しかったんだな。」
 「今日はだめか~。」
と判断する。
 たまに自信作の日にリアクションが少ないと、何がいけないのだろうと考えたりする。
 それでも、毎日欠かさずメールをくれるのだから、やっぱり優しい人ではある。

*昨日のお弁当。ヒレカツ自信作だったんだけどなあ・・・。


*今日のお弁当。今日は全部好きらしい。


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年賀状作り

2013-12-14 19:02:51 | ひとりごと
 そろそろ年賀状を作らなくてはいけない。キヨちゃんの喪中はがきは既に出した。まあ、前の時(ふみこあいやんが亡くなった時)はキヨちゃんの名前を抜いて出して、来た人に寒中見舞いを出した。今回は前もってお断りすると言うので出した。だからキヨちゃん抜きのバージョンを作る。
 今年はくりりんがいるので、一緒に作るのだがそれぞれ今までのやり方、こだわり方があって、同じというわけにはいかない。
 そもそも私も初めはすべて手書きだった。下手くそでも全部イラストを書いて水彩で色をつけていた。その内、プリントごっこ(懐かしい)になり、パソコンになり。そして住所もパソコン頼り。
 しかし、全部印刷は嫌なので必ず一言でも手書きの文章を入れるのが私。くりりんの場合は、更に住所も必ず手書きが基本。だから住所録を使えば簡単というわけにいかない。
 しかも、今回はこの年賀状で結婚を知らせる人も多く、くりりんは手書きじゃない基本の文章にもそれを入れたいので、同じではダメと言う事になった。
 ただ、パソコンの基本設定はしてくれるので、前よりは良いものが作れるだろう。でもくりりんのを見たら、私も書き込みしたくなるかも・・・。どうしようかな?
 そんな事を思って出勤したら、93歳になる担当様が喪中はがきを手書きで120枚書いたと聞く。爪の垢をいただかなきゃ・・・。


*今日のお弁当(シャケはエリンギとのバター蒸し)



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何もかも値上げ

2013-12-13 21:56:05 | ひとりごと
 薄給で頑張っているくりりん、残業しても手当なしの私、年金暮らしのキヨちゃん。実のところ、もっと大変な人は山ほどいるわけで、食べるに困らないねずみ年のくりりんと、お金に困らない(はずの)へび年の私。贅沢しなければ苦しいほどではない。
 にしても・・・だ。何だって何でもかんでも値上げするのだ。消費税も痛いが、ガソリンや灯油も痛い。とにかく値上げ前に・・・と、キヨちゃんは今日ドラム缶と灯油缶で1年分買い込んだ。
 生活費のほとんどは私たちが払う事にしているが、キヨちゃんなりに
 「これは私が払う」
と決めているものがあり、それについては甘えていた。
 しかし流石に3万円近くになると、キヨちゃんも格好つけてもいられなくなり、
 「半分払って。」
と言ってきた。当然である。まあ、ほぼ私たちが使う燃料ではある。
 こうして3人の生活だから、足し算ほどはかからない。本当の独居生活者や年金生活者はたまったものではない。
 いつだって、弱いところにしわ寄せが来る気がする。7億円なんてどうでもいいので、もう少しみんなが楽に暮らせればいいのに・・・。

