団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

友人はいたほうがいいけれど

2024年12月19日 | 老後の生き方

友人はいたほうがいい、かといっていなくても生きていけるし

心理的負担になるような友人ならいらない、日々人間関係は変

化するもので永続的に保証された友人関係はないものだと私は

思っている。

 

さらに今はネットの時代、わからないことがあればネットで検

索、情報源にアプローチでき解決することが多い、逆にネット

がなかったら、きっと友人を求めもっと濃密な交流ができたの

かもしれない。

 

確かにリアルな世界でのふれあいも大切であるが今は便利な世

の中、ひとりで楽しめるものが多い、だからこそ煩わしい交流

であれば、あえて友人にこだわる必要などないというのが私の

実感である。

 

 


年金だけで生活できる高齢者はどれだけ?

2024年12月18日 | 老後の生き方

厚生労働省の「2023年国民生活基礎調査の概況」によると

年金だけで生活する高齢者はおよそ5世帯に2世帯、約4割と

2年前の調査より増加してるという調査結果が出ている。

 

それでも5人に2人は年金だけで生活してるというのは意外だ

った、実際高齢者3625万人の6割の人が月額10万円未満

の低年金しか受給してないのが実態であるだけに年金受給額が

多い人か、それともやりくり上手な人がいるということである。

 

今の高齢者がなんとか生活できるのは十分な年金収入というよ

り老後資金を貯めてきたからで、ほとんどの人は預金を取り崩

しながら生活してるのが現実である、だから年金だけで生活で

きてる人は今の物価高を考えると2割もいないのではと思われ

る。


孫は可愛いけれど祖父母の不満

2024年12月17日 | 老後の生き方

もうすぐ家族が集まるお正月、久しぶりに会えるには嬉しい反面、

帰ったあとはぐったり、よく聞く話である、実際日常でも孫を預

かるおじいさん、おばあさんの不満、そんな声を集めてみました。

 

■どうせ暇だからいつ預けても大丈夫…と当たり前のようにアテに

されると負担、こっちにも予定があるので確認してほしい

(64歳女性)

 

■孫が一切言うことをきかずわがままし放題、でも嫌われそうで強

く怒れない、帰ったあとはぐったり

(65歳男性)

 

■預かってもお礼を言われたことがない

(64歳女性)

 

■ハンバーガーを食べさせたら嫁に怒られた

(60歳男性)

 

■子供や孫と食事に行くと支払いはいつもコチラもち

(72歳女性)

 

■孫がアレルギーを持っているので食事に気をつかう

(75歳女性)


生きて生活しているかぎり

2024年12月11日 | 老後の生き方

仕事や家庭がうまくいって幸せそうに見える人、悩みや愚痴な

ど無縁に見える人、そういう人がいるかもしれないが生きて

生活している限り、悩みや苦しみを抱えながら生きてるのが

普通だと思う。

 

他人というのは勝手なもので初対面でも身近な人でも、あの人

は悠々自適で幸せそうで悩みなどないでしょうと推測すること

があるものだ、中には過大評価だったり、過小評価だったり、

本当は違うのにと思うことが誰にも経験あるような気がする。

 

考えてみれば自分以外の人はすべて他者であり、身近な人で

も自分と同じ考えや感性を持ってるわけではない、だから他

人の悩みや苦しみなどそう簡単にわからない、そう考えると

生きて生活しているかぎり悩みや苦しみが無縁な人などいる

はずがないというのが76歳の私の実感である。

 


男性と女性の老い方の違いは

2024年12月09日 | 老後の生き方

男性の平均寿命は81.09歳、女性の平均寿命は87.14

歳、コロナの影響で直近年の平均寿命は短くなったものの戦後

の長い期間を通じて平均寿命は伸び続けてきた。

 

ヤフーニュースに掲載されたデータを見ると男性では10%、

女性では5%が65歳までに亡くなっている、しかし75歳前

後には男性の場合4人に1人、平均寿命の81歳には半数が亡

くなっている、一方女性は男性より生存割合が高く85歳には

3割、平均寿命の87歳には半数が亡くなっている。

 

また要介護状態を見ると男女とも60代後半では数%にすぎな

い、要介護状態が高くなっていくのは70代後半からで80代

前半で男性が2割、女性が3割の人が要介護認定されてる、男

性の要介護認定率が女性より低いのは要介護認定を受けるまえ

に病気など何らかの理由でその年齢までに亡くなってしまう人

が一定数いるということである、だから長生きするのは女性で

あるが、そのぶん要介護状態になるのも高いというのが男性と

の違いなのかもしれない。


ピンピンコロリは理想だけれど

2024年12月07日 | 老後の生き方

老いは誰にとっても初体験、機能も美貌も知能レベルも落ちて

くる、それでも平均寿命は2024年の発表では男性81.0

9歳、女性87.14歳と伸びている、そして人間は寿命が尽

きた時に死ぬのが医学の原則、しかし今日寿命が尽きても人工

的に生かす医学に変化している。

 

 

医療が発展したせいで患者は自然な形で死ねず、無理やり生か

されるようになった、苦しみながらも死ねない患者や老人の声

はなかなか世間に伝わらない、ピンピンコロリはあくまでも理

想だ、そもそもピンピンしてる人は体に気をつけてるからそう

簡単に死なない。

 


ちなみに現在100歳以上の高齢者は9万5千人もいるが80

%は寝たきり状態と言われてる、そう思うと果たして長生きは

幸せなのだろうか?と思ったりする、やはり「今を生きる」

「今を楽しむ」そんな気持ちで過ごすことが大切だと思う。

 


高齢者にとって医療費の出費は大きい

2024年12月04日 | 老後の生き方

老化というのは刻々と変化している、年とともに何かしら病気に

なるし障害も起きる、長く生きれば生きるほど病気も多くなって

いく。

 

一人あたり一年間にかかる医療費を見ると、60代前半で35万

円、60代後半で45万円、70代前半で61万円、70代後半

で77万円、80代前半で92万円と個人差はあるものの高齢に

なればなるほど医療費の負担が増えることは間違いない。

 

 

自己負担は3割、2割、1割と高齢者でも負担割合は違うものの

2年前から75歳以上の後期高齢者の負担割合が収入によって1

割から2割に変更になった、後期高齢者の23%、430万人が

対象になる厳しい改定である、年金世代ならではの出費でどの家

庭でも多くなりがちなのが医療費だということを覚悟する必要が

ある。


損をする行動だろうか?

2024年12月02日 | 老後の生き方

駐車料金1時間300円のショッピングセンターで2000円以上

の買い物をすると1時間無料になる、例えば必要なものを買いそろ

えて、このときどう行動するか、行動経済学(人間がどのような行

動その結果どうなるかを究明する学問)では素直に駐車料金300

円を支払って帰るのが最も合理的な判断。

 

ところが実際には1500円の買い物をした場合、駐車料金300

円を無料にするために不要な物を追加で500円以上買う人が多い

という、300円のために500円の無駄遣い、実に不合理、自分

でも知らないうちに感情や直感、思い込みで物事を判断して損をす

る行動をとっているということである。

 

しかし問題は500円の使い方である、不要な物を買うだろうか、

主婦感覚でいうといずれ使う調味料、保存食等を買うのでは?そう

考えると500円以上買う人が必ずしも損だとはいえない気がする。


シニア女性一人暮らしのつぶやき

2024年11月28日 | 老後の生き方

ある雑誌に掲載されていた一人暮らしのシニア女性の投稿記事、

御主人を亡くして20年以上たつ人、独身を通した人、持病を

抱えながらも前向きな生き方をしている人、60代、70代、

80代の女性の声を集めてみた。

 

■主人が亡くなって22年、その間、タンスや扉の金具を直し、

網戸や障子も張り替え、陶芸でいろんなものをこしらえました、

天国の主人に「どんなもんだい」と言ってやりました(76歳)

 

■独身を通しました、何か才能があるわけでもなし、自分の出来

ることを地道にし、美しいものを見て、おいしいものを食べて健

康でいられることに感謝しています(81歳)

 

■5年前に母を、一昨年に父を見送りました、少しずつですが、

父の物の片付けをしているところです、昨年夢だった鉄印帳の旅

を始めました、今年は宿泊旅に挑戦しようと思います(63歳)

 

■「二人もいいけど一人もいいよ」が私のスタイルです、山行、

パッチワークなどやることがあり、仲間がいます、明日のことは

くよくよせず、今できることをしたいです(78歳)

 

■来年、主人の二十三回忌を行う予定です、私も入退院を繰り返

すようになり、元気でできるかどうか、健康には注意して最後に

なるであろう法要を営みたいと願っています(76歳)


自己満足こそ生きる力になる

2024年11月27日 | 老後の生き方

自分で自分を楽しませる、特に齢を重ねると日々の生活で大切だ

と痛感する、一瞬でも一日でも、ああ楽しかったと思えることが

あったらそれでいい、そのためには自分で工夫するしかない。

 

人生をふりかえってみると他人との競争の勝ち負けなど一瞬のこ

と、ほとんどの時間はひとりで走っている、人間誰でもひとりな

のだ、だから自分の評価を信じ、自分が満足すること、こんな素

敵なことはないし自己満足こそ生きる力になるといっても過言で

はない。

 

それは音楽、美術、映画、写真、旅行、登山、料理、食べ歩き、

スポーツ、野菜を作ること、そしてブログ、なんでもいいはずだ

、なければこれから見つければいい、幾つになっても始めるのに

遅いことはない、私がブログを始めたのは6年前の68歳の時で

ある、社会の価値観でなく自分の価値観を信じ、自分が楽しみ、

そして満足する、これこそ価値があると思って生きていきたい。