団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

76歳女性「夫の遺した一言」に心がほっこり

2024年11月17日 | 老後の生き方

今年の7月に夫が76歳で逝った、今は二人で過ごした思い出

が心の支えだという76歳の女性の新聞の投稿記事が心に響く

ものがあった、夫が50代半ばで脳梗塞による高次脳機能障害

で仕事を断念、晩年は認知症で苦しんだ。

 

そんな夫に逐一注意する口うるさい存在となった妻、自立心が

強かった夫は病気で立場が変わって悔しかったかもしれない、

それでもプロ野球の巨人戦を何よりも楽しみして、一緒にTVで観

戦「勝ったよ」と声をかけると「そうだな」と返してくれる、

最低限の会話だが安心できる瞬間だった。

 

そしていいよ最期の日が近づいたある日、長い間恥ずかしくて

聞けなかったことを聞いていみた「奥さんが私でよかった?」

ずっと自信が持てなかった、すると「よかった」即答だった、

ひとり暮らしとなった今、その一言が救いとなり女性を支えて

るという、夫婦であれば、どちらが先に逝くかわからないが

なぜか心がほっこりするエピソードだった。