団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

自分が必要とされてないと感じる時

2023年01月11日 | 老後の生き方

サラリーマンでいるときは会社を通じて世の中の役に立つ、会

のため、報酬を得て家族のため、上司、同僚、部下社員、取

引先との交流、なぜか役に立ってるという実感があるものだ。

 

退職すると、今までの実績がすべて帳消しになり、喪失感を味

のは、もしかしたら人生で初めての経験かもしれない、そ

んな時、自分は必要とされないのではと感じる瞬間があるもの

で、そは誰の心にもおこる心理かもしれない。

 

そこには「役に立たなければ生きる価値がない」という考え方

からんでいる、実際にはどんなことが役立ってどんなことが

役に立たないのか、人間の判断能力ではわからないことが多い、

そう考えると人生の意味とか意義とか考えずともかく生きるこ

とをしむことが大切だと思っている。

 


言葉のうらみは怖いもの

2023年01月10日 | 人間関係

人間関係というのは言葉を通しての関係であり人間関係をむす

びつけるための工夫である、反面言葉のうらみは怖い、昔言わ

れた言葉に傷ついて、ずっと続くと思えた友情が一瞬でこわれ

ることもある。

 

人間は自分の言ったことを覚えてないが、言われたことは覚え

ているものだ、例えば私の妻が40年前に私の母に何気なく言

われたひと言を不快に思い、いまだに鮮明に覚えていること、

それだけ人の口から発せられた言葉は力があることは間違いな

いということである。

 

言葉のうらみは怖いもの、逆に人を救う言葉だってある、だか

らこそ自分が使う言葉の重みをいつも心の隅で自覚することこ

そ大切なのかもしれない。

 


誰でも人には嫌われたくはない

2023年01月09日 | 老後の生き方

私たちは日常のなかで広い意味で多かれ少なかれ演技をしてい

る、それは自分の存在を認めて欲しい、好かれたい、嫌われた

くない、注目して欲しい、仲間はずれにされたくない、だから

時には人間関係において見え透いたお世辞を言ったり、本心を

いえなくて、心にもないことを言ったりすることがある、これ

がもうひとりの自分であり、演技をしている自分である。

 

過去をふりかえると、本来の自分とは違う嫌悪するほどの自分

気づくことがある、誰でも人には嫌われたくないから気づく

と、誰にでもいい顔をしてしまう、ついつい、いい人を演じて

しまい、自分を苦しめてしまう結果になることは長い人生のな

かでは往々してあるものだ。

 

内心思ってることを正直に言えない、あるいは言えない、もし

全く心にもないことを言ったりすることは楽しいことでは

ない、しかし人間はこのような演技をすることで、どうにか人

間関係を維持できるのかもしれないというのが私の実感である。

 

 


ブログを続ける意味があると思う時

2023年01月08日 | ブログ

ネットが普及した今は誰でも情報発信ができる、だからテレビ、

新聞、雑誌、ブログ、ツイッターもすべて情報源のひとつであ

る、ある意味情報が氾濫してるともいえる時代である。

 

情報を得たり勉強することはインプット、そこから自分のブロ

グを書いて発信するのがアウトプット、ブログを書くのは自分

の考えをはっきりさせる作業、心と文章がぴったりあうと気持

ちがいいものである。

 

ブログを書いてて、どうすればうまく読み手に伝わるかという

と自分の書いたものを他人の視点になったつもりで読む、その

ことで新たな発見があったりするものである、そして思いが伝

り共感してくれる人が一人でもいてくれたら励みになるし、

ブログを続ける意味があると思っている。

 

 

 


老後の生活費はどれぐらいかかるだろうか?

2023年01月07日 | 老後のお金

老後の生活費はどれくらいかかるだろうか?リタイヤした人にと

重要な問題である、夫が65歳以上、妻60歳以上の夫婦

の無職世帯では毎月の支出が平均24万円、一方年金などの

から税、社会保険料を除いた可処分所得は平均で月約18万

円、月6万円の赤字、これが一般的な年金生活者の例だと言われ

てる。

 

 

この不足分は働いて補うか預金を取り崩すしかない、又支出に関

ては例えば自宅が一軒家の場合とマンションの場合で違ってく

る、マンションの場合は月々の管理費、修繕積立金、車があれば

駐車料金がかかる、また資産(預貯金、有価証券)状況もかなり

影響してくる。

 

 

高齢者の貯蓄調査では貯蓄2000万円以上が18%の反面、貯

500万円以下が40%という結果が出ている、いわゆるシニ

ア間の格差が指摘されている、年金に関しては国民年金の受給の

人が30%もいる、やはり総合的な判断が必要だと思う。

 

