加齢というのは誰にとっても望ましいことではない、人間の体は
車と同じで年月を経ればどこかにガタがくるものである、歩けて
当たリ前、食べれて当たり前、眼が見えて当たり前、耳が聞こえ
て当たり前、かといって日頃この当たり前のことに感謝しないの
も確かである。
人は当たり前のことに感謝しないのに、当たり前のことを失うと
怒りや、いらだち、悲しみを味わう、当たり前のことが当たり前
にできなくなったらと思うと不安になるものである、そう考える
と当たり前に生きていくことは、このうえなくグレードの高い生
き方と言える、だからこそ何事も当たり前のことに感謝すること
こそ幸せになるための条件かもしれない。