団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

国民年金だけでは生活できない

2024年07月07日 | 老後の生き方

現在65歳以上の高齢者は3623万人、そのなかで一人暮ら

しの男性は190万人、女性は400万もいるが10万円未満

の年金受給者が5割を占めている、一人暮らしの女性の場合は

配偶者との死別、離婚、独身の3パターンがあるが年金受給額

が10万円未満でも働いて収入があったり、資産が多いケース

もあるので年金だけで生活が困窮してるとは一概に判断できな

いかもしれない。

 

公的年金制度が設立したのは1942年、当時の平均寿命は男

女とも50歳、さらにサラリーマンよりも自営業者の比率が高

い時代だった、さらに自営業者のほとんどが農業人口だったの

でサラリーマンと違い定年もない、いつまでも働けるし平均寿

命も50歳程度なら年金はプラスアルファ程度でいいだろうと

いうことで制度設計された。

 

ところが今では平均寿命が男性81歳、女性87歳と長寿化す

ると国民年金が満額でも年間81万円では生活できない、働く

か年金プラス資産の取り崩して生きていかなければならない、

だから国民年金しか加入しなかった人の老後は年金だけに依存

できないだけに厳しいと言える。