 

ただ年金生活者の心得としては働いていた時と同じ生活レベルを

持するのは難しいので生活レベルを見直すことは必要だと思う、

年後であっても現役時代と同じつきあいをしてる人、子供にお

金がかかる人、孫が大勢いてお金がかかる人、ギャンブル好きな

人、趣味にお金をかける人、人それぞれ違う、そして予期せぬ出

費があるかもしれない、いつまで生きるかわからないだけに難し

い問題である。


人と会う機会が減ったけれど

2023年01月06日 | 人間関係

コロナ禍で人と会う機会が減ってしまった、行動範囲も縮小し

時間だけが過ぎいく、それでもぼーっとしながらも自由な時間、

私自身こんな時を求めてたのかもしれない、至福の時間とい

うわけでもないが気分は落ち着く心地よいひと時である。

 

若い時は、この人は嫌だなと思っても利害関係もあり、関係

断ち切ることができないけれど、今はこの人はいいやと思えば

連絡をとらなければいいだけのことだ。

 

人間関係のピークは誰にでもあることで、環境が変わった、

題が合わなくなった、どちらかが面倒だと思った、トラブルが

生じた等で自然に消滅することがある、どこかで偶然会ったり

しないかぎりそれっきり、齢をとったらそれでいい、無理に執

着することはない、もう人生の時間が限られてるから心の声に

忠実に生きるのがいいと思ってる。


他人から見た自分は違うと思う時

2023年01月05日 | 老後の生き方

仕事や家庭がうまくいって幸せそうに見える人、悩みや愚痴な

と無縁に見える人、そういう人がいるかもしれないが生きて

生活している限り、悩みや苦しみがまったく無縁の人なんてい

ないはずである。

 

他人というのは勝手なもので初対面でも身近な人でも、あの

悠々自適の老後で悩みなどないでしょうと推測することがあ

るものだ、中には過大評価だったり、過小評価だったり、本当

の自分は違うのにと思うことが誰にでも経験があるような気が

する。

 

考えてみれば自分以外の人はすべて他者であり、身近な人でも

自分と同じ考えや感性を持ってるわけではない、だから100

%自分を理解したり受け入れてくれることはないのが当然であ

、だから当は違うのにと思う時は自分とは異なるという前

提で他人と繋がることが大切なような気がする。


老いの途中で大切なこと

2023年01月04日 | 老後の生き方

人生はできるなら自由に生きたいものだ、人に流されず自分の

人生を楽しみたい、やりたくないことをやらない、人生の後半

は、とにかく自分の気持ちに正直に生きたいものだ。

 

人生は考え方ひとつで大きく変わるもの、人生なるようになる

と腹をすえて、ありのままの現実を受け入れて生きる、人生を

楽しくするのもつまらなくするのも自分の責任である。

 

そのためには自分の時間を持つこと、そして好奇心と向上心を

持ち続けること、そのことこそ老いの途中で大切なことだと思

っている。


つながらない価値

2023年01月03日 | 生き方

昔はわからないことがあれば人に聞いたり、本で調べたものだ

が今はネットで検索すれば解決できることが多い、今やリアル

な世界だけでなくもネットでつながることができる、ツイッタ

ーでつぶやけば拡散し誰かの目にとまる、中には犯罪につなが

る場合もあるだけに注意は必要だ、ツイッターはネットの日記、

ある意味ブログも同じで誰かに読んでもらうことが前提である。

 

一方本は誰ともつながらない、作家の藤原智美氏によると頁を

開いても本は無言だ、そこに何かを読み取るのは読者の想像力

しかない、しかしそこに本の強みがあるといっていい、誰とも

つながれないという読書の時間は貴重だと語っている。

 

本を読んでも作者とつながることは無い、誰とも繋がらない、

しかし本を読むというのは自己との対話である、このつながら

ない価値を大切にしたいと思っている。


2023年・当たり前のことに感謝

2023年01月02日 | 生き方

健康というものは人間の活動のすべての源である、特に老いる

と健康が生活のすべてを支配するといっても過言ではない、機

能も美貌も知能レベルも体力も衰える、病気になると、てきめ

ん自信を失い気持ちも、内へ内へと向かっていく。

 

実際加齢というのは誰にとっても望ましいことではない、当た

り前のことが当たり前にできなくなるからである、だから、歩

けて当たり前、食べれて当たり前、眼が見えて当たり前、耳が

聞こえて当たり前、これだけの当たり前が何とかできてる、

4つの当たり前ができてることに今は感謝しかないと思って

る。