「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

さらば!いちこし

2025-02-15 06:59:04 | 当直室日記

太陽では初期から末期まで、タクシーはもとより営業所も聞き込み先として協力、本拠地を世田谷に置いてかつてはオレンジ色の車体で事業展開していた、旧チェッカー無線のいちこしタクシーこと一越観光(世田谷区大蔵1丁目2)が1月14日を以てタクシー事業から撤退していました。
平成のはじめは100台以上の車両を保有していましたが、令和に入り半分まで減少。やはりコロナ禍が影響していたようです。

東宝関係作品にもお馴染みな会社さんだったと思います。
太陽で印象的だったのは、#274。池上が奪ったいちこしタクシーのクジラクラウン後期が、スコッチたちに追われ、建替え前の閉業して間もない新宿十二社温泉に立てこもった際に池上の散弾銃でハチの巣となってしまったことが強烈な記憶として残ってますね。

昭和は遠くなりにけり・・・・寂しいですね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下條アトムさん、ご逝去・・・・・

2025-02-14 06:49:43 | おくやみ

下條アトムさんが1月29日にご逝去・・・・・・78歳。

2年前から急性硬膜下血腫の為、闘病生活を送られていたとのことで、体調急変による死去であったことを13日、所属事務所が発表。

アトムさんといえば、一本気な男、神経質な役柄などが主な印象がありますが、コミカルな役柄も積極的に取り組んでいた印象も又あります。

壮年期を過ぎた後も、鋭さはマイルドになっても、あまり印象的に変わらない方でもありました。

また、声優(というよりは俳優のお仕事に近い取り組み方の)では、やはりエディ・マーフィでしょうか。最初はアトムさんだと気が付かなかったです。これは『世界ウルルン滞在記』ナレーターのお仕事も驚いたものです。さらに驚いたのは『今夜は最高』での鉄腕アトムの扮装。え、こんなことをアトムさんが・・・・と驚いたものです。

太陽では2作品にゲストでご出演。

#121 審判なき罪 ・・・ 吉田春夫 役

#152 勇気 ・・・ 町田正二 役

いずれも山さん編で、一方は父親を結果的に殺され、その復讐の為に刑務所から出所してきた殺した男をつけ狙う若者。一方はある男を兄の復讐のために訪れたアパートで成り行きから立てこもることになった若者でした。

アトムさんにはいつまでもお若いという印象を勝手に持っていたので、残念ですね・・・・。

ご冥福をお祈り申し上げます・・・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

それぞれの詩

2025-02-13 06:53:51 | 当直室日記

千歳や小職の職場の2月は、飛行機の欠航のリスクがまだまだ高いので札幌雪まつり時期は危険なんですよね・・・・。と、2月の雨空にため息をつくけぶでございます<(_ _)>
日中がプラスで夜がマイナスという気温の推移でドカ雪必須状況ではあります。

X巡回

▼はなむけの詩

そういえば、というネタ。
太陽には挿入歌って本当に少ない。#639の「春なのに」を除き店内BGMとしてはさりげなく挿入していますが、メンバー関連の挿入歌で本人歌唱でリリースしているもので行けば、下記のものになります。

「ブルージンの子守唄」「少年の魂」(ショーケンさん #1)
「風よ」(小野寺さん、#150)
「白いページ」(小野寺さん #165)
「ひとり立ち」 (勝野さん  #208、#216)
「夕焼けの街」(宮内さん #303)
「都会の潮騒」 (木之元さん #407)
「思い出のキーラルゴ」 (神田さん #652)

裕次郎さんはご自分の楽曲ではないものを歌う機会は何度かありましたが、世良さんは自ら希望して歌わないこととし、渡辺徹さんは太陽在籍中のデビューでしたが、本編の挿入が無かったのは、おそらくスポンサーであるグリコCMにも流れるため、「諄い」と判断し敢えて避けたのではないかと。その後はヒットしたので敢えて歌唱を避けたようにも思います。
既に楽曲を出していた、沖さん・三田村さん(ただし、三田村さんは必殺シリーズの方が優先された模様)の歌唱は無く、長谷さんも、金田さんも、寺尾さんも、西山さんも、辰平さん、竜さんも歌わなかった・・・。小野寺さんの歌手としてのデビューは番組のファンサービスが始まりで、セカンドシングルまで大野克夫さんが作曲、その後は独自の展開となりました。
神田さんは既にレコードを出されており、最初は1979年で、1984年にレコード会社も新たにほぼ再デビューという形でリリースとなっています。

