きょうは節分です。
朱塗りの枡に、京都・聖護院の福豆を盛ってみました。
枡(画像)はだいぶ前に、とあるスナックのママさんから頂戴したものなんです。
豆は梅田の茶屋町の「千鳥屋」さんでもとめました。
豆を撒いて鬼をやらう、追儺(ついな)の行事は、神社やお寺の観光客招致の意味もあってかこのごろになって、年々盛んになってゆくようです。
わたしが子供のころは、どの家でも家長が枡を持って「鬼は外」「福は内」といって豆を撒いたものです。
いつの頃からか、あとの掃除が大変だからという安直な理由で豆撒きはしなくなりました。
もとは、東京・山の手の旧家で、すこし古風な慣習を知っているお家では、鬼の声色(こわいろ)をつかう役割があって、それに答えて「御もっとも」「御もっとも」と畳に頭をこすりつけたそうです。
よくある質問!
問 鬼の声色(こわいろ)ってどうやるの?
答 知るわけないでしょ!!明治の話なんだから(笑)。
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