団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

私が思う生涯つきあえる友人とは

2023年04月13日 | 老後の生き方

昔の友情が何十年も続くケースはなかなかないものだ、友達と

のは環境と状況によってできるもの、それが変われば別れ

たり離れたりするのは仕方のないこと、私の場合一生を通じて

友達づき合いするのは、せいぜい数人のような気がする。

 

 

 疎遠になる理由の一つは共通であった関心事が違ってくること

して自分が何もしてないのに相手が離れる、逆に相手が何も

てないのに自分が離れる、そう考えると人間関係において自

分がどうにかできる範囲が50%、あとの50%は相手次第と

もいえる。

 

 

それでは私にとって生涯つきあえる友人とは相手の人生に過度

入らず、相手が言いたくなさそうなことは聞かない等、

度と制の利いたほどよい関係、知っていても知らぬふり、

らぬふして相手を全力でねぎらう、友人であるならそんな

とができ人間でいたいと思っている。


落ちこんだ時は落ちこんだままでいい

2023年04月12日 | 老後の生き方

若い頃、お年寄といわれる人を見ると、円熟して人生のすべて

はっきり見えて、みんな人生の達人でないかと想像してたも

のだ、しかしいざ、自分がその年齢になってみると、そんなこ

とはない。

 

身体の衰えや将来に対する不安など悩みが消えることなどない、

さらにこの年になって自分の知らなかった自分に出会うことが

あるものだ。

 

落ちこんだ時は落ちこんだままでいい、今の自分のすべてを肯

すれば少しも苦しいことはない、そう思うようにしている、

人生とは何か?生きるとは何か?に正解はないと思う今日この

頃である。


同居の90代義母の陰口に悩む60代女性

2023年04月11日 | 嫁と姑

読売新聞「人生案内」60代無職女性の相談内容は同居の90

代義母の陰口に悩まされ疲弊してるというものだった、家族は

70代の夫、精神疾患のある30代長男と4人暮らしである。

 

義母は気にいらないことがあると近所に住む娘(相談者の義姉

妹)に逐一電話、話が誇張されるため義姉妹も全面的に賛同、

夫は優柔不断「嫁姑とはそんなもの」といい絶望しかない、か

といって離婚や別居をする経済力もない、心底疲れました、こ

の先、どんな心の持ちようで生きていけばいいでしょうか?と

いう内容であった。

 

この相談についての回答は積もりに積もったうっぷん、40年

の結婚生活をありのままに文章に吐き出してください、気持

が落ち着いてくるはずです、そして義母の悪口は老いが言わ

てるもの、無視してくださいという内容だった、味方が誰も

いない状況で、吐露できるのが文章を書ことであれば回答者

の助言も理解できる、悪口を無視するなで、せめてご主人の

協力もしくは愚痴の聞き役になれないのろうか?と思うのは

私だけではないような気がする。


努力は必ずしもむくわれるとは限らないけれど

2023年04月10日 | 生き方

努力が必ず報われるとしたら、勝利は努力の量に比例するはず

である、しかし現実はそうではない、努力は必ずしもむくわれ

るとは限らない。

 

この言葉は作家の五木寛之が「折れない言葉」のなかで紹介し

てるプロスケーター羽生結弦の言葉である、そしてこの言葉に

続いて「しかし努力には意味がある」と続けてることに注目

したい。

 

どんなに努力をしても勝てなければ人からは評価されない、他

者からの評価は重要である、努力をすれば自分に手応えや満足

を感じられる、努力は必ずしも報われないかもしれない、それ

でも努力をしたことは大切だし価値があるということを言いた

かったのでは?と思う。


年金生活80代ひとり暮らし女性の悩み

2023年04月09日 | シニア女性の悩み

80代ひとり暮らしの女性、収入は国民年金と遺族年金で8万

円、支出は家賃1万円(都営団地)、生活費7万円、医療介護

費用3万円、月3万円の赤字、貯金は40万円。

 

自営で夫婦で工務店を営んでいた、老後の収入は夫婦で年金1

3万円あった、ぜいたくはできないが、なんとかやりくりして

生活できてたがその暮らしが一変したのは3年前の夫の死、夫

の年金収入がなくなり経済的に苦しくなった。

 

さらに女性はリウマチで足が不自由で要介護2で日常生活も不

自由な状態、ヘルパーが来て家事全般をやってもらってる、部

屋の窓から外を眺めるのが唯一の楽しみだという、貯金は近い

うちに底をつく、生活保護を受けたら収入は13万円前後にな

るし医療費は無料、解決の道はそれしかないと思う。


運がいい時運が悪い時

2023年04月08日 | 老後の生き方

運不運はたいてい交互にやってくるのでいたずらに一喜一憂し

ないこと、また「運も天下の回りもの」いずれいい運が自分の

ところに回ってくることを信じて待ちに徹するように自分自身

生きて来た。

 

運がいい時運が悪い時というのは程度の差はあっても誰にでも

あること、ただ運がいいと思った時はあまり調子にのらず感謝

する、逆に運が悪いと思った時はやけにならずじっと我慢する、

ひたすら待つ。

 

そもそも思いどうりにいかないのが人生、実際思いどうりに生

きられる人なんてほとんどいないような気がする、みんなどこ

かで妥協しながら今を生きている、だから運不運に左右させず

に自分に与えられた条件のなかで一所懸命生きることが大切と

いうのが75歳の実感である。

 


老々介護70代女性の本音と悩み

2023年04月07日 | シニア女性の悩み

70代の要介護4の夫と二人暮らしの70代女性、いつまで介

護ができるか不安、衣服の脱ぎ着はひとりではできない、入浴

は週5日のディサービスを利用、毎晩夫の下の世話をし、朝4

時半に起床、熟睡できるのは夫が月に5日行くショートステイ

の時だけ。

 

女性自身、1年半前に乳がんの手術、さらに膝も痛く、整形外

科に通ってるという、昨年夫は介護付き有料老人ホームに入所

したものの1ヵ月で退所、最近夫婦で入所できる施設を探せと

いう夫、年金生活で二人入所は無理だというと怒り出す、いつ

までつづく介護に絶望しかない。

 

これは読売新聞の人生相談、「文句の多い夫を病身で世話する

私」のなかの一部である、まさに老々介護である、この記事を

読んでみて13年前当時85歳の父が認知症になり自宅で半年

間介護してた母のことを思い出した、母は半年間で10キロ痩

せて、父が亡くなったあとも体重は元にもどらなかった、この

ご夫婦はまだ70代と私と同世代、他人事ではないと痛感した。


あの日にタイムスリップできたら!

2023年04月06日 | 老後の生き方

若い時は楽しく、老年になっても幸せな人生を誰もが望むもの

だが、いざ齢を重ねると簡単ではないことがわかってくるもの

だ、だから一度や二度はこんなことを思う人がいるだろう「あ

の日にタイムスリップできたら」

 

20代のあの日に、30代のあの日に戻れたら人生が変わった

のでは?やり直したい、戻りたい、それでも冷静に考えると大

して変わらないだろうと思ってしまうものだ、もしかしたらも

っと悪いことが待ってるかもしれない、だから、やりなおした

い、戻りたいなんて望んでもしょうがないことだ。

 

それよりも、今は老いに逆らわず無理をしない、少しはイヤな

こともあったとしても残された時間は少ない、今の状況を受け

入れて生きるしかない。

 

 


80代の健康法と人生の満足度

2023年04月05日 | 健康

日頃からよく歩く、バランスの取れた食事をとる、十分な睡眠

をとる、歯の定期健診を受ける、かかりつけ医をつくる、規則

正しい生活、クヨクヨ悩まない、これは雑誌プレジデントが「

80代大先輩の教え200人調査」として実施したアンケート

調査のなかで70代以下に薦めたい健康法として上位にランク

されたものである。

 

老いても体調を管理するうえでの健康法としては特段目新しい

ものはないが、この調査によると健康の満足度、人生の満足度

とも80代の約70%の人が満足している、それだけ充実した

生活を送ってるといえる。

 

そしてメンテナンスしておくといい体の部位として、80歳で

自分の歯を20本以上保つことを目指す8020運動の歯が1

位で2位が腰、3位が下半身、4位が目という結果であるがこ

れから80代にむかうものとして参考になる記事だった。


誰もが嫌われたくないけれど

2023年04月04日 | 人間関係

好きな人嫌いな人というのは第一印象はあまりてにならない、

理的に嫌いというのもあるけれど人間の考え方や性格という

のは実際に話してみないとわからないものだ。

 

好きな人嫌いな人との判定はなかなか難しい、ある視点からい

ば嫌いだけど違う視点から見ると好きだとそういう面を人間

は必ず持っている、一方で同じ行動をしても好きな人であれば

許せる、嫌いな人は許せない、極端な話が一度嫌われると本人

はいくら努力しても好かれるということがないということがあ

る。

 

誰もが嫌われるよりは好かれたい、それは老若男女変わらない、

それが人の世の原理である、それでも誰にも嫌われない人など

人もいないはず、全員に好かれようとするから悩む、周囲を

見渡して50%の人に好かれたら上等だと私は思っている、人

間にとって好き嫌いの感情はたわいのないことのようで根が深

いものである。