団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

意地悪な義母に空しさを感じる50代主婦

2025年01月26日 | シニア女性の悩み

夫の両親と同居する50代主婦、義父は家事も手伝う優しい人

ですが義母は私が憎くてしかたないようで台所やトイレをわざ

と汚し何かと意地悪をします、私の体調が悪くても容赦なく近

所には私の悪口、義父は気の強い義母には何もいえず夫は仕事

を理由に逃げてばかり、近所に住む夫の弟と妹も義母の入退院

の世話は全部私に押し付け知らん顔、優しい言葉ひとつない義

母につくすだけの自分がむなしくなります。

 

これは「きょうも誰かが悩んでる」に10年前に掲載されてた

人生相談の内容である、これについて嫁姑問題はよく「貴女の

方が長生きするのだから少し我慢すれば」というけれど、これ

は問題の根本的解決にはならない、人は年齢順に死ぬとは限ら

ないし誰かが死ぬのを待つ人生はむなしいものです。

 

それよりも家事以外の趣味か生きがいを見つけて下さい、新し

い世界を見つけることでものの見方、生き方も変わると思いま

すというのが回答者の内容だった、しかし味方が一人もいない

のは辛い、せめて夫の理解、協力が必要かと思う、むなしくな

るのは当然である。


老々介護が6割を超えた

2025年01月25日 | 老後の生き方

2023年の厚生労働省の国民生活基礎調査によると同居で

高齢者を介護する世帯のうち、65歳以上の老老介護は63

.5%と過去最高だった、高齢の配偶者や親を自宅で世話する

ケースが増えており75歳以上同士の割合も35.7%であっ

た。

 

95歳の認知症の母と一日中、二人きりの日が続くと曜日の

感覚すらなくなるという70歳女性、妻の排泄介助の大変さ

をあげ、このままでは共倒れになると思って自宅での介護に

終止符を打って施設に入所させたという70歳男性、アルツ

ハイマー型認知症の診断を7年前に受けた88歳男性は自分

のマンションを「ここは誰の家なんだ」と毎晩84歳の妻に

繰り返し問いかけるという。

 

施設への入居は経済的に厳しい、一緒に暮らしたい、理由は

様々だが長期になると共倒れになるリスクも高まることは確

かである、私の場合はひとり暮らしの母が認知症になった時

点で遠隔地だったこともあり施設入居を決めた、2年間お世

話になり亡くなったけど今思うとプロに任せてよかったと思

っている。


孫に無関心な義父母を批判する嫁

2025年01月24日 | 老後の生き方

読売新聞の「人生案内」に30代主婦が相談された記事に注目

した、義父母が幼い子供二人に無関心で寂しいというもので会

うのは年に一度か二度、電話もよほどのことがない限りかかっ

てこない、自分自身祖父母に愛情をかけてもらい楽しい思い出

がたくさんあった、孫に無関心という話は聞いたことがない、

どう受け止めたらいいでしょうか?という相談内容である。

 

確かに孫に会いたいのにお嫁さんが会わせてくれないと嘆く祖

父母の声を聞くなかで相談者の義父母は珍しいかもしれない、

回答者の言葉にもあるように祖父母は孫が可愛い、孫の成長が

楽しみ、しかしプレゼントして孫の喜ぶ顔を見るのが至福の時

とは限らないという気持ちも、わかる気がする。

 

 

愛情表現は人それぞれ、たったひとつの理想の祖父母像にこだ

わらないことです、だから孫に無関心だと批判する気持ちは消

しましょう、いずれ義父母が孫たちに心を開いてくれる時が訪

れるのを待ちましょうという言葉で締めくくってる内容であっ

た、少数派であるかもしれないが価値観は人それぞれ違うこと

も確かである、私達の年代でもこんな祖父母が案外いるのでは

ないかと思ったのが読後の感想である。


わたしはわたし、あなたはあなた

2025年01月23日 | 老後の生き方

「わたしはわたしの人生を生き、あなたはあなたの人生を生き

る、わたしはあなたの期待にこたえるために生きているのでは

ないし、あなたもわたしの期待にこたえるために生きているの

ではない、わたしはわたし、あなたはあなた」

 

この詩はドイツの精神科医フレデリック・S・パールズが創設

したゲシュタルト療法の思想を盛り込んだ詩で何かの犠牲にな

ることなく自分を大切にすること、他人を尊重すること、健全

な人間関係はその上に成り立つということを語っている。

 

さらにつけ加えるとすれば、自分自身になるべく嘘をつかない、

無理をしない、本音を歪めて我慢することはない、たとえ相手

と意見が違っても違いを認め、相手の人格を尊重する、人の生

き方はそれぞれ違うもの、違いを認めて理解しあう、現実には

なかなか難しいことだが、そこに風とうしのいい人間関係が築

けるのではないかと私は思う。


60代女性「フツフツと湧いてくる亡夫への憎悪」

2025年01月22日 | 老後の生き方

人生案内60代女性「フツフツとわいてくる亡夫への憎悪」は

同年代の夫が亡くなって数ヵ月、結婚生活は困難の連続だった、

女はつくる、借金、会社は辞める、言葉の暴力、晩年はがんに

なり2年近く自宅で介護、最期を看取りひとり暮らしの時間を

もつようになったがフツフツと夫への憎悪が沸き上がってきて

そんな自分が嫌でたまらないという相談内容だった。

 

