これまでものすごくいやだったものが、別にどうでもいいと思った
り、逆に以前は素晴らしいと思ってたのが、色あせてみえたりと齢
を重ねると過去を見る自分の眼に変化が生まれることがある。
また人というのは悪く思われるよりはよく思われたほうがいいのは
明らか、往々にして必要以上によく思われたいと思う傾向がある、
いい人に思われたいというのは他人の評価を求める態度、他人から
いい人だと評価して欲しい、いわゆる他人軸の生き方である。
現役時代は私も他人軸の生き方だったかもしれない、しかし定年後
は自分軸の生き方、自分の心の声を聞き自分がどうありたいかとい
うことを基準にする生き方をしたいと思っている。