勝野さんデビューは完全に太陽卒業企画でしたが、太陽関連の方が絡まない、おそらくスター誕生方式のレコード会社の入札で決まったのではないかと。
その後、宮内さんと木之元さんがデビューするのですが、同じ方式でリリースが決定したのだと思いますが、太陽卒業とはタイミングが違うのですが、これ・・・おそらく卒業企画で立ち上げたものが卒業自体がお流れとなってしまい、レコード企画が単独で動いていたため止めることができず、それが2回続いたため木之元さんで中止となったのではないかと思います。
宮内さんはほぼ1978年で卒業が決まっていて、それも公けとなっていましたが、木之元さんについては・・・小野寺さんの卒業が正式に決まる前の計画の名残でしょうか。
ちなみに宮内さんのセカンドシングル「風のメッセージ」は1979年7月リリース。おそらく卒業後のタイミングだったのではないかと思われるので、挿入歌としては使用されなかったようですが・・・。

▼ころしやの詩

あるXポストで、#27は盗作で欠番と書かれたものがありました。
え?初耳。

小職が把握している欠番理由は「実銃の使用」だけだったと。

ちなみに、盗作の疑惑があるのであれば、ノベライズの2巻「藤堂ボス大活躍」も収録の内容から落とされる(原題「狙撃者」で掲載)筈、それに初期巻なので刷を何度も重ねているため、削除するのであればタイミングが多く、もし盗作であれば前期刷で落とされていてもおかしくはないので、それは無いのかなぁ・・・とは思っています。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

X巡回+サンテレビ太陽放送前後記 2025-2-10

2025-02-10 22:19:12 | 当直室日記

X巡回

▼実名PART2
茶屋町さんの連休午後の一考察。
1982年は、「巨人の原選手」が先にジプシー登場で出てきて、ボギー登場で「広島の山本浩二選手」。これもありましたね。ドックブームのアラレちゃん(台本には明記)というのもあるし(^_^;)
シカゴもそうだった・・・・と、チケット関連でいけば#50のダイアナ・ロスもあったっけ・・・(6/29の公演をジャズコンサート称して(^_^;))
TBS系(特に大映系)は実名ゲストが多かったという印象がありますが、特捜隊は売り出し「たい」歌手や文化人等も含め実名が多かった筈。特命課は具体的には思い出せませんが、なにかあったような・・・って明らかに特捜隊よりは少なかった印象ですし、Gメンは少なかったですね。西部署(城西署含む)は全国縦断ロケが始まってからサービス感覚で実名投入が急増しましたね。最終回でとうとう金髪・・・もとい金八先生が実名登場<・・・って鉄矢さん。
迫文代さんの登場も驚いた記憶が・・・。
西部署の最終回といえば、前半の夕張・・・当時の市長も純の執刀医としてご出演されていたっけ・・・と、今の夕張の現状を鑑みると、なかなかに感慨深いものがあります。

太陽に話を戻すと圓窓師匠に繋がるパターンでいけば、山谷初男さんが居られました(^_^;)・・・そして同じ#171といえば久保晴生氏もテレビ越し(NNN昼のニュース 久保アナウンサー)のご登場。考えるとお二人ともOPノンクレですが。セリフや画面越しに実名紹介されてました。。。(^_^;)
そういえば、実名で意外と出てくるのが車名。どのドラマでもそうですが、三億円事件のカローラが代表ですが(^_^;)