恨みつらみは、いったん気持ちを落ち着かせても、心身が弱っ

たりすると再発する持病みたいなもの、年月が浄化してくれる

面はありますが逆に膨れ上がることもある、だから体を動かし

外に出て、サークルに参加したり習い事を始めたり気分転換さ

れたらという回答者のアドバイスだった。

 

この相談内容を読んで14年前に亡くなった父のことを思いだ

した、葬儀を終え残務整理で10日間ほど実家に寝泊まりした

とき、今まで見たことのない母の一面をみた、父の浮気の恨み

つらみを朝から晩まで私に言ってきた、もう聞きたくないと思

いながらも母が怒りを吐き出す相手は息子しかいなかった、母

のその思いは亡くなるまで変わらなかったような気がする。


自分の生きたいように生きるのが一番

2025年01月21日 | 老後の生き方

齢を重ねるにつれ健康情報は気になる、例えば高血圧の薬は飲

まなくていい、一方では一生飲まなければならない、どちらか

というと、ほとんどの医者は後者である。

 

私も2年間ほど降圧剤を飲まないですごした、その間ふくらは

ぎもみとかウオーキングなどで飲まなくても下がった時期があっ

たが、結局また飲み始めた、いまだにどっちが正しいのかわから

ない。

 

しかし迷ったときは自分のモノサシで自分がこうしようと決めた

信念を貫くのが一番、そのつけは自分に返ってくるわけだし誰か

のせいにしなくていい、要は自己責任、だから健康情報だけでな

く生き方も人の意見に一喜一憂するより自分の生きたいように生

きるのが一番だと思っている。


高齢者のうつ病と認知症

2025年01月20日 | 老後の生き方

高齢者の認知症患者は今年700万人になるだろうとと言われ

てる、実に高齢者5人に1人である、信じたくないが、間違い

なく年々増加している、一方高齢者のうつ病患者は300万人、

記憶力の低下がアルツハイマー病なのか高齢者のうつ病なのか

間違いやすい。

 

記憶力の低下、気分の落ち込み、不眠、食欲低下、動悸、息切

れが起こるのがうつ状態だけれど齢を重ねると誰もが罹患する

恐れがある、さらにその症状が2週間以上続くのがいわゆる、

うつ病である。

 

高齢者の鬱は夕方から調子がわるくなる、脳梗塞にかかると非

常にうつ病がおきやすい、さらに高齢者の鬱を放置していると

認知症になりやすい、私の亡き父も認知症だったが、今思うと

初期の段階でうつ病だったような気がする、それだけ高齢者の

場合うつ病と認知症かの判断が難しいということである。


シニアのひとりぐらし月5万円の年金生活は厳しい

2025年01月19日 | 年金生活

「71歳年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活」

という本が話題になっている、しかしシニアの一人暮らしの男

性女性でも月5万円で暮らすことは可能だろうか?この本を読

んで感じたことは、そう簡単でないことがわかる。

 

マンション住まいであれば管理費(大規模修繕費含)で3万円

前後、さらに固定資産税が高い、住宅ローンの残債がある人、

賃貸住宅に住んでる人、車を所有してる人、外食のウエイトが

高い人、そして持病があり医療費の負担が多い人などは月5万

円の生活はまず無理だろう。

 

 

そうすると持ち家で一軒家、固定資産税の負担が少ない、食費

が1万円以内で外食はしない、水道光熱費も1万円以内、持病

がなく医者いらず、薬いらずの健康体、間食しない、交際費な

し車なしという条件であれば5万円というのが可能だろうけど

正直厳しいのが現実である。


夫婦の危機を乗り切るには

2025年01月18日 | 老後の生き方

「恋愛中は両眼をしっかり開いて相手を見ること、結婚したら片眼

をつぶって相手を見ること、しかし結婚における悲劇の大部分はこ

の逆をたどるからかもしれない」今は亡き作家、森瑶子の「恋愛論」

の中の言葉である。

 


長い結婚生活のなかではどんな夫婦であっても多少の夫婦喧嘩、も

しくは危機的状況があると思う、そんな時、人というものはつい相

手を責める。

 

しかし少し角度を変えてみて、相手を一方的に責めてる自分が好き

かどうか?きっと嫌なはずだ、そんなときこそ片眼をつぶって相手

をみる、なぜか腑に落ちる。



 


73歳男性の悲劇にやりきれない思い

2025年01月17日 | 老後の生き方

静岡3人死亡「妻入院で悲観、殺害か」という新聞記事に注

目した、73歳男性が入院してる73歳の妻と40歳の娘を

刃物で刺した後自殺を図ったという悲しい事件だった。

 

娘さんは20年間入院しており意識がなく寝たきり状態、長

年夫婦で頻繁に長女の看病に訪れていたという、しかし今年

3月に妻が脳梗塞で入院したことで家にこもるようになった、

今まで支えあってた妻の入院でひとりぼっちになった。

 

73歳という年齢は決して若くはない、娘さんとは20年以

上、妻とも意思疎通が困難、これから体力的に看病に行くの

も難しくなるだろう、将来を悲観しての殺害、そして自殺、

誰が責めることができるだろうか?同世代としてやりきれな

い思いで新聞を読んだ。