*今日のお弁当。魚を三枚に下ろすのは苦手だ。



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やっぱり手術かあ・・・

2013-12-12 18:37:47 | ひとりごと
 今日は整形外科の受診日だった。くりりんがお休みを合わせてくれていたので、一緒に行ってくれる予定だった。だから揃って休み前の夜更かしが出来るので、年賀状の下準備と、キヨちゃんは実姉が亡くなっているので、喪中はがきを出してほしいと言うのでその準備をした。
 ごく簡単にプリントできるはずが、ネットで買ったリサイクルインクが2本とも不良品で印刷できない。初めは不具合かとあれこれ試したので時間もかかった。結局くりりんのプリンターに換えたら、今度はプリンターがすごい音を出しながら何度も止まった。
 そんなこんなで寝たのは2時過ぎ。朝はふたりとも起きられず、7時前にようやく起きた。実はくりりん、二日前に軽い捻挫をしており、今は私がリュウの散歩をしている。だから朝は凄く忙しい。
 診療は15時半予約だったので、朝のうちに家事を済ませて、くりりんは車のタイヤを冬用に換えてくれ、ボイラーの灯油を足してくれた。私はキヨちゃんのおつかいや落ち葉掃きなどを済ませ、昼ご飯を食べて墓参りをしてから出掛けた。
 病院の前に大掃除のための準備物を購入してから病院へ。今日は空いていたのですぐに診てくれた。紹介状の返事(検査結果)を読みながら、
 「やっぱり手術ですかね。」
と医師は言った。・・・やっぱりかあ・・・。
 注射も効かない。服薬も効かない。このまま放置したらしびれは酷いままだし、そのうち掌も痩せてくると言うし、やった方がいいのかもしれない。
 「あの、どのくらいですか?」
 「時間?」
 「はい。」
 「20分位だよ。日帰りで出来る。でも、1週間は水仕事できないし、力仕事はもっと先まで出来ない。」
 聞くまでもなく、手の手術なのだから想像はしていたが、やはり不便だ。
 「あの、ゴム手袋して家事とかは?」
 「あ~、前に大丈夫と思って許したら、蒸れて傷がふさがらなかった人がいてね。やっぱりダメです。」
え~~~。
 「あの、日常的に手洗いとか、お風呂とかは?」
 「フィルム保護するので、こすったりしなければ大丈夫ですよ。でも水仕事はダメ。」
 「運転とか、パソコンとかは?」
 「していいですよ。後は本人が痛みにどのくらい我慢できるかですけどね。」
・・・・。
 医師は、すぐにでも予約を入れてくれそうな感じだったが、とにかく家のことはキヨちゃんと相談だし、まず、仕事にも不便さがありそうだし、会社にも相談が必要だ。何にしても大掃除のあるこの時期、水仕事なしは無理だし、今月は監査もある。早くて年明けだな・・・。
 くりりんに結果を話すと、
 「不便でもこれから先を考えたらしたほうがいいね。」
と言った。そして「優しい」くりりんは、
 「手術後1週間はお弁当はいいからね。」
と言った。
 「・・・あたりまえじゃ!」
 「え?当たり前なの?」
・・・。くりりん、あんたは「キヨちゃん」か・・・。



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キヨちゃんの失敗?

