近隣の町の秋祭りに行ってきました。
大塩(おおしお)天満宮の秋季例祭に奉納する獅子舞に堪能した一日でした。
獅子といえば、全国各地の神社で見られる神楽獅子をお思いでしょうが、大塩の獅子は、古来のままの野獅子の生態を描写した荒獅子です。その野趣溢れる舞い方は広く知られており、県の重要無形民俗文化財にも指定されています。
八頭の獅子の乱舞はみごとな絵巻物です。
大塩の獅子は毛獅子といって、頭から胴体、尾先に至るまで黒や茶の熊毛で被われています。現在は馬毛だそうですが・・・。
鳥居前に勢揃いした各地区の獅子は社前まで祇園囃子の笛、太鼓に合わせて"道中舞"を演じます。
荒獅子の正体は? 「さあ気合を入れようぜ!!」本番前の若獅子たち
数人で組んだ肩馬に乗り、獅子頭を高く差し上げて行う"道中舞"は勇壮で,圧巻です。
小林丁の獅子舞。ユニークなで、いろいろ面白いことをやってくれます
宮入を待つ八頭の獅子頭。このときだけが揃い踏みです
お面、烏賊の姿焼き、たこやき、カステーラ・・・・
さながら縁日に迷い込んだような・・・。
祭りがすんで、日が暮れて・・・肌寒くなってきました。では、この辺で。