NPO法人高齢者安全運転支援研究会理事長の岩城和紀元氏の「運
転免許証、いつ返納すべきか?」という雑誌の記事に注目した、
現在運転免許保持者数は8230万人、70歳以上が1130万
人、13.7%を占めている、そのうち危険と感じ、もしくは家
族のすすめもあって自主返納した人は37.6万人に上っている。
又昨年度に発生した車やバイクの死亡事故を見ると75歳以上が
460件、75歳未満が3000件である、このデータをどう見
るか、ただ岩城氏がいうように最近の高齢者の交通事故をマスコ
ミがすぐに認知機能に原因があるかのような報道しがちなのは違
和感を覚える。
大切なのは具体的にどこが危険なのか、見るポイントしてはブレ
ーキを踏むタイミングが遅くないか、ブレーキを踏む場面でアク
セルを踏むようであれば要注意、ブレーキ力がひとつのポイント
として指摘している。
また運転をやめた人はやめなかった人よりも要介護状態になる確率
が8倍近く高いデータがあるという、日々の生活に緊張感を持たせ
るという意味でも高齢者にとって脳の活性化につがながる重要な役
割を果たしてるという専門医もいるというのは意外であった。
いずれにしてもいつ返納すべきか?人それぞれ違うかもしれないが
安全危険の境界線といわれるブレーキ力を私自身見極め考えたいと
思う。