TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

アジ練

2002-06-16 13:32:40 | インポート
ブラックフライの季節は終わりに近いのか、今日は虫がやや少なかった。

今日はSending Awayの練習。
これまでは犬と一緒にコースを走ってきたが、これからはハンドラーは動かず犬を
キューひとつで自由自在に障害物へ送りこむことを学ぶ。

犬はすでに立派な障害物フォーカスとなっており、スピードもかなり出る。
ハンドラーは犬に追いつかない。「トンネル」と言った1秒後には、犬はすでに
出口から頭を出している。ハンドラーがトンネルの入り口にいたのでは、次の障害
へ送るのに時間がかかってしまう。

始めは3つくらいの障害物で練習。
ハードル、トンネル、ハードルのU字型コース。犬がハードルをジャンプ中に、即、
トンネルへのキューで送り、ハンドラーは2つ目のハードルの横へひとっとび、
犬がトンネルから頭を出したら即、ハードルへ送る。
ポン・ポン・ポンとわずか数秒で3つの障害をクリアでき、ハンドラーは走る必要
が全くない。

なるほどね? そういえばナショナルなんかじゃハンドラーは犬から離れてるもんね。
犬の横につきっきりでは、いつまでたっても初級レベルを脱出できないということ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

皆の衆よ、いずこ?

2002-06-14 10:57:56 | インポート
夕方、車でいつもの公園へTABIを連れて行ったが、常連は少なかった。

昨日・今日と陽気がいい。普通なら20頭くらいワラワラ遊んでいるはずだ。
ミックスのWHISKYとジャックラッセルのEVA、ウェルシュテリアのJENNAだけ。
「みんなどこ行ったんだろね?」と首をひねる。

JENNAの飼い主が、「州立公園に行ってるんじゃない?」と言う。
さらに車で15分ほど行った先にある公園だ。

いつもの公園は、実はノーリードが許可されている場所ではない。
でも禁止の看板がないし、広い芝生あり大きな川ありで犬を遊ばせるのに
絶好の場所なので、犬連れが来てはリードをはなして遊ばせている。
だが、それをおもしろく思わない子供連れが文句を言い、犬連れとかなりの
険悪ムードになったことが続いた。

それで、常連犬連れの一人が立ちあがり市に正式なドッグパーク設立を求める
運動を始めた。市民代表として市議会で意見を述べ、署名運動もした。
これだけ大きな市なのに、ドッグパークが一つもないなんて、確かに変だ。

だが、市議会に犬好きは少ないと見え、実現しなかった。
「犬はリード付きで散歩するだけで、運動は充分足りる」というのが理由だそうだ。
議員なんてスカタンぞろいだ!実は、うちの数軒先に住むオヤジも市議会議員だ。
よその州ではドッグパークが増えているというのに、この州は全く遅れている。

州立公園だってノーリードは禁止区域だ。
でも、子供連れがあまり立ち入らない場所があるそうで、そこで常連は
集まって遊んでいるらしい。

なーんだ。
でも常連を追ってそっちの公園まで走る気持ちはないな。
こっちの公園の方が視野が開けてるし、川の水もきれいだ。
子供連れが多い日は、場所を譲ればすむことだ。
子供に近づかないようTABIをコントロールすれば、文句も出まい。

秋になって子供連れが来なくなれば、常連も戻ってくるさ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

嗚呼ティーンエイジャー

2002-06-11 12:46:20 | インポート
夫の部下の娘(13歳)が集団レイプされ、妊娠したらしい。

まあこのテの事件はカナダじゃ珍しくも何ともないので、普段なら三歩も歩けば
忘れてしまう。だが今回は、娘の母親が、夫の直属ではないが一応部下なので
ちょっと目を引いた。

