団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

年金だけで生活できる高齢者はどれだけ?

2024年12月18日 | 老後の生き方

厚生労働省の「2023年国民生活基礎調査の概況」によると

年金だけで生活する高齢者はおよそ5世帯に2世帯、約4割と

2年前の調査より増加してるという調査結果が出ている。

 

それでも5人に2人は年金だけで生活してるというのは意外だ

った、実際高齢者3625万人の6割の人が月額10万円未満

の低年金しか受給してないのが実態であるだけに年金受給額が

多い人か、それともやりくり上手な人がいるということである。

 

今の高齢者がなんとか生活できるのは十分な年金収入というよ

り老後資金を貯めてきたからで、ほとんどの人は預金を取り崩

しながら生活してるのが現実である、だから年金だけで生活で

きてる人は今の物価高を考えると2割もいないのではと思われ

る。


孫は可愛いけれど祖父母の不満

2024年12月17日 | 老後の生き方

もうすぐ家族が集まるお正月、久しぶりに会えるには嬉しい反面、

帰ったあとはぐったり、よく聞く話である、実際日常でも孫を預

かるおじいさん、おばあさんの不満、そんな声を集めてみました。

 

■どうせ暇だからいつ預けても大丈夫…と当たり前のようにアテに

されると負担、こっちにも予定があるので確認してほしい

(64歳女性)

 

■孫が一切言うことをきかずわがままし放題、でも嫌われそうで強

く怒れない、帰ったあとはぐったり

(65歳男性)

 

■預かってもお礼を言われたことがない

(64歳女性)

 

■ハンバーガーを食べさせたら嫁に怒られた

(60歳男性)

 

■子供や孫と食事に行くと支払いはいつもコチラもち

(72歳女性)

 

■孫がアレルギーを持っているので食事に気をつかう

(75歳女性)


死に目に会えなくても

2024年12月16日 | 

日本人は死に関して話したがらないというか話すだけで縁起が

悪いと感じる文化があることは確かである、それでも最近は齢

を取ったせいか同年代の人とは死について話す機会が多くなっ

た。

 

例えば世間では死に目にあうことが重要視されてる、私の場合、

離れて暮らしてたせいもあるが父の時も母の時も死に目にあう

ことはできなかった、ただ多くの場合臨終といえばもう話すこ

とができない状態である。

 

だからコミュニケーションが大事というなら、もう少し早い時

期に意思を伝えたほうがいいと経験上思ってる、見送る側のメ

ッセージは生きてるうちに、元気なうちに伝えたほうがいい、

人間が息を引き取る瞬間だけで家族が集まるより意味のあるこ

とのような気がする。

 

 


77歳ひとり暮らし女性の悩みは年金が足りない

2024年12月15日 | シニア女性の悩み

東洋経済オンラインに掲載された「年金が足りない高齢者の悲

鳴」77歳都営住宅に住む一人暮らしの女性、夫が15年前に

他界してからは一人暮らし、定年まで企業の食堂で働いたが月

に受け取る年金額は厚生年金と国民年金を合わせて約13万円、

長年働いた割には少ないというのが実感であった。

 

出費のウエイトが高いのは食費と光熱費、そして医療・介護費、

糖尿病の持病があり入退院を繰り返してる、さらに要支援1で

デイサービスに週2回通う、医療費1割自己負担で月5千円、

介護保険も同様で5千円、家賃は減免申請したので1万6千円、

貯金を切り崩しながらの生活で病気や介護の事を考えると不安

だという。

 

単身高齢者の平均支出額が14万円ということを考えれば確かに

苦しいかもしれない、しかし高齢者全体の約6割が年金受給額1

0万円未満、そう考えると貧困で苦しんでる人はまだまだ多いこ

とも確かである、やはり少ない年金生活で幸せに暮らすには健康

であることが一番のような気がする。

 

 


挨拶をしない人たち

2024年12月14日 | 人間関係

私たち家族が今のマンションに住んでちょうど20年、約100

世帯、1家族3名として約300人ぐらいが住んでいる、エント

ランス、エレベーター、駐車場、毎日誰かとは挨拶を交わす。

 

そんな日常生活のなかで挨拶しても何の反応もない人、いわゆる

明らかに無視されることがある、あまり気分のいいものではない、

何度かそういうことがあるとさすがにこちらから挨拶することは

なくなった、きっとつきあいのない人間に挨拶することはないと

いう考えなのかもしれない。

 

もともとマンションを選んだ人のなかには近所づきあいのわずら

わしさがいやな人もいることも確かである、しかし、「おはよう

ございます」「こんにちわ」「こんばんわ」の最低限の礼節だけ

はわきまえていたいものだと思っている。


親の死の喪失感は人それぞれ違うもの

2024年12月13日 | 

婦人公論の特集「親ロス」の読者アンケートで親の死で喪失感を

覚えた人は89%、何かのきっかけで抜け出せる人がいる一方、

22%の人がまだ立ち直れていないと回答している。

 

