あと三日で師走です。
師走といえばクリスマスがやってきます(←知ってるから!)。
画像は、グランドプリンスホテル赤坂のクリスマスツリーのイルミネーションです。弁慶橋から撮りました。
11月のはじめに、小学生300人ほどを動員して点灯式が行われました。
ひとりで三部屋の点灯をした生徒もいたようです。
話は少しそれますが、かつて弁慶橋の近くに小料理屋『清水』という日本料理店がありました。山崎豊子さんの小説『華麗なる一族』にも登場します。
「その夜、主計局次長の美馬は、いつもより少し早目に大蔵省を退庁した。二丁程、溜池の方へ歩いてから、タクシーを拾い、弁慶橋の小料理屋『染八』に向った」
小説の『染八』は、『清水』のことです。
その頃の『清水』は、弁慶橋のすぐ近くに一軒家を構えていました。
現在は、このグランドプリンスホテル赤坂の敷地内に、落ち着いた佇まいを今もとどめています。
古い小説から引用するよりも、麻生首相が夜毎お通いになる”お食事処”といったほうが分かりやすいかもしれません(笑)。
ところで、ワタクシがいつも(←たまに浮気しますが)利用しているホテルは、グランドプリンスホテル赤坂の向かいにあるホテルニューオータニです。
何より最大の利点は、地下鉄の赤坂見附と永田町の駅まで徒歩2分の立地条件です。さらにJR中央線の「四ツ谷」駅まで徒歩5分程度(←JRと地下鉄の四ツ谷だけが、どうして”ッ”が入るのか?どなたか教えてください!!)。
元サッカー選手の中西哲生さん(スポーツジャナリスト)がニューオータニで一ヶ月長期滞在したそうです。その時の印象を引用させていただきます。
「ニューオータニにした理由がひとつある。それは「ガーデンラウンジ」というカフェがあるからだ。(中略)大きさは幅50メートルくらいあると思う。天井もすごく高くて、8メートルくらいある。そして窓側は床から天井まで全面ガラス張りなのだ。そのガラスの向こうには、まさかそこが東京のど真ん中とは思えないような、手入れの行き届いた素晴らしい日本庭園が広がっている。日当たりが良くて、そのカフエの窓際にいると時間の経過を忘れる。心が安らぐ。昼過ぎから夕方まで、そのカフエでパソコンのキーを打つのが、僕にとって最高の時間なのだ。
来年もいろんなモノが買えるよう、がんばります!!」
『不安定な人生を選ぶこと』より
わたしもニューオータニの「ガーデンラウンジ」がお気に入りなんです。
理由は、窓際の2席だけが喫煙できるからです。
いつだったか、女優の淡路恵子さんにお会いしたのも、この席です。(←淡路さん、3分間にマルポロ5本もお喫いになりました!!)
「銀座の風月堂でさ、浅丘ルリちゃんとお茶飲んだの・・・あそこ全席禁煙じゃない!!なのにさ、ボーイさんがルリちゃんの前にそっと灰皿を置くのよ!!女優もあれくらいの女優にならなきゃね。ハア、ハア、ハア、ハア・・・・・」
「ガーデンラウンジ」の窓際2席も、ついに禁煙になりました。これで全席禁煙です。
それ以降、近くの「赤坂エクセルホテル東急(←旧赤坂東急ホテル)」の3階にある赤坂スクエアダイニングのテラスコーナーを利用しております。外堀通りに面し、待ち合わせには恰好だし、私にとってはタバコが喫える好適の場所です。
それと、ここのコーヒー結構いけますよ。コーヒーをのんで、ゆっくりとタバコをふかしてから、ニューオータニへトンボ帰りです。一日に3往復することもございます(笑)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます