団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

幸せの感じかたは人それぞれ

2021年09月10日 | 幸福

幸せの多くはふだん当たり前だと感じていることの中に存在する、

心身ともに心地のい状態、体の調子がよければ気分がいいし、悪

ければ気分がふさぐ、幸せとはそんな程度のもの。

 

日々の小さなこと、そして幸せなんて自分の考え方次第、自分の

心のありよう、人は幸せのなかにあっても気がつかないのでは、

これがなければ幸せになれないという思いこみ、必ず次の欲望が

でてくる、際限がないような気がする。

 

また自分が幸せと思っていても他人を意識し、他人と比較するこ

から、自分はまだ幸せではないと思ったりする、金持ちになれ

ば幸せになれる、という人もいるが生活はお金で買うことができ

る反面、幸せはお金がすべてではない。

 

人からうらやむような生活をしても心が幸せとは限らない、逆に

人から見て、不幸に見える生活をしていてもその人が幸せだと思

ってるケースがある事も確かである。

 

私の場合好きなアーティストの曲を聴いてると胸がじんとなるこ

とがある、一瞬の陶酔感といったものが人を生かしていく力にな

る、それこそが、ささやかな幸福感である、やはり幸せなんて自

分の考え方、自分の心のありようだと思っている。


人間関係は減点方式より加点方式

2021年09月09日 | 人間関係

家族以外の人間関係はお互い知らないところからスタートして、

そこから親しくなり距離が縮まるなかでだんだん相手の知らな

い部分が減っていく、それとは逆に家族関係はお互いがよく知

ってるつもりからスタートして成長するにつれ距離が生まれ、

親子きょうだいといっても実際よくわからないところがでて

きたりするような気がする。

 

また人間関係で自分のことをこのように見て欲しいと思ってる

のに全く真逆の判断をされることがある、それはどんな身近な

人でも自分と全く同じ考えや価値観ではないということ、20

年来、30年来のつきあいだといっても自分と相手は違う存在

だということである。

 

人とのコミュニケーションを考えたとき自分とは異なる他者と

つながりであるという前提から考えるのがいい、いわゆる減

方式でなく加点方式で人間関係を考えたいものだ。


病気と闘った73才男性「苦しみが教えてくれたこと」

2021年09月08日 | 生き方

脳梗塞で右半身不随、さらに病気のデパートように次から次へ

モグラたたきゲームのように回復不可能な病気が現れる、73

才男性「苦しみが教えてくれたこと」という記事の一節である。

 

 

入院するたびに病気は重くなる、苦しみはすでに日常のものと

なっているから黙ってつきあうしかない、落ち込むこともある

がくよくよしても何の役にもたたない、ただ病気という抵抗を

もっているからその抵抗に打ち勝ったときの幸福感は格別のも

のがある、病という抵抗のお蔭で何かを達成したときの喜び、

歩けたとき、食べれたときはたとえようのないものであるとい

う。

 

そうやってささいなことに泣き笑いしていると昔健康で無意識

に暮らしていた頃と比べて今のほうがもっと生きてるという実

感を持っていることに気づくと前向きな言葉で結んでる、それ

から3年後76才で永眠したがまさに「苦しみが教えてくれた

こと」から私自身学ぶものがある内容だった。


定年後は生きていくことが仕事

2021年09月07日 | 定年後の生活

定年後10年を振り返ってみると現役時代は一日のなかで仕事

を占める時間が長い、無意識のうちにストレスを抱えてるが、

その状態に慣れてしまっていたことは確かである。

 

定年後は特別違った世界が待ってるわけではない、仕事はしな

くなった、自由である、ただ職業的な業務はしなくなったけど

生きていく作業は続けていかなくてはならない。

 

自分が興味があることや今までできなかったことに挑戦してみ

る絶好の機会でもある、もちろん何もしなくてもいい自由もあ

る、そう考えると定年後は生きていくことが仕事だと思ってい

る。


会わないで終わる人間関係

2021年09月06日 | 人間関係

長い人生の中で自分の生き方に影響を与えてくれた人、成長させ

てくれた人を時々思い出すことがある、感謝の言葉もいえず疎遠

になってしまった人たち。

 

そんな大切な人たちに、その後連絡を取らないことに逡巡するこ

もあった、しかし現実のつきあいはその時で終わったこと、そ

れよりも思い出に感謝し、相手が残してくれた心の宝をいつまで

大切にすることこそ重要だと思っている。

 

会えば懐かしいかもしれないが、その当時の輝きが色褪せてしま

ことだってある、思い出の宝を大切にしたいなら、会わないで

終わる人間関係、再会にしがみつかない人間関係があってもいい

のではと思う今日この頃である。

 


高齢者の経済格差と老後の生き方

2021年09月05日 | 老後の生き方

現在高齢者(3617万人)の経済格差は2:8:2の3段階に

かれると言われてる、最初の2割が富裕層で悠々自適で全く不

し、次の6割が中間層であるが不安を抱えてる、最後の2割

がボトムの困窮者で明日の生活も困る層である。

 

現在の高齢者は医療の進歩もあり元気で定年退職後をアクティブ

行動する人が増えてるのも事実である、その分交際費もかかり

生活圧迫している、一番恐いのは病気になることと浪費癖と言

われてる、さらに住宅ローンの返済を抱えてれば苦しいのは当然

である。

 

やはり収入が減るのであれば2割の富裕層以外は生活レベルの見

が必要だろう、そして経済格差が変わらないのであれば、せ

めて生き方は前向きに生きたいものだ。

 

得られなかったものや失ったものだけ数えて落ち込んでるより現

るものを大切に数えあげて生きたい、そして限られた条件の

なかで楽しみや幸福を感じる生活を見つけ出すことこそ老後の

で大切だと思っている。

 


よい変化と悪い変化は交互にやってくる

2021年09月04日 | 生き方

生きてると不思議なものでよい変化と悪い変化がいつも交互にや

ってくる、良い事が起こったら、いつか悪いことに変化すると思

ったほうがいい、人生は揺れ動くのが当然なのかもしれない。

 

実際生きるということは決して夢のような世界でもない、地味で

単調で忍耐が必要である、不運は簡単にやってくるが幸運はあて

にならないもの、だから私は、まだ幸運なほうだと思うことにし

てる。

 

人生は揺れ動くもの、じっと我慢してれば必ず良いことが起きる

だろうと信じたい、だから悪い変化も受け入れ前向きに生きたい

ものだ。

 


老いることと認知症

2021年09月03日 | 認知症

体力は老化によって明らかに落ちるが知能の老化はそれほど進ま

ないと言われている、確かに本を読むスピードは遅くなるけれど

本の中から得るものは若い頃より多い気がする、脳は働かすほど

活性化するし、脳を鍛えれば鍛えるほど認知症になりにくいのは

一理あるかもしれない。

 

 

2019年度で高齢者7人に1人が認知症患者、それが2025

年には5人に1人、675万人~730万人になると予測されて

いる。

 

そして認知症の早期発見の目安として次のことが挙げられている

 

■ 約束を忘れる、いつも通る道を忘れる

 

■ 財布通帳衣類などを盗まれたと人を疑う

 

■ 怒りっぽく頑固になる

 

■ 趣味や好きなTV番組に興味がなくなる

 

■ 新しいことを覚えられない、意欲がない

 

■ 新聞、TV番組の内容を理解できない

 

 

認知症でない老人性の鬱病にもあてはまる項目もあり、判断は難

しいけれど、周囲が早めに気づき専門医に行くことが大切な気が

する、そこで認知症にならないために日頃何をしたらいいか、と

いうと運動、ウオーキング、読書、音楽(カラオケ)、指先を使

う(料理等)昼寝(30分以内)、会話をふやす(夫婦)、ゲー

ム等があげられる、又人との交流が頻繁な人は認知症になりにく

いという。

 

日常生活を円滑に送れなくなった状況が認知症、食事をしたのに、

まだ食べてないといって何度も食べる、風呂に入ったのに入って

ないといって何度も入るのは、明らかに日常生活に問題があり、

認知症だろう。

 

また「認知症になったらどうしよう」という気持ちが認知症を生

むともいわれてるので、その時はその時と達観する心構えと、コ

ツコツと新しい知識を得ようと向上心をもって脳を活性化させる

ことが大切かもしれない。

 


人間関係の見直しは前向きな行為

2021年09月02日 | 人間関係

10年前、5年前に気があった人が今も気があうとは限らない、

人との関係は流動的、果たして自分にとって必要なつきあいな

のか老後は特に見直すことが大切な気がする。

 

話してると気が滅入る、会ったあと疲れる、素の自分を出せな

い、そんな人とのつきあいを残された時間、続けることはない、

に一緒にいると安心、くつろげる、癒される、無理に話そう

しなくても場が持つ、こんな人とは長くつきあいたいものだ、

いずれにしても人間関係の見直しは前向きな行為だと思ってい

る。


権力者は裸の王様!?

2021年09月01日 | 生き方

一度手にした地位、それも特に権力の座となれば、座り心地が

いいから手放したくない、政治の世界や企業、あらゆる組織の

トップとなればせっかく昇りつめた地位、不祥事でも起こさな

い限り辞めたくない、何があってもしがみつきたくなるのが

音かもしれない。

 

なりふり構わず権力の座を維持しようとする権力にはこのうえ

ない魅力があり、責任もあるけど権力を手に入れると何もかも

が思いどうりになる、だから周りの人々が寄ってきて表向きは

ちやほやされる、悪い気はしない、自分には力もあるし人望も

あるのだと勘違いするリーダーもでてくる。

 

トップに権力が集中するとどうしても裸の王様になる、気に入

らない人間は排除する、そうすると進言する部下もいなくなっ

てしまう、いわゆる立場が人を変える悪い例である、このコロ

ナ禍の1年半、政治の世界を見ての感想である。