Dream Gate ( 中野 浚次のブログ )   

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本日の一品   万願寺とうがらし塩焼き

2013-06-01 | 本日の○○

 

いつもよく行く茶屋町の和食やさんで生ホピーを注文。突出しに出されたのがトウガラシの塩焼き。

それも万願寺とうがらし、京野菜のブランドものだ。

話には聞いていたが、口にするのは始めてである。果肉は大きく分厚く、種が少なくて丸ごといただける。

元来とうがらしとは、辛いものだと思い込んでいた。

万願寺のものは、柔らかくてとても甘い。

地元では「万願寺甘唐」と呼ばれているらしい。その意味が頷ける気がする。

 

大正から昭和初期にかけて、京都は舞鶴市の万願寺地区で誕生した。

京は伏見系のとうがらしとカリフォルニア・ワンダー系のトウガラシとの掛け合わせだともいう。

外国系とうがらしの血統を持つとされながら、伝統的に生産されているから、「ブランド京野菜」として、その知名度は高い。


和食屋さんのママが「まあ云うたら とうがらしの王様やね。」

ママは、白い歯を見せて豪快に笑った。

 

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