１５周年

今日は、１５回目の結婚記念日。

まったくよく続いたものである。
一応、例年どおり夫と食事に出ることにした。近くにできた、ルイジアナ料理
の店だ。まだ体調が良くないので、ケイジャンみたいなスパイシーなのは
無理かと思ったが、遠くに行くのも面倒なので、ここにした。

だが、夕方夫は仕事のことで上司の家へ寄り、いつまでたっても帰って来ない。
携帯にかけると、まだ解決してないという。じゃ、レストランの予約は
キャンセルして、犬の散歩に行って寝るわ、と言うと、「ああ、おやすみ」
と、夫。

TABIを散歩に連れて行き、雪の中で思い切り遊ばせたあと、家に帰る。
雪まみれの足を拭いてやり、さて私はお蕎麦でも作って食べようかしら、と
鍋で湯をわかしていたら、夫が帰ってきた。

話し合いが早く終わったので、予定通り食事に行こうと言う。
あわててTABIに鳥手羽を夕食として与え、レストランへ。

ケイジャン料理は、魚や海老などをふんだんに使い、日本人にはなじみやすい
食べ物だと思う。ワサビの代わりにホースラディッシュを多用しているのが
ユニークだ。そして、量が多い。とても食べきれず、包んでもらう。

外は銀世界。
私たちの結婚式も、豪雪に見舞われた日だった。

沈み行く船の行方

犬クラブのクリスマス・パーティー。

体調万全ではないが、いいかげん外の空気を吸いたいので出かける。
ポットラックなので、私はお得意の海老のキャセロールを作って持っていった。

いつもはテーブルと椅子が所狭しと並び、人々で一杯の会場なのに、今年は
閑散としている。新会長のやり方に賛同できない会員たちが、こぞって欠席
を決めたからだ。このクラブの今後を暗示するようなパーティーである。

それでも、二つの七面鳥と大きなハムが用意され、持ち寄られたいろいろな
ご馳走がテーブルに並び、それはそれで楽しかった。私のキャセロールは
大人気で、５分もしないうちに空っぽになってしまった。