今月の座布団十枚

Life is like the produce business.
Kiss the old stuff goodbye and dump it.
The sooner you get over your last loss,
there's a box of new apples to move on to.

You've gotta go through hardship to be
able to survive. It may be tough at
the time, but it builds charactoer
and helps you get through the
next challenge you face.

---Pete Luckett

豪雨の一日

まだ冬というのに、いきなりものすごい雨の一日。

気温がそれだけ急に上がったってことなんだけど、冬に豪雨は困る。
根雪で排水溝がどこも塞がっているので、雨の逃げようがない。そして、夜半
には必ず零下になるから、路上の水は全て凍ってアイスリンクになってしまう。
案の定、ニュースではひどい交通事故の続発を報道している。

さてそんな悪天候の中、ボランティアへ。
地元大学による更年期前後の女性の健康に関する研究調査である。
前回私に電話インタビューした院生が、今回は買い物につきそってインタビュー
するという。どのようなものを買っているのか、食材を選ぶにあたってどの
ようなこと（値段、質、好みとか）をポイントに置いているのか、そして
それが結果的に健康にどのように影響するのか、などを調べるのだそうだ。

ボランティアといっても、お店で使えるお買い物カードをくれる。全くの
無料奉仕ではないところがエライ。私はいつも食材の買い物の前にはだいたい
の週間メニューを決め、メールで送られてくる各店の広告を見てどこで何を
買うかメモをして出かける。それを見た彼女は「すごい、さすが！」と
感心。まあ?若いのね。あなたも主婦になったら、これくらい当然よ。

私はさらに、エクセルで底値表を作っており、買い物の際にはそれを参照する。
底値表があると、オーガニックのカリフラワーが先々週は$2.99だったのが
今週はなんと$4.49に値上がりしているのがわかる。彼女は、「わあ、そうやって
比較するのって便利ですね！表がなかったら値上がりも気づかないし」と
これもやたら感心していた。感心してもらって嬉しいが、私はこのすごい
値上がりがショック。全く、ここは物価が高い。

彼女は私へのインタビューのあと、隣の州へ別のインタビューに出かけるという。
この研究調査自体は昨年の五月から始まり、今年の六月までに論文を出すの
だそうだが、まだ三分の一くらいしか進んでないらしい。大丈夫か？！
そんなんで？！チームリーダーの女性教授は、随分悠長ではないか。
「なかなかボランティアが集まらなくって」と院生は言っていたが。

ま、私としては研究に協力できて良かった。
それにお買い物カードのおかげで、ニュージーランド産の白ワインを獲得。
サッパリとしてフルーティー、夕食のサーモンソーセージによく合って
おいしゅうございました。

コーヒー染め

を試みる。

新しく買った羽毛のクッション、いつものようにTABIが気に入ってしまい
結局あの子のものとなった。汚れたら洗えるようにカバーを作ろうと思い、
無漂白コットンの布を買った。でも白っぽくて汚れが目立ちそうなので、
染めることになったわけ。

TABIちゃんの肌に触れるのだから、化学染料じゃなくてなにか自然のものは
ないだろうか。初めは紅茶で染めるつもりだったが、コーヒーの方が濃く
出そう。コーヒーは出がらしでもいいそうなので、それに決まり。

毎朝、私は夫にお弁当を準備しながらコーヒーも水筒に入れて持たせる。
オーガニックのコーヒー豆を挽き、濃い目のコーヒーを煎れる。
立ち上がる香りが、なんとも言えず好き。その出し殻を十日くらいとって
おいて、随分たまった。

媒染剤が塩しか思いつかなかったので、色目があまり濃く出なかったが、
落ち着いたカフェオレ色に染まった。うっすらとコーヒーの香りがまだ布に
残っている。とても素敵なピローケースができそうな予感。

猫気質

今日は、アニマルセラピーの日。

お天気が悪いせいか、このところグループのみんながサボるようになり
いつもグループリーダーとうちだけ。リーダーは猫を連れて来るのだが、
この子はとても気分屋で機嫌のいいときにしか働いてくれない。

前回は、カゴの中に入ったまま出てこなかった。
飼い主がオヤツやオモチャで誘っても、ガンとして動かない。
仕方ないので、TABIだけが老人施設のみなさんのお相手をしてセッセと
セラピードッグとして働いた。人間好きな子だけども、一時間もたくさんの
人の相手をするのは大変に疲れるのだ。帰宅して、ご飯を食べたらそのまま
ベッドでぐーすか眠ってしまったくらいだ。

今回は、猫は始めのうちちょっと顔を出し、うまくいくかと思ったが、また
カゴに入ってしまった。このセラピーワーク、参加する犬に関してはいろいろ
うるさく質問されたりテストされたりするのだが、猫は全く何もなし。

なんでいつも猫だけ特別扱いなんだろう？
市の条例だって、犬のフンとかリードにつなぐこととか厳しく決まりがあるのに
猫については全く自由。猫がよそのうちの庭をトイレに使っても、法律で
取り締まることができないから、文句も言えない。

私が犬好きだってのもあるけど、なんかこういう不公平はなあ?。