親ロスの実態事例

■病院から「今、お父様の呼吸が止まりました」との知らせ、あ

わてて車を走らせたが間に合わなかった、病院に向かう車窓から

見えた東京タワー、その時から私にとって東京タワーは悲しみの

象徴となった。

(父70歳、私46歳の時/公務員62歳)

 

■先月亡くなったばかりなので、まだ実感がわかない、だが、携

帯電話に残された母の声を聞くと………。なんでも話せる母はも

ういない。

(母78歳、私54歳の時/会社員54歳)

 

死別の悲しみに特効薬はないのかもしれない、人それぞれ違うも

のである、私の父は13年前、母は4年前に亡くなった、両親と

も晩年レビー小体型認知症、末期がんで苦しんだ、それだけに悲

しみ、喪失感とともに安堵感と解放感があったことが強く心に残

ってる。

 


年金世代夫婦配偶者のことで「へぇー」と思ったこと

2024年12月12日 | 年金生活

年金世代夫婦を対象にした雑誌のアンケート、配偶者のことで

最近「へぇー」と思ったことの回答を見ると、長い間一緒に暮

らしている夫婦であってもお互いのことがわからないことがあ

るものだ、夫の価値観、妻の価値観それぞれ違って当然かもし

れない。

 

■ 意外にお金に執着しない(夫66歳)

 

■ ひとりで外食が平気(妻64歳)

 

■ 新婚時代に浮気をしてた(妻62歳)

 

■ 母親への愛情が深い(妻63歳)

 

■ ケチなところ(妻73歳)

 

■ 割と困難に弱いところ(妻60歳)

 

■ 考え方の相違(妻61歳)

 

■ 子供のためのへそくり貯金(夫81歳)

 

■ 今さら思い当たらない(夫67歳)

 

■ 執念深い(妻66歳)

 

 

 

 

 


生きて生活しているかぎり

2024年12月11日 | 老後の生き方

仕事や家庭がうまくいって幸せそうに見える人、悩みや愚痴な

ど無縁に見える人、そういう人がいるかもしれないが生きて

生活している限り、悩みや苦しみを抱えながら生きてるのが

普通だと思う。

 

他人というのは勝手なもので初対面でも身近な人でも、あの人

は悠々自適で幸せそうで悩みなどないでしょうと推測すること

があるものだ、中には過大評価だったり、過小評価だったり、

本当は違うのにと思うことが誰にも経験あるような気がする。

 

考えてみれば自分以外の人はすべて他者であり、身近な人で

も自分と同じ考えや感性を持ってるわけではない、だから他

人の悩みや苦しみなどそう簡単にわからない、そう考えると

生きて生活しているかぎり悩みや苦しみが無縁な人などいる

はずがないというのが76歳の私の実感である。

 


投稿記事「年賀状じまい母の後悔」に思うこと

2024年12月10日 | 年賀状

52歳男性会社員の投稿記事に注目した、70代の母が数年前

に年賀状をやめて当初はすっきりしたものの今では後悔してる

という、時々あの人は元気かなと思っても年賀状じまいの意思

を伝えた立場上連絡しにくい「お正月がつまらなくなった」と

いう母の言葉が年一度の交流の大切さを物語ってるという息子

さんの記事の内容だった。

 

私も年賀状は定年後だいぶ減らしたが、それでも何年も会って

ない相手、もう会うこともない人との年賀状のやりとり、きっ

と相手もそうも持ってるのでは?と思ったりしたものだ、ただ

やめるのはなかなかできない、いわゆる「いい人願望」である。

 

一方で年賀状を楽しみにしてる人が多いことも事実である、近

況を伝えたい、知りたい、せめて年1回位の交流はあってもい

いのではという気持ちも理解できる、ただ私自身は後期高齢者

になった昨年、逡巡しながらも年賀状じまいをしたことでスッ

キリした、だから後悔はしてない。

 

 


男性と女性の老い方の違いは

2024年12月09日 | 老後の生き方

男性の平均寿命は81.09歳、女性の平均寿命は87.14

歳、コロナの影響で直近年の平均寿命は短くなったものの戦後

の長い期間を通じて平均寿命は伸び続けてきた。

 

ヤフーニュースに掲載されたデータを見ると男性では10%、

女性では5%が65歳までに亡くなっている、しかし75歳前

後には男性の場合4人に1人、平均寿命の81歳には半数が亡

くなっている、一方女性は男性より生存割合が高く85歳には

3割、平均寿命の87歳には半数が亡くなっている。

 

また要介護状態を見ると男女とも60代後半では数%にすぎな

い、要介護状態が高くなっていくのは70代後半からで80代

前半で男性が2割、女性が3割の人が要介護認定されてる、男

性の要介護認定率が女性より低いのは要介護認定を受けるまえ

に病気など何らかの理由でその年齢までに亡くなってしまう人

が一定数いるということである、だから長生きするのは女性で

あるが、そのぶん要介護状態になるのも高いというのが男性と

の違いなのかもしれない。