少ないとはいえ、掘れば出てくるもんですね。

▼ボンの残り香<麻矢さんXポストより。
ひょっとするとですが、#384の『命』って、ボン主演用に書き上げられていたかも・・・というのは考えすぎ? いや考えすぎでしょうね(^_^;)。
小川さんと古内さんの執筆なので・・・・って、古内さんのデヴュー作の#371も当初はボン存命中に放送される予定ではあったので、あながち・・・。
ただ、意識して書かれているところはあるにはありそう。
#284「二つの顔の男」の同じ梅野さんの「死」から始まり、柿崎澄子さんの役名が「良子」。・・・こういう部分にもなんとなくつながりが感じられ・・・・。

っと気が付いたのが、野崎家にも良子が・・・・(^_^;)


=サンテレビ太陽放送 前後記=

#229
スコッチの初期編からボンの成長編に番組構成がシフトした最初の話的なポジションにある#229。
ボンの家族として、沢田さんや岸部四郎さんなど派手に迎えて、そもそもの田口家設定を活かしながら、ボン中心の展開、ボン系楽曲の多用など、かなりのボン推し。
この展開、遅すぎるぐらいで・・・(^_^;)
当時のファッション界はまさにセレブ層というイメージで、高林さんのデザイナーのおしとやかもある意味この話のアクセントになっており、ある意味での太陽らしいバラエティに富んだ構成となっていると思います。
サンテレビ放送では・・・・岸辺四郎さんが短い出番ながらラーメン・・・・もとい、注目を独り占めしていましたが(^_^;)
というか、派手なドンパチ同様のインパクトはあったかも(^_^;)

そして次回の#230。
殺人容疑者の男を追う殿下が人気ピアニストと男が写る写真を発見しピアニストに事情を訊くが、男のことを知らないという・・・・。
ただし、その態度に違和感を持った殿下は、ピアニストをマーク。そんな時男が発見され追跡した殿下は、その男の咄嗟な行動にある気づきを得る。

殿下と人気女優・金沢碧さん2回目の競演。
そして、傾向的にはテキサス編あたりから現れ始めた、明智小五郎が如くの殿下探偵篇の本格的展開開始作ともいえます。あ、ご安心を。無表情な木馬が出てきて、逞しいダンナにボコボコにされるという展開はありませんので(^_^;)
悲劇の妻から悲劇の妹へ・・・・
スコッチ登場編らしい、ちょっと陰な雰囲気と「兄妹」の絆を描く展開となります。
島京子の中田喜子さんが写真出演。
#194とは髪型が違うため、今回のために撮影されたものと思われます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンテレビ太陽放送2/9=ボンが目撃した2つの極端な「結婚像」

2025-02-08 06:58:35 | 放送予定

セイコーマートでは、最近鮭のり弁がお気に入りのけぶでございます<(_ _)>
小さいですが、鮭フライに目玉焼きがついているので・・・

X巡回

▼女性自身の記事、=「“あぶ刑事”の原点」小野寺昭 柴田恭兵や『太陽にほえろ!』メンバーがコミカルに躍動した探偵ドラマって?=
中身は小野寺さんの『俺たちは天使だ!』回顧のみ『あぶない刑事』には触れられていないので・・・・うぬ・・・おそらく恭兵さんご出演というある意味「吊り」?
縁戚には当たるかもしれませんが、もっと血の濃い番組、いくつもありますからね(^_^;)<男は黙ってアジサンド!

▼実名
茶屋町さんの「芝浜」視聴動機、小職も一票<何?
#542、癖になる話です。
三遊亭圓窓(六代目)師匠、お顔はテープのジャケットケースでのご出演。
ただし、演目はこの回用に日テレの録音室で行われたとのこと。
・・・・そういえば、実名ご出演という方の極端な少なさは太陽ならではではありますね。
茶屋町さん仰るように、クレジットが付いた実名ご出演は圓窓師匠と、敢えて言えばボウイ・・・(^_^;)。日テレのおもしろまじめコンビはノンクレ(^_^;)
セリフの中から行けば、ジプシーの好きな聖子ちゃん(^_^;)
まだあったかなぁ・・・・。

