TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

食えるガーデン

2012-08-18 15:15:45 | ガーデン
コミュニティガーデンの見学に行ってきた。

園芸用の見て楽しむ花よりも、食料として利用できる植物に重きを置いた「食えるガーデン」を実践している。専業農家の畑とは違い、手作りのガーデン用オーナメントがあちこちにあったりして和めるガーデン。また、いかにもばっちり手入れしてます、といった鑑賞用ガーデンとは全く異なり、生い茂ったハーブ類をかきわけ、ベリーなどつまみ食いしながらガーデンを散策できる。

私はアメリカ転勤からカナダに戻ってからというもの、オーガニック野菜の価格高騰のためガーデンといったら食えるもの一辺倒。バラだって、花は食えるしローズヒップはお茶になるから育てている。せっかく時間とエネルギーを費やすのだから、すくすく育ったあかつきには是非、食卓にのせることができるもので庭をいっぱいにしたい。

さて、コミュニティガーデン。
いろんな人が、個性あるガーデンを作っている。



これはアーティチョークの花。
アーティチョークは普通、つぼみをゆでて食べる。だから、花を見ることはあまりない。私も、今回初めて見た。鮮やかな色が美しい。ガーデンでは数本だけ、わざと花を咲かせていた。なぜかというと、花粉や蜜が蜂たちの食料になるからだ。蜂がいないと、受粉しないから野菜は実をつけない。蜂に来てもらってせっせと受粉してもらうために、蜂の食べ物となる花を植えるのも、食えるガーデンの必須事項だそうだ。こういう点も、農家の畑とちょっと違う。

農薬も一切使わないのに、みんな健康に育っている。
パッと見はきれいじゃないけど、犬を連れて歩いても安心だ。
蜂の研究をしているおじいさんもいて、いろんな話を聞いて勉強になった。
今後の参考にしたい。