人生のなかで不幸や辛いことは突発的にやってくる、人間は人
生の悲しみやつらさから誰も逃れられないけれど不幸に直面し
た時、自分の心をどうコントロールするかが大切である。
いざというとき精神的ダメージをいかに少なくするか、ふだん
から養っておくこと、そして不幸や苦しみは自分ひとりに起こ
ってるのではないと認識することが大切、私の場合、両親の認
知症、介護の問題、闘病生活、延命治療、そして両親の死と、
晩年の親との10年が自分も年老いただけにある意味、私の心
に重くのしかかった。
苦しみや不幸があるから私たちは生活でなく人生を考えるので、
もし健康で満ち足りているならば生活のほうばかりに気をとら
れ生きていることの意味や人生について考えないかもしれない、
だからいざという時のために最悪の事態を想定して自分をコン
トロールすることが大切だと思っている。