さて、2/9 サンテレビ・太陽放送。
#229は、ボンが1年目の試練を経て、一人前のキャラクターとして独り立ちした最初の話と言っていい作品。
その記念すべき作品に、姉・由紀恵や、婚約者の池田の登場は十分以上の盛り立て役になっていると思います。
というか、久々に大阪出身らしいボンの素性が生かされる好編と言えると思いますが、その姉のマリッジブルーに引っ掛けた本筋の事件もなかなか考えさせられる部分はあったと思います。

この時期のセレブ描写の最先端的なカメラマンとデザイナーのカップルの悲劇にゴシップネタでは食いつかれやすかった仮面夫婦という今回の事件の夫婦像は、最終的にその片方が本気で愛してしまったという脱線が招いた崩壊に、ボンの思考回路はパンク寸前だったと思いながらも、ボン自身の成長でそれを何とか自己消化している部分がいじらしいというかなんというか・・・。

ただ、太陽らしい「切なさと、温かさと、笑い」を盛り込んでいる快作であると思います。

*ゴリさんの散髪が目立つ(^_^;)
*青山ベルコモンズは本作放送年6月にグランドオープン。
*丸増はレギュラー外の衣装協力(レディース)。

良「彼女を疑るなんて、みんなどうかしてる。絶対どうかしてる!!


【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

2/9(日)
11:00~11:55
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第13話)
サンテレビ1(地上波)

第229話 51.12.03 結婚 (ボン)


レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵

田口由紀恵/沢田雅美

池田正男/岸部シロー(岸部四郎)

ゲスト:高林由紀子
  鍋谷孝喜(古代一平) 木村令子 川上大輔 江藤純一 野瀬啓夫(野瀬哲男)
  高瀬ゆり 玉井ゆみ
 
脚本 小川英 野瀬州

監督 澤田幸弘

ボンの姉・由紀恵が上京、幼馴染みの池田と結婚することとなっているのだが、どうやらマリッジブルーになっているようだ。
そんな時、カメラマンが自宅マンションから転落死、遺書が無かった。
カメラマンの妻はファッションデザイナーで、ショー会場で泊まり込みで準備に追われていたという。
夫婦関係は良好のようで、妻のファッションショーの構成を死んだ夫が担当しており、張り切っていたというので、発作的な自殺も考えられず、他殺のセンが濃厚となった。
妻も他殺だと思っていたが、犯人の心当たりがない。
捜査を進めていくうち、死亡推定時間頃夫婦の部屋に若い男が訪れていることが判明、目撃者の証言でジーパンに船の錨の刺繍が施されていたことが判り、夫の周辺からモデルをつけまわしていた男と判明、署に連行するが何も知らないという。
しかし、男が大金を所持していたことが判明、追及すると夫婦のマンションに行き、夫からモデルのことを諦めろと10万円もらっていたという。しかし、妻は夫がそのような手切れ金を渡すことは考えられないという。
そんな中、ボンの部屋から由紀恵が居なくなっていた。友達の家に泊まるとの置手紙があったが、その直後、池田が転がり込んできた・・・・。

スコッチ登場までのボンはテキサスか山さんがサブについている作品が多く、純粋な単独主演編というのは少なかったですが、これは何れにせよボンのポジションがシンコの空席を補ったという部分があった感じです。
パターンが似てますからね。
ただ、スコッチ登場が滝自体が既に新人刑事ではなく、テキサスとの新人刑事2人体制的なものから、それがボンの専売になったため、その手の成長ストーリが全てボンに回ってくるようになったため、ボンとしてもかなりキャラクターが立ってきます。
これまでは、テキサス存命時に描ききれなかった部分を補う感じのものが多かったですが、この作品以後はボン本人のテイストに沿った物語造りが展開していきますので、ボンファンの愛すべき作品が増えていきます。
今回の場合は、登場時のおばさん以来の家族、姉・由紀恵と、幼馴染の婚約者である池田政男が一挙に上京し、ボンのラーメンを奪う・・・もとい、ボンの家に押しかけます(^_^;)
姉たちの結婚問題(とは言いつつも問題とは言えないものですが(^_^;))と並行して、夫の転落死を巡る容姿端麗な妻に何となく魅かれていき、それが捜査を進めるうちに色々な問題を秘めていることを知ったボンの困惑というのが描かれます。
笑いを秘めた姉カップルと、理想的に見える夫婦関係の裏側と、太陽らしい二面性が楽しめますね。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンテレビ太陽放送 前後記 2025-2-2

