ことを、実体験。
昨年、日本のお友達から「1Q84」の1と2が送られてきて、村上春樹が嫌い
な私はやっとの思いで読み終えたことは、日記にも書いた。ホッとしたのも
束の間、今度は3が届いた。
う?ん…と唸ってしまった私。彼女の好意を無駄にしたくないので、一日
百ページずつ我慢して読むことに。六日で読了する計算。そしてやっと、
あのけったるい変な翻訳みたいな文章の羅列から解放された。
読み始めてすぐ、両腕の内側に真っ赤な発疹ができた。
何か体に悪いものを食べたのでも、洗剤や石鹸にかぶれたのでもない。
野生動物に咬まれたとか、毒性植物に接触したのでもない。熱を持って腫れて
いる発疹を冷水で冷やし、柔らかいガーゼで包み、夜は抗ヒスタミンを50mg
飲んで寝た。しかし、発疹はどんどん増え、上腕にも広がり肩に向かって
さらに範囲を広げつつあった。
これ以上ひどくなったら病院へ行かなきゃ、と思ってたが、ある時点でピタ
とおさまった。そして一晩で、ボコボコ腫れてた発疹が消え、炎症の跡が薄茶色
に残るのみとなった。よく考えると、その「時点」とは本を読み終えた日の
ことである。
私は村上春樹の書いたものにアレルギー反応を起こし、蕁麻疹ができたのだ。
こりゃもう今後は、禁ムラカミハルキである。
体に悪いし、時間の無駄だ。いやはや、恐ろしいことである。
ところで読んでてふと思ったのだが、彼独特のあの妙ちくりんな文章。
外国語に翻訳されることを予想して、ああいう書き方を始めたのだろうか。
日本語としては変きわまりないが、中学生の英作文の日本語訳と思えば確かに
理解できる。「永遠のジャック&ベティ」みたいな(笑)、「ジャックさん、
あなたの温かいコーヒーは好きですか」「ハイ、私の温かいコーヒーは決して
悪くありません」とかさ(笑)。ルー大柴が小説書くとああなる、ってかんじ?
昨年、日本のお友達から「1Q84」の1と2が送られてきて、村上春樹が嫌い
な私はやっとの思いで読み終えたことは、日記にも書いた。ホッとしたのも
束の間、今度は3が届いた。
う?ん…と唸ってしまった私。彼女の好意を無駄にしたくないので、一日
百ページずつ我慢して読むことに。六日で読了する計算。そしてやっと、
あのけったるい変な翻訳みたいな文章の羅列から解放された。
読み始めてすぐ、両腕の内側に真っ赤な発疹ができた。
何か体に悪いものを食べたのでも、洗剤や石鹸にかぶれたのでもない。
野生動物に咬まれたとか、毒性植物に接触したのでもない。熱を持って腫れて
いる発疹を冷水で冷やし、柔らかいガーゼで包み、夜は抗ヒスタミンを50mg
飲んで寝た。しかし、発疹はどんどん増え、上腕にも広がり肩に向かって
さらに範囲を広げつつあった。
これ以上ひどくなったら病院へ行かなきゃ、と思ってたが、ある時点でピタ
とおさまった。そして一晩で、ボコボコ腫れてた発疹が消え、炎症の跡が薄茶色
に残るのみとなった。よく考えると、その「時点」とは本を読み終えた日の
ことである。
私は村上春樹の書いたものにアレルギー反応を起こし、蕁麻疹ができたのだ。
こりゃもう今後は、禁ムラカミハルキである。
体に悪いし、時間の無駄だ。いやはや、恐ろしいことである。
ところで読んでてふと思ったのだが、彼独特のあの妙ちくりんな文章。
外国語に翻訳されることを予想して、ああいう書き方を始めたのだろうか。
日本語としては変きわまりないが、中学生の英作文の日本語訳と思えば確かに
理解できる。「永遠のジャック&ベティ」みたいな(笑)、「ジャックさん、
あなたの温かいコーヒーは好きですか」「ハイ、私の温かいコーヒーは決して
悪くありません」とかさ(笑)。ルー大柴が小説書くとああなる、ってかんじ?