TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

言語の不思議

2011-04-10 15:52:24 | インポート
今日も工事に来たお兄さん達に、TABIは遊んでもらっている。

まだ若い彼らだが、時間はちゃんと守るし腕は確かである。
そして土地柄か、みな英仏二ヶ国語で会話も仕事もできる。うちの夫とは
フランス語で、私とは英語で、全く不自由ない。アクセントも強くなく、
両言語ともほとんど同等にあやつれるようだ。仕事中にケータイに電話が
入ると、相手によって英語、仏語を使い分けて話している。

これが日本であったら、「バイリンガルを生かして国際的な仕事を!」と
短絡的に考えることであろう。しかし、このあたりでは英仏バイリンガルで
あることはむしろ普通で、スーパーのレジのバイト君だってできること。
特技のうちにも入らないのだ。

なんかもったいないな?、とか私などは思ってしまうのだが。


シュガーブッシュのブランチ

2011-04-10 14:41:10 | インポート
におよばれ。

この家を買った時の不動産エージェントが、招待してくれた。
なんかこの地域のエージェントって儲かるらしくて、こういうお客様招待
イベントって結構多いみたい。お隣のご夫婦も、やっぱり家の売買で世話に
なったエージェントがパーティーに呼んでくれたり、いろんな余禄があると
話していた。競争が激しいから、こういったサービスをしてお客に覚えて
もらうのもコツなんだろう。

さて、一日お楽しみ券みたいのを送ってくれたので、夫婦で出かける。
犬は残念ながら入れないとのことなので、TABIちゃんはお留守番。
ログキャビンっぽい大食堂でメープルシロップをたっぷりかけたパンケーキ
や、フレンチ系農場独特のオーブン焼きビーンズやコールスロー、ポテトや
自家製ピクルスなど、どれも素朴で美味しかった。デザートのシュガーパイ
も、全部手作りである。圧巻は、オーブン焼きしたオムレツ!デカイ!
そして、コツはなんなのか知らないがフワフワで柔らか。

大きな十二人用テーブルで他のお客さんと食事をとったのだが、隣に座った
家族がちょっと変。中年の奥さんがどうも情緒不安定らしく、ウェイトレス
が持ってきた料理を「誰かが触れた皿なんか、手をつけたくないわ!」とか
言って突っ返したり、パンが出れば「こんなもの!」と言って投げようと
したり。彼女の亭主も娘も、黙って何もしない。

私達夫婦と、テーブルの他のお客さん達はもう凍りついてしまった。
私は、パンと一緒に運ばれてきたブレッド・ナイフを、そっとウェイトレス
に目配せして下げさせた。キチガイと刃物は、同席しないほうが良い(笑
)。

さて、お食事のあとは馬車に乗ってメープルの森を散策。
そしてまだ残る雪にシロップを流し、名物メープルキャンディを作る。
ああ、やっぱりこのシロップを味わうと、春が来たんだなあ、ってかんじ。