2025-02-02 16:46:59 | 当直室日記

また、給食場所がセーコーマートなけぶでございます<(_ _)>
命の綱のかつ丼です(^_^;)

黄色いパジャマの件、麻矢さん記かと思っていたら、どこにもない・・・・ひょっとしたら夢だったのか?・・・・まさか黄色いパジャマが「俺を書け」とアプローチしてきたか?・・・ってロッキーは最初はおっとり刀でよく噛んで食べていたのに、すっかりボンの関西風せっかちがスポンジのように反映されたよなぁ・・・と。
黄色いパジャマ(襟に紺のストライプ2本)の件は、『TVジェネレーション』の勝野さんゲストの回の(#159)で松村邦洋氏が指摘していてハッっと思った記憶が・・・(地井さんゲスト回で幻の#19が放送されたときも松村氏は「髪の長い長さん」と指摘(^_^;))。
ボスの黄色いパジャマは後の黄色いパジャマと同形だったので、同じものかと思いますが、#9使用から#159までだったと。その後のボスはバスローブで犯人射殺(!)、ガウン姿などで、前期スコッチに継承、(実はその間に『華麗なる刑事』のロスが着用)その後はロッキーに継承され・・・の流れなのですが、よくよく考えると、入院着はみなパジャマ。
寝巻組のジーパン・ボン・ボギー・ブルースも入院中はパジャマだった・・・・。
って、あの昭和の時代でも、既に入院中の寝巻はご老人ぐらいだったかと(^_^;)
というか、ボンの柄の大きい格子柄の寝巻を捜しているのですが、なかなか見つからず。。。。

▼検事 霧島三郎 密告者 コレクターズDVD。
1/31に勇者ベストフィールドさんから発売。
竹脇無我さんの霧島は憶えていましたが、小野寺さんご出演の記憶が薄いなぁ・・・。
この放送が1979年6月から7月。
いや・・・・もしかすると、小野寺さんがパーマをあてられたのは、この作品に参加されるための殿下イメージの払拭を狙ったのかも。
ご本人も岡田P氏が観たら怒られたかもと仰ってますし・・・って、当時7歳の小職としては、殿下がパーマをあてたことが衝撃だったんですよ。
昔、小野寺さんがHPを運営なさっていた時のチャットにお邪魔した際にお聞きしたときは、お忘れになられていたのですが、おそらくこれが落としどころかも。

▼彦摩呂さんの地井さん回顧
YouTubeのご自身のチャンネルで告白。そのあとにネットニュースになっていましたが。
怖いし怒るけど優しい。さすが地井さんです。
太陽でも現場の番長的ポジションだったし、又野さんも地井さんがストッパーとなっていたようですし・・・って長谷さんもなかなか鋭い目配りをしていたとも聞いたことがあります。
その前は竜さんと辰平さんだったようなのですが、竜さんはご存じの通り教育係ではあり、辰平さんが番頭的でも「番長」的でもあったと漏れ聞いたことがあったり。
松方弘樹さんのお話も彦摩呂さんがされていましたが、若手への対応は裕次郎さんと似ているようで、意外と裕次郎さんはご自分ではなく、若手の「喧嘩上等」的部分は結構おおらかであったようなので、これもまた時代ではありますね。

=サンテレビ太陽放送 前後記=

#228
ちょっとヨコワケ気味に髪がすこっち伸びたゴリさん、「代表#200スーツ」を着用しているのでちょっと時代が戻った感じがしますが・・・・ツルリとした革ジャンを小職が好きになったのはボンのせいです(^_^;)
とは言いつつも自分では着ないのですが。。。。

事件については冤罪・プライバシー、そして何が正義か・・・という観点で怖い。この題材って、遠くはありますが、昨今のテレビ局をめぐる報道合戦にも通じるものがあるような・・・・ごり押しのゴリさんとしては自制した部分があるように見えますが、基本的にゴリさんはいわゆる熱血漢タイプの中でも、冷静な面を持っている人なので、自己評価が低すぎるような・・・って、この性格、弾込めの論理と同じなんですよね。だからこそ信頼できるという。
そして、木内みどりさんの中流家庭の奥さん演技も淡々としていて良いですし。
それに、澤田監督の演出。長さんと殿下のアクション多めに、アッコのロペ指南、ボスの屋台付き合い、最後にスケジュールの都合か、一番出番が少なかったスコッチはラストに活躍(^_^;)
澤田監督の持ち味は、レギュラーをいかに目立たせるかというところだったかもしれません。


そして次回の#229。次の日曜は休みじゃなかった。。。

ボンの姉、由紀恵(#665は由紀江、沢田雅美さん)の初登場、そしてその婚約相手のドテコン池田政男に岸部四郎さんが登場、惚れっぽいボン、久々のおばちゃんの話、そしてマリッジブルー・・・(^_^;)
事件は転落死したキャメラマンの死に疑惑を持った一係がキャメラマンの奥さん(デザイナー)に注目しますが・・・・その奥さんは高林由紀子さんが演じます。
スコッチ登場後は、どちらかといえば転機的な主演編が多かったボンですが、ここにきて良ちゃん力を発揮します。というか、これからがボン単独の魅力発揮とも言えます。

あれぇ・・・この話がポケベル呼び出しの始まりだったっけ・・・(^_^;)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンテレビ太陽放送2/2=ゴリさんは目撃者のプライバシーを守ろうと汗をかく

2025-02-01 06:57:35 | 放送予定

一難去って二災難的なけぶでございます<(_ _)>
疲れます(^_^;)

茶屋町さんから太陽起爆電子爆弾を頂戴いたしまして、暇をみつけて観ています<(_ _)>
ありがたいです。
「留守荒らすTVロケ」の件、実際の記事にはアパートの外観もそして実は該当話が明記されていました・・・・というのも、以前発見したときは、記事が中途半端に切れていて、アパートの外観だけで特定したのですが、今回間違いなく合致していたことがわかりました。
記事にある夜のシーンもあれば、日中のシーンもありますが、メインの撮影は夜。麻矢さんの御推測で良いと思います。んん・・・今ではNGな行動なのですが・・・・。
あ・・・・七曲署のスリープユニフォームの黄色いパジャマの履歴も追わないとですね(^_^;)
パイオニアは#9のボスなのですが。

さて、2/2 サンテレビ・太陽放送。
#228は、エレベーターの中で殺人事件が起こり、たまたま現場を見通せるところで電話をかけていた澄江(木内みどり)が犯人を目撃した。
そのエレベーターに乗ろうとしたサラリーマンが死体を発見し、その傍らを足場に立ち去った澄江を目撃した。
死体発見者の証言で、犯人を目撃している澄江に会ったゴリさんだが・・・・。
(当時の新聞資料参考)

この話、シビアな題材ながら意外と小ネタが多いので注目です。

・・・ロペでのお買い物、いかがですか?<現在でも可能(^_^;)
六月劇場の面々が多数ご出演。
長さんの久々運転。
ろくでもない山田の友達にコマサさんと石野憲助さん(^_^;)
そして、長さんと殿下のアクション多め!
やっぱりスコッチ濃度よりボン濃度が高いですが、スコッチのむにゃむにゃが観られます<何?

 

石塚「一人の人間が必死に隠しているものを・・・・暴き立てる権利が俺たちにあるのか・・・」


【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

2/2(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第12話)
サンテレビ1(地上波)

第228話 51.11.26 目撃者 (ゴリさん)


レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

矢島明子/木村理恵

ゲスト:木内みどり
 伊海田弘 桜井克明 津田亜矢子 椎谷健治
 丹羽たかね 山西道広 重松収 清水宏 山田貴光
 岩名雅紀 鹿島信哉 酒井邦博 谷口久美子 原田妙子 叶杏子  
 
脚本 小川英 中村勝行

監督 澤田幸弘

営業課長が自分の会社が入るビルのエレベーターで殺された。
その日は給料日で、その全額が奪われていた。
犯人は「流し」ではなく被害者の状況を分かっているものではないかという着目点で捜査が開始されるのと同時に、発見通報者が目撃した、30年配の女性も調査することとなった。その女性は犯行のあったビルから発見通報者と入れ違いで出て行ったらしい。
ゴリさんたちは女性が持っていたショッピングバックの線から捜査を開始したが、突き止めた店では証言にある色のバックは今月から刷新され使用されていなかった。
一方、被害者の会社関係を洗っていた長さんたちは、当日被害者と残業していた同僚の山田という男に着目、彼の行きつけのスナックでアリバイを確認したが、犯行時間前には帰っていたということと、スナックからアイスピックが紛失していることを聞きこんだ後、山田に直接アリバイを尋ねると、その夜は一人で映画を見ていたと証言した。
ゴリさんたちは引き続きバックの線で捜査、支店で有力な情報を入手した。
目撃されて女性とぴったりの主婦の身元が判明、早速事情を訊きに主婦=澄江宅へ出向いたものの、知らぬ存ぜぬを押し通した。
事件に関係無ければ、あそこまで頑なにならないと判断したゴリさんたちが彼女を張り込む。
その一方で、山田の容疑は借金返済などのタイミングで濃厚となっていくが、決め手がない。
主婦のほうも発見通報者に面通しを行ったが、夜のことで顔が良く見えなかったということで、こちらも決め手に欠ける。
そんな時、山田がアイスピックを処分しようとして長さんたちに連行されたが、山田は誰かに嵌められたと叫ぶ。
アイスピックは凶器と確定したが、心象は釈然としないものがあった。
唯一確かなものは、澄江が目撃した「犯人」であることは間違いない。
ゴリさんは、粘り強く、真心を込める決意で、主婦の証言を引き出す為に説得を開始したが・・・

今回はゲストにおなじみの顔ぶれが多いのも見どころだったりしますが、
ゴリさんが身上であるゴリ押し捜査を口を開かぬ目撃者に向けなければならなくなった時にいかにその身上を抑えるかというところが見どころだと思います。
結局この事件は目撃者・澄江の証言が無いばかりに、捜査はあまりにもクサいターゲットに焦点が当てられるわけで、それだけ客観的証拠が大切だという事だと言えますが、そういう証拠を引き出す場合にいかに目撃者本人の状況で、口を開くか開かないかで間違った方向に転びそうになるという恐ろしさを秘めている感じです。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衣裳の伝承 ほか

2025-01-29 17:35:48 | 当直室日記

麻矢さんをミスリードしてしまったお詫びに<(_ _)>

▼衣裳の伝承・・・・

太陽の衣裳は同じものをいくつも用意する場合と一点ものの場合があったりして、時には私物の場合もあったようです。裕次郎さんの衣裳は裕次郎さんサイドで用意したり等もありましたが、基本はスタイリストの京都衣裳(現・東宝コスチューム)の檜山勇さんがコーディネートしていたようです。
なので、衣裳に特徴のあったメンバー分は除き、中期以前の山さんを含む背広組のネクタイ含めた一式、(ゴリさん用は殉職後ヤクザ用に供用、長さん用は他署刑事用、殿下やスコッチはサラリーマンなど、ジプシーはトシさんや石橋蓮司さんが着用)、シンコの衣裳全般、ボンの初期茶系一式(#297まで)、前期スコッチの一式(吉野巡査着用)、スニーカーはドック登場前まで、ロッキーのジャンパー類(内藤剛志さんも着用)、ラガー1年目までの一式・・・が他の作品でも見られた衣装の目立つ所でしょうか。

山さんのネクタイ等は古くは長さんに渡ったものやトシさんに渡ったもの、殉職直後はその前年などに新調していた物が多かったため、デュークやトシさんが着用。

テキサスのOPで有名な濃茶革ジャンは新品の頃はチンピラや犯人が着用して、テキサスが着始めた頃は既に傷だらけ・・・ドック登場時のスニーカー衣裳一式は沖さんが俺天で着用した一式、ラガー登場時の衣裳は直前に麻薬中毒者が一式着用済み(^_^;)・・・・。
ボンの黒革ジャンは2種類あって、ツルっとしたノーマルなものがデフォルトですが、間にちょっと薄手のものを着用。それでマグナムを撃って吹っ飛んでいましたが、この革ジャン、多分『はぐれ刑事』の平幹二朗さんが着ていた物と思われます。(国際放映作品なので、ネクタイやスーツ含めどこかで見た物が多すぎて(^_^;))

その中で、印象的なものが、
舶来品でウン十万する茶の「革(スエード)ジャケット」
これはテキサスにサイズもぴったり、#186ではボンが羨ましそうに観ています。
それをゲットしたのが、目を付けていたボン(^_^;)1978-1979年冬期に着用。
宮内さんの場合腕の丈が短かったようで、なんとなく腕まくり的な感じが・・・。
その次がドックで大き目な感じで、次のラガーはそんなに違和感がなかったですが、何しろ襟が大きいので、そこが目立っていたかも。ブルースの場合も腕の丈が短く見える。

黒革ボンジャン(ボンバージャケット)は、スニーカーが初着用で、その次はロッキーに渡り、1981年末-1982年春期の代表衣裳になり、その後なぜかボギーに(大き目な感じ)。その後はブルースへ(小さめで腕まくりが印象的)、しばらくはブルースの衣裳でしたが、PART2ではDJが着用します。(そりゃ大き目)

そして双方とも犯人役にも供用。

そういえば、三ツ木清隆さんはボン茶系一式にスコッチスーツを着ていたっけ。
それから、反応したといえば#529。キャプテンウルトラがゴリさん一式、小野武彦さんが長さん一式だったので・・・・。


▼留守荒らすTVロケ
茶屋町さんUP分。
この話、以前特定したんですよね(^_^;)
確かアパートの写真もあって判明たのですが、想い出せない・・・・(^_^;)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【修正】ロッキーの衣装疑惑など<大袈裟

2025-01-29 07:03:07 | 当直室日記

一度は参加させていただきたい、「沖雅也研究会」の今回ゲストは木之元さん。
ジーンズ帽についてはテキサス帽同様、大切に保管なさっていることは周知の事実かと思いますが、「Gジャン」・・・・どっかで見覚えが・・・・。
もしや、#449から着用し、志賀高原へも着ていったものと同じ?
襟に加工がしてあるもので、形もそっくり。経年劣化を考えても状態は良すぎなのですが・・・。

ところで、ペッパー先輩がXポストで仰っていた#344ごろのスチールでの茶の「革(スエード)ジャケット」。
ウン十万する舶来もので、テキサス(初)⇒ボン⇒ドック⇒ラガー⇒ブルース で良いと思います。
(確か犯人役の吉中六さんも着用していた・・・)
ロッキーは着ていないなぁ・・・です(^_^;)
ボンからロッキーへの継承は、コールテン調の深い紺のジャケットで、これは麻矢さんのおっしゃる通りなんですよね。


革ジャンといえば、黒ボンジャン(ボンバージャケット)はスニーカー(初)⇒ロッキー⇒ボギー⇒ブルース⇒DJというのもある。(これも犯人用としても供用)(麻矢さんごめんなさい<(_ _)>ボンジャンはボンバージャケットの意味で、ボンは着用していません(^_^;))

茶屋町さんが幣ブログの「ジャックとまひさへい?」をXピックアップ<(_ _)>
当時の小川さん記事などもUP。
小川さんは刑事ものを描きたくて、岡田さんは刑事のドラマを描きたかったというのは、終始平行線だったようで、激論を交わしていたのは小川さんの息子さんも証言しているのですが、一番難産だったのは山さん編・・・・山さん編が年々少なくなっていったのは、露口さんのスケジュールの問題と当時のシリーズ構成(若手重視)のほかにこれも関係していると思われ(^_^;)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川辺久造さん、ご逝去・・・・・・・・・・

2025-01-29 00:16:56 | おくやみ

川辺久造さんが1月26日、肺炎のためにご逝去。92歳。
1月28日、所属されていた文学座が発表。

基本舞台人であられましたが、テレビドラマの創