朝日新聞の読者欄「声」に掲載された14歳の中学生の投稿が
大きな波紋を呼んだことがあった、その内容とはバックを背負
った60代と思われる男性に「この席よければ座ってください」
と少年は話しかけたが返答は「ふざけるな!本当は座りたいは
ずなのに嫌々譲ろうとしたことぐらい齢をとったらわかるんだ
!」というものだった。
ツイッターなどを通じてネット上で拡散、この高齢者に老害と
いう厳しい批判の声があがった、実際高齢者の一般刑法犯(殺
人、窃盗、傷害等)の検挙数は2020年度4.2万人と14
歳~19歳についで第2位である、そのうち70歳以上が7割
を占めている、また鉄道係員に対する暴力行為は2020年ま
で11年連続トップ、またある病院での調査によると病院職員
への暴言、暴力行為についても60代以上が多いという結果が
でている。
高齢者が増えてるから単純に犯罪の数も増えて当たり前と思っ
たが、そうでもないらしい、20年前と比較して検挙人員は約
4倍、人口構成比では約2倍と高齢化率をはるかにしのぐ実態
である。
それではなぜ高齢者がキレやすくて自己中心的になるのか?そ
の理由は加齢とともに脳が委縮することで前頭葉の機能が低下
し感情抑制機能や判断力の低下によりキレやすくなるという、
確かに「万引きを注意され77歳の男が逆上」「無抵抗の店員
へ怒声をあびせ暴れる」等の新聞記事を見ると、そういうこと
が起因してるのかと思うが社会的に決して許されないことであ
る。