「恋愛中は両眼をしっかり開いて相手を見ること、結婚したら片眼
をつぶって相手を見ること、しかし結婚における悲劇の大部分はこ
の逆をたどるからかもしれない」今は亡き作家、森瑶子の「恋愛論」
の中の言葉である。
長い結婚生活のなかではどんな夫婦であっても多少の夫婦喧嘩、も
しくは危機的状況があると思う、そんな時、人というものはつい相
手を責める。
しかし少し角度を変えてみて、相手を一方的に責めてる自分が好き
かどうか?きっと嫌なはずだ、そんなときこそ片眼をつぶって相手
をみる、なぜか腑に落ちる。