姑から贈られた小切手を振り込みに、銀行へ。
こっちの銀行は日曜日でも何でも毎日開いているので、全く便利だ。
テラーのとこへ行く途中で、Scottが「あ、こんにちは!元気?」と私たちに
声をかける。彼は、私たちの投資関係の担当だ。今日はさすがにお客が少ない
ので、ワイド画面のテレビでフットボールの試合を見ていた。
今年アメリカ経済は、サブプライム問題でかなりの混乱を見た。
ま、サブプライムなんて現実にはありえないような貸し出しを平気でやってた
わけだから、焦げ付きが出て当然と言えば当然。日本の報道では、これは
「低所得者への貸し出し」としか説明されていないが、実際には中流層(日本
の中流よりずっと金持ち)も乗せられて投資目的でリゾート地にコンドとか
バンバン買ってたのだ。そういう人達が、今そろってアップアップしている。
そのために景気が悪くなっていくだろう、今年のクリスマスの売れ行きは
良くないだろう、と予測されていた。確かに、去年のクリスマスのカタログ
にはギフトとして車や自家用飛行機などが載っていたが、今年は見かけない。
米ドルがパワーをなくしたお陰で、通常は弱いカナダドルが破竹の勢いだ。
夫はカナダドルでお給料をもらっているので、これは嬉しいニュース。
米ドルになおすと、月給が千ドル以上も違う。
しかし、景気が悪いと言いつつ金利は例えばCDでもどこも4%以上だ。
Scottは「来年は少し下がるだろう」と言うが、日本の銀行のあの超低金利と
比べたらねえ。東京では金利はこうなのよ、と言ったら彼は「えっ!」と
驚いていた。さらにタックスが20%で、と言ったら「ええっ!」
私は経済はよくわからないが、日本とアメリカでどうしてこうも差があるん
だろうか。ま、とりあえずこのチャンスにお金を増やすとしよう。