2013-12-11 19:37:55 | うちのキヨちゃん
 キヨちゃんは心配症である。元々は私が子供の頃よく怪我をしたり、危ない目にあったせいもあるのだと思うが、それはないだろうという心配までする。
 中学生くらいだったか、一緒に山を歩いていると、ちょうど山が崩れて少し窪んだ場所があった。それを見るなり、
 「こんな穴があっても入られんよ。」
と言ったのだ。いくらなんでも女子中学生に言う話ではない。
 さて、先日くりりんがお休みの日のことである。私が仕事から戻ると、くりりんは母屋でテレビを見ていた。キヨちゃんはお風呂。しばらくしてお風呂から上がったキヨちゃんは、くりりんにお風呂を勧めようと離れに声をかけに行った。
 すると電気は消えているしくりりんはいない。ここで、勝手な想像が巡る。こんな時間から買い物に出たのだろうか。車の事故にでも巻き込まれたんじゃないか。ドキドキしながら表に出たら、車がある。おかしい、車があるのにいない。
 それから母屋に来てようやくくりりんを発見。
 「まあ・・くりちゃん。お母さんはとても心配したんよ。」
と一連の想像を披露する。そして、キヨちゃんは風呂上がりのパジャマを着る前、下着姿であった。
 心配症のキヨちゃんではあるが、しかし、まず初めに母屋だとは思うのだが?
 そして、また違う日。この季節は落ち葉がすごい。キヨちゃんと私、くりりんとキヨちゃん、そしてキヨちゃん単独の都合3回は家の周辺の落ち葉掃きをした。それはかなりの量であるから、のどかな童謡の様にはいかない。
 その日、ふと家の下を見ると独り黙々と掃除をする女性がいる。ああ、お隣さんがひとりでしてくれている・・・と思ったキヨちゃんは、大声で
 「○○ちゃ~ん!今行く!」
と声をかけた。しかし、すぐには動けない。家の用事をして出てみると、すでに彼女は下にはおらず、家の上の方に行ったらしい。姿は見えないがそこここに集めた木の葉が山盛りである。
 ここは手伝わなきゃ・・・と、箒をもってその落ち葉をせっせと山へ捨てる作業をした。そして3つめの山になった時にふと考えた。
 果たしてさっきの人は、本当にお隣さんだったか?そして、もしかして、いや、かなりの確率で、この落ち葉は捨てるのではなく、堆肥にするために持ち帰ろうと集めたのじゃないか???
 キヨちゃんは「やばい」と感じ、一目散に逃げ帰ってきた。果たして落ち葉はきちんと袋詰めされ、翌日には無くなっていた。ごめんなさいである。


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愛されキャラ、キヨちゃん

2013-12-10 21:20:22 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんは「得な」性格である。そのキャラからか、色んな人のお世話になる。
 今日はくりりんの出勤時に、車に乗せてもらって補聴器の点検に行った。その後、シルバーさんの支払いをしに市役所に行ったのだが、支払う場所は市役所ではなく農協だと教えられる。
 しかし、今まで地元の支所しか行った事がなく、市役所も初めてのキヨちゃんに、隣町の農協が分かるはずもない。
 「私、市役所も初めてで、農協もどこにあるか知らんのです。どこですか?」
と聞くと、親切に地図を書いてくれた。しかし、私の知る限りキヨちゃんの足で歩いて行くにはちょっと遠い。
 そんなやり取りを聞いていた、これまた市役所に来ていた見知らぬおじさんが、
 「わしも今から農協行くけん、軽トラで送ってあげるわ。危ないけん、出んと待っときなよ。」
と声をかけてくれ、農協まで連れて行ってくれたのだ。
 さて、農協で支払いを済ませた後、ふと気がついた。行きは良い良い、帰りは???である。車で来たものだから帰り道は当然分からない。事情を話して農協の若い男の子に地図を書いてもらう。すると、職員さんは書くのをやめて、
 「おばちゃん、僕送って行くわ。」
と車で送ってくれると言うのだ。さすがにキヨちゃんも、
 「いや、仕事中じゃのに、ほれは悪い。」
と断ったそうだが、結局親切に甘えることにした。車から降りてお礼を言うと、
 「毎度ありがとうございます。これからも宜しくお願いしますね。」
と言ってくれたらしい。
 返す返す、親切に感謝である。キヨちゃんはこうしていつも助けてもらえる。そんな愛されキャラのキヨちゃんが、なぜ、家では色々やるのか不思議である。
 その話は、また明日。

