団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

いざという時のために大切なこと

2024年11月11日 | 老後の生き方

人生のなかで不幸や辛いことは突発的にやってくる、人間は人

生の悲しみやつらさから誰も逃れられないけれど不幸に直面し

た時、自分の心をどうコントロールするかが大切である。

 

いざというとき精神的ダメージをいかに少なくするか、ふだん

から養っておくこと、そして不幸や苦しみは自分ひとりに起こ

ってるのではないと認識することが大切、私の場合、両親の認

知症、介護の問題、闘病生活、延命治療、そして両親の死と、

晩年の親との10年が自分も年老いただけにある意味、私の心

に重くのしかかった。

 

苦しみや不幸があるから私たちは生活でなく人生を考えるので、

もし健康で満ち足りているならば生活のほうばかりに気をとら

れ生きていることの意味や人生について考えないかもしれない、

だからいざという時のために最悪の事態を想定して自分をコン

トロールすることが大切だと思っている。

 


自分らしく今を生きる日々

2024年11月05日 | 老後の生き方

誰かに評価されることを目的としない日々、誰かと比べること

もない日々、心の持ち方ひとつでまわりの景色も違って見える

定年後の生活。

 

楽しかったことや、つらい思いをしたことについても鮮明に脳

裏に浮かんだり、おぼろげにしか思い出すことができなかった

りするけれど懐かしい気持ちに変わりはない。

 

何の変哲もない日々であるが一日一日が自分にとって大切な人

生のひとコマであることは間違いない、好きな音楽を聴いたり、

好きな本を読んでる時空が最も心安らぐ、人にはそれぞれふさ

わしい生き方があると思うが、私にとっては、こうすべきと考

えず、自分の心の声に逆らわず生きる今を大切にしたい。

 


父が遺してくれた遺族年金の存在

2024年11月02日 | 老後の生き方

生きていくためにはお金は必要だし大切である、特に老後は若

い頃と違った出費も覚悟しなければならない、予期せぬ病気で

医療費の負担が増えたり、老親の問題、家のリフォーム等お金

の問題は重要である。

 

私の母が認知症になり要介護4の判定、私自身県外にいるだけ

に母を引取ることを提案したものの母は住み慣れた土地を離れ

たくない、結局遺族年金と貯金で介護付き有料老人ホームに入

居した。

 

もし遺族年金がなかったら、在宅介護で私が同居するしかなか

ったかもしれない、そう考えると遺族年金があったことに救わ

れたことは確かである、遺族年金だけでは十分ではなく持ち出

しはあったものの、父が遺してくれた遺族年金の存在は大きか

った。

 


70代単身世帯の平均貯蓄額は1400万円!?

2024年11月01日 | 老後の生き方

ある調査によると70代単身世帯の平均貯蓄は1400万円、

しかし中央値(金融資産の保有額を少ない順、もしくは多い順

に並べた際に全体の真ん中に来る金額)は480万、実態に近

いのがこの中央値といえる。

 

現在高齢世帯の30%が単身世帯である、そのなかで70歳以

上で金融資産非保有が30%、さらに500万円未満となると

約半数といわれてる、そして公的年金受給者の約6割が月額1

0万円未満が現実である。

 

そう考えると70代の平均貯蓄額1400万円は2割の富裕層

が平均を押し上げてるといえる、残り少ない人生70代でなん

とか生活してるのは十分な年金収入がるからではなく老後資金

を貯めてきたからだ。


60代女性の悩みは80代義母との生活

2024年10月30日 | 老後の生き方

夫は7年前に他界、現在は80代の義母と30代の息子と3人

暮らしという60代女性の投稿記事があった、40年間会社勤

めができたのは義母が二人の子供の面倒を見てくれたお蔭であ

る、しかし、しっかり者で元気な義母との生活は窮屈で正直の

んびり過ごしたい、もう嫁を卒業したいという内容だった。

 

今までいい嫁でいた投稿者、義母との関係を優先しようと時々

自分の気持ちに目をつぶってしまう、今さら「悪い嫁」と見ら

れたくない、周囲からいい嫁の評価を得ながら自分を通すこと

は難しいかもしれない。

 

それでもこれからの人生、自分はどう生きたいのか?自分の本

当の気持ちは?義母への感謝の気持ちは忘れず適度な距離感、

そして、なんといっても自分の気持ちを優先することも大切で

はないかというのが読後の感想である。

 

 

 


なにをやっても上手くいかない時

2024年10月28日 | 老後の生き方

長い人生のなかでなにをやっても上手くいかない時がある、そ

んな時が必ずあるものだ、そういう時はいくらじたばたしても

駄目である、運、不運はたいてい交互にやってくるもの、だか

ら一喜一憂しないことにしてる、変化がおもいがけない時に起

こるものと思っている。

 

 

実際人生の苦しみの半分は時間がたつに従って薄らいでいくこ

とが多い、いつかは消える、と心のなかでつぶやくことにして

る、苦しみは必ず去る、何もせず、じっと風が通りすぎるのを

待つ、やがて風は去る、だから焦らずひたすら待つようにして

る、そうして私は生きてきたし、これからもそんな思いで残さ

れた人生を生きていきたい。

 


88歳ひとり暮らし女性の生きがいは

2024年10月27日 | 老後の生き方

婦人公論の特集「達人たちに学ぶ、ひとり暮らしの楽しみ」の

なかで88歳ひとり暮らし女性の1ヵ月の家計簿に注目した、

自宅は人に貸し、現在介護サービス付住宅に入居している。

 

収入は27万円(年金5万円、遺族年金14万円、家賃収入8

万円)亡くなったご主人の遺族年金、さらに自宅を貸してるの

か家賃収入が大きい、支出は20.5万円、施設の費用が食費

を含め15万円、趣味2万円、交際費2万円、交通・通信費1.

2万円、医療費5千円、収支は6.5万円のプラスである。

 

さらに貯金が1000万円と経済的にはゆたかである、介護サ

ービス付住宅に入居してるが現在は健康である、外出の時の交

通機関は市の福祉カードを利用、そして生きがいがフィットネ

スクラブでの体操と孫とのデートと90歳を目前に充実した生

活を送ってるのがうかがえる内容である。


老後は自分の心の声を大切にしたい

2024年10月26日 | 老後の生き方

いい人と思われたくて他人の目を気にする、人間関係を優先しよ

うとするため自分の気持ちに目をつぶってしまう、人間、誰もが

経験のあることである。

 

つながりを作ることが大切でも合わない人と連絡を取り、無理に

知り合いの数を増やそうとするのは無駄なこと、人間には一人で

いることで最高の安らぎを感じる人もいる。

 

また、二人でいることで安らぐ人もいる、大勢の中に身を置くこ

とで安らぎを覚える人もいるだろう、だから自分の価値観を信じ

て、自分の心の声に忠実に納得のいく生き方をするのが老後は大

切だと思っている。


家事に口を出す夫にうんざりという60代主婦

2024年10月25日 | 老後の生き方

読売新聞の「人生案内」相談者は60代主婦、定年退職した夫

は毎日テレビを見て過ごしている、そのくせ、洗いものの水は

こまめに止めろ、あそこが汚いなどと口うるさい、文句を言わ

ない日はなく、自分の家なのにくつろげない、こんな老後が続

くかと思うとゾッとする、姑化した夫にうんざりという内容で

あった。

 

この相談について回答者は定年退職後の夫は多くの部下を失っ

て家庭で指示命令できるのは妻一人、夫の上司化である、黙っ

ていては夫は変わらない、長年の働きに感謝しつつこれからの

後半の人生に夫に対する希望を、たとえ一騒動があったとして

も話しましょうという回答だった。

 

私の場合定年退職前に妻から家事の分担についての希望があっ

た、1年間は助走期間で教えてもらうことが多かった、そのお

かげで今では食事については1週間の交替制で12年間経過し

てる、そのほか部屋、トイレ、風呂の掃除と役割分担を決めな

がら今までやってきた、やはり妻が上司と思い、指導されなが

らやってきたことが少なからず、夫婦円満につながるような気

がする。


歳を重ねて思う身体のこと

2024年10月24日 | 老後の生き方

人間の身体は不思議なものだ、心臓、呼吸、排せつ、自分の意

志で思いどうりになってるわけではない、人間の意志を超えた

ものがある、身体のひとつひとつの器官が明確な意識を持って

いるような気がしてならない。

 

若い時は何の疑問も持たなかった、健康だし風邪をひいても回

復力は早い、当たり前のことだった、身体や命について考える

ことなどなかった、しかし齢を重ねるにつれ特に最近は、衰え

てきた自分の身体に対し優しい気持ちになったような気がする。

 

今まで一度も止まらず働いてくれた心臓、眼も見える、耳も聞

こえる、食べることもできる、それぞれの器官が必死に頑張っ

て私を助けてくれてる、特に痛みから解放された時はなぜか感

謝の気持ちが湧いてくる、自分の身体と対話してるような不思

議な感覚、この感覚を忘れないでいようと思っている。