今日は、デザートにStrawberry shortcakeを焼く。
冷凍庫を整理してて、苺のパックを発見。
昨年の夏、ファーマーズ・マーケットでつみたて苺を大量に買い、小分けに
して冷凍してたやつ。まだ少し残っていたのだった。甘く煮てゆるめのジャム
に加工した。
ところで、日本のストロベリー・ショートケーキと、北米のStrawberry
shortcakeは似て非なるものであることは、アメリカに初めて行った二十数年前に
知った。日本のはフワフワのスポンジ生地に白い生クリームを塗り、新鮮な
苺を飾ったもの。どこのケーキ屋にもある定番で、子供の頃はケーキといえば
これかシュークリームだった。
しかし、アメリカのレストランで出てきたものはというと、biscuitを半分に
切ったものに生クリームをはさみ、つぶつぶ苺のソースをかけたものだった。
その後カナダで食べたのも、そのタイプ。一個で一食分になるほどデカかった。
またこのbiscuitなるものも、日本でいうビスケットとは異なる。
北米で言うbiscuitは、どちらかというとスコーンに近い、厚みがあってナイフ
でサクッと切れるもの。日本のビスケットはイギリスのbiscuitと同じで、
赤ちゃんの歯固めビスケットのように固いタイプ。同じ名前でも、両者は全く
違うものである。
しかもややこしいのは、カナダはイギリスの影響がアメリカより強いため、
biscuitといっても人によってどっちを意味しているのか、確認しないと正確
にはわからない。こういうことは、実際にその国に生活しないと気づかない
点である。よく和訳された本を読んでて意味が変な箇所があるが、翻訳者が
辞書からの情報しか得られない場合、それは仕方ないことと言える。
さて、夫に生クリームの泡立てを手伝ってもらい、Strawberry shortcakeは
ことのほか美味しくできた。甘みをおさえた苺のソースが、苺の香りを強く
出していて良かった。暑い夏の日が蘇る。冷凍庫は、タイムマシーンのように
思い出を保存する役割もあるのであった。
冷凍庫を整理してて、苺のパックを発見。
昨年の夏、ファーマーズ・マーケットでつみたて苺を大量に買い、小分けに
して冷凍してたやつ。まだ少し残っていたのだった。甘く煮てゆるめのジャム
に加工した。
ところで、日本のストロベリー・ショートケーキと、北米のStrawberry
shortcakeは似て非なるものであることは、アメリカに初めて行った二十数年前に
知った。日本のはフワフワのスポンジ生地に白い生クリームを塗り、新鮮な
苺を飾ったもの。どこのケーキ屋にもある定番で、子供の頃はケーキといえば
これかシュークリームだった。
しかし、アメリカのレストランで出てきたものはというと、biscuitを半分に
切ったものに生クリームをはさみ、つぶつぶ苺のソースをかけたものだった。
その後カナダで食べたのも、そのタイプ。一個で一食分になるほどデカかった。
またこのbiscuitなるものも、日本でいうビスケットとは異なる。
北米で言うbiscuitは、どちらかというとスコーンに近い、厚みがあってナイフ
でサクッと切れるもの。日本のビスケットはイギリスのbiscuitと同じで、
赤ちゃんの歯固めビスケットのように固いタイプ。同じ名前でも、両者は全く
違うものである。
しかもややこしいのは、カナダはイギリスの影響がアメリカより強いため、
biscuitといっても人によってどっちを意味しているのか、確認しないと正確
にはわからない。こういうことは、実際にその国に生活しないと気づかない
点である。よく和訳された本を読んでて意味が変な箇所があるが、翻訳者が
辞書からの情報しか得られない場合、それは仕方ないことと言える。
さて、夫に生クリームの泡立てを手伝ってもらい、Strawberry shortcakeは
ことのほか美味しくできた。甘みをおさえた苺のソースが、苺の香りを強く
出していて良かった。暑い夏の日が蘇る。冷凍庫は、タイムマシーンのように
思い出を保存する役割もあるのであった。