*今日のお弁当。


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くろべえの戦利品

2013-12-09 21:38:44 | ひとりごと
 うちのくろべえはハンターである。ねずみやトカゲ、鳥も取ってくる。
 しかし、現代の家猫はハンティングだけが目的で、大体は得意げに自慢したら終わるのだが、うちのくろべえについては、「食べよう」と思っているので困ってしまう。
 だから、いつでも褒めたりなだめたりしながら取り上げて処分しなくてはならない。それでも、取り上げた後、
 「ニャーニャー(どこに持って行ったの?。」
と後追いをするので、困ってしまう。
 さて、先日家に帰るとキヨちゃんから報告があった。
 「くろべえなあ、今日うさぎ取ってきたんよ。」
 そうなのである。ねずみでもなく、野兎を取ってきたのである。しかし、これは初めてのことではなく実に3回目・・・いや、もしかしたら4回目の事である。
 一度目は、まだ父がいた頃で、
 「多分、病気だったか、何かにやられて死にかかっとったんだろう。」
と父も言っていたが、流石に2回目があると実力を認めざるを得なかった。
 そして、今回である。キヨちゃんは
 「なんせ、くろべえと大きさが同じくらいの山兎じゃけん、よろよろしながら家の中に入れようとして困ったんじゃ。」
と言っていた。にしても、くろべえと同じくらいとは凄すぎじゃないか?
 そう考えていると、キヨちゃんはこう言った。
 「お前後で終いしとけよ。」
えええ!処分は私ですか?
 「って、どこにあるの?」
 するとキヨちゃんは畑の手すりを指差した。そこにはレジ袋が・・・。
 「ほなって、母ちゃんが大きいこと言うと思われたらいかんけん、見てもらおうと思うて。うさぎ取った話も誰かに見てもらいとうて、車が通ったけん余程声掛けようかと思うたけど、仕事の車だったけん。」
 などなど・・・。そりゃあ、迷惑な話だからしなくてよかったのだが。結局自慢の品は私が「検閲」することになり・・・。話は半分だった。つまりくろべえの半分ほどの可愛いうさぎであった。ごめんなさい、うさぎちゃん。
 

 *今日のお弁当。


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GPファイナル~稀に見るドラマ~

2013-12-08 21:47:44 | ひとりごと
 フィギュアスケートのGPファイナルが終わった。
 一言で言うなら、何ともドラマチックで感動的な3日間だった。
 まず、高橋選手がけがで欠場と言う心配なニュースに始まる。おそらく、全日本やオリンピックを考えての棄権だったのだろうが、残念なのと同時に早く治してきっちりオリンピックに合わせて欲しいという思いにもなった。
 そのため繰り上がった織田選手。彼の分も頑張るという思いと、アピールする絶好の機会を貰ったと言う思いの中で、しっかり表彰台に乗った。これはかなりのアピール成功である。私個人としても、久しぶりに彼の柔らかい着氷を見て感激した。
 そして成長株の町田選手。優勝優勝でパトリックに次ぐ成績でのファイナル出場。見せることにこだわった演技派だが、魔物がいたのかSPでは最下位発進。直前の羽生選手の出来もプレッシャーだったかもしれない。そこから巻き返しての4位は素晴らしいと思う。
 そして何といっても羽生選手。SPでは鳥肌ものの世界歴代最高得点。100点近い点数をたたき出した。フリーでは悔しい転倒もあったが、それでも振り絞るような演技で涙を誘った。文句なしの優勝だと思う。
 そして真央ちゃん。SPでは念願のトリプルアクセルのクリアな着氷。ジャッジは回転不足だとか、出来栄え点の減点だとか厳しい判定をしたが、私たちにすれば完璧なアクセルだった。何より真央ちゃんの力になった。フリーでは2回ともアクセルはクリアではなかったが、それでもチャレンジは素晴らしいと思う。また、それ以外のジャンプやスピンは素晴らしく、演技にも艶があった。こちらも文句なしの優勝である。
 しかし、これほどドラマチックな試合もそうあるものではない。この試合に立ち会えた人たちは幸せである。ああ、返す返す観に行けなかったことが残念である。
 さて、次は全日本である。この試合が終わると、来年のオリンピックの代表が決まる。男女ともに最多3枠だが、今の日本には3枠では収まらないほどいい選手が揃っているのだから、選ぶのは大変だろう。
 私個人としても、どの選手にも出て欲しい。だが、やはり「集大成組」には出て欲しい。何にしてもまだまだドラマは終わらない。

*今日のお弁当。


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