その部下W(仮名…笑)は、高級住宅地に住む共働き。この住宅街には私の
友人も住んでいるが、医師など高収入の職をもち上昇志向とお自慢傾向の高い
連中ばかり棲息している。一家に車2台3台は当たり前、それもメルセデス・ベンツなど
の高級車が多い。Wも、通勤は愛車のBMWだ。

事件の概要はこうだ。
ある夜、娘は同じ住宅街の高校生の友人宅にパーティーに呼ばれて行った。
酒とマリファナでフラフラ状態のところを袋を頭にかぶせられ、手足を縛られ
数人にレイプされたのだという。娘は、この事件のことを黙っていたのだが
妊娠に気付いて母親に告白した。

良家のお嬢ちゃん・お坊ちゃんに実はワルが多い、というのは、日本もカナダも
同じだ。それに中・高校生なんて発情期の犬みたいなもんなんだから、親も
もっと管理を厳しくするべきだった。娘には、せめてピルを飲ませるとかね。
13で子持ちなんて、シャレにならないよ。高級住宅街を、BMWマークの
ついたベビーカーでお散歩するのか?

だが、この娘の言うことはなんか胡散臭い。
おそらくレイプというのは作り話だろう。バーティーに行って酒と麻薬で
いい気分になり、つい好奇心でその場にいた男の子と寝てしまった。
で、妊娠。母親に「誰の子なの?!」と問い詰められ、答に窮してレイプなんて
言っちゃったんだろう。13のガキの頭で考えそうなことだ。
警察の調べが入れば、すぐにバレることなのに。

あ?全く、子供ってのは大変だ。
うちは犬で良かったよ。おまけに去勢してるし、妊娠の心配なし(笑)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アジリティ競技会・スタンダード

2002-06-10 12:05:09 | インポート
地元フィールドで競技会があったので、お昼を食べてから見に行く。

トレーナーも愛犬と出場している。
Johnのテントにお邪魔して、解説つきで見学。スタンダードはわかりやすい。
彼の愛犬、Connorは昨年のナショナルでスペシャルの部3位をとった犬だ。
他にもナショナルに出た俊足犬が何頭かマスターで走る。

コースのプリントを見ながら、「自分ならどう犬をリードするか?」で
盛りあがる。障害物の配置や、犬の速さ・癖によってハンドリングが違って
くる。

ベテラン犬とベテランハンドラーの走りを見るのは本当に参考になる。
それに、ベテランだからといって必ずしもいつもうまくいくとは限らない。
うっかりミスも、また微笑ましい。みんなジョークを飛ばし合って、
ミスしたチームが落ちこまないようにフォローしたりもして。

稲妻が光って夕立が降り始めたので、私たちは退散。
でも競技は続いた。みんなの結果はどうだったのかな。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

耳なし芳一再び

2002-06-10 11:33:15 | インポート
カナダの夏の風物、ブラックフライの季節真っ盛り。

今日のアジリティ練習場も、ブラックフライの大群で空が黒く見えるほど
だった(ウソウソ)。トレーナーやクラスメイトの多くが、虫よけネットを
着用。養蜂家が身につけているやつみたいのだ。さすがだ。
私たちもそれくらい準備するべきだった。

顔といわず首といわず、頭の地肌まで虫がたかる。目も開けていられない。
ハーブの虫除けをスプレーしながらの練習。TABIにも一ビン全部使い切るくらい
振りかけた。しかし、お腹を忘れてしまい、ビシバシ食われてしまった。
私も首筋を食われてボコボコだ。

まあそれでも、健気によく走ってくれた。
トレーナーのHeatherが、「この調子ならもう競技会に出てもいいんじゃない?」
と誘う。どうも学校側はこの子を出したいようだ。でも夫は絶対反対。
「賞なんかもらって何になる!それで食っていけるわけでもあるまいし」
まあそりゃそうだけどね。

来週からは、敷地内の湖でDock Divingのクラスが始る。
こっちもおもしろそうだ。水遊びはTABIも大好きだしね。
来週は虫が少なくなってるといいな。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする