4年も犬を飼っていると、いろんなパターンの犬友達ができる。
まず、森のお散歩道ともだち。
裏の森の小道を、二つの湖にそって歩く往復2時間ほどの散歩で、いろんな
犬とその飼い主に会う。顔見知りはみなリードなしで、犬たちは自由に走り
人間は世間話をしながらのんびりと森を散策するのだ。
Trishがある日、追いかけっこをする犬を見ながらこう言った。
「TABIはすばしっこくて足が速いわねえ!あの子には、アレをやらせたらいいわね、
ほら、なんての、アレよ。犬がトンネルとかくぐる…」
「ああ、アジリティのこと?」と言うと、
「そうそう、それ!アジリティやらせたら、きっといいとこまでいくだろうねえ」
そうねえ、いいかもねえ。と言って、私たちはまた歩き出す。
森のともだちは、TABIがアジやっていることを知らない。
別に隠しているわけではないが、自慢げに話すことでもないと思っている。
森のともだちは、とくに貧乏でも金持ちでもない、ごくふつーの人々だ。
飼っているのは雑種、純血種と様々で、レスキューも多い。どちらにしろ
彼らの犬は、たんに家族の一員であり、ショーに出したりスポーツをやらせたり
なんて考えたこともない。でも、犬と楽しく暮らしている人々ばかりだ。
どこの犬もみな平等にかわいがる。タイトルとか血統なんて「へええ、そおお」
の二言で忘れてしまうくらいの価値しかなく、「犬は犬」と思っている。
私の一番好きなタイプの犬ともだちだ。
無印良品みたいでサッパリしてていい。
TABIも、森のともだちの間では無印良犬でとおっている。
あの子が一番幸せに見えるのは、森のともだちと遊んでいるときだ。
まず、森のお散歩道ともだち。
裏の森の小道を、二つの湖にそって歩く往復2時間ほどの散歩で、いろんな
犬とその飼い主に会う。顔見知りはみなリードなしで、犬たちは自由に走り
人間は世間話をしながらのんびりと森を散策するのだ。
Trishがある日、追いかけっこをする犬を見ながらこう言った。
「TABIはすばしっこくて足が速いわねえ!あの子には、アレをやらせたらいいわね、
ほら、なんての、アレよ。犬がトンネルとかくぐる…」
「ああ、アジリティのこと?」と言うと、
「そうそう、それ!アジリティやらせたら、きっといいとこまでいくだろうねえ」
そうねえ、いいかもねえ。と言って、私たちはまた歩き出す。
森のともだちは、TABIがアジやっていることを知らない。
別に隠しているわけではないが、自慢げに話すことでもないと思っている。
森のともだちは、とくに貧乏でも金持ちでもない、ごくふつーの人々だ。
飼っているのは雑種、純血種と様々で、レスキューも多い。どちらにしろ
彼らの犬は、たんに家族の一員であり、ショーに出したりスポーツをやらせたり
なんて考えたこともない。でも、犬と楽しく暮らしている人々ばかりだ。
どこの犬もみな平等にかわいがる。タイトルとか血統なんて「へええ、そおお」
の二言で忘れてしまうくらいの価値しかなく、「犬は犬」と思っている。
私の一番好きなタイプの犬ともだちだ。
無印良品みたいでサッパリしてていい。
TABIも、森のともだちの間では無印良犬でとおっている。
あの子が一番幸せに見えるのは、森のともだちと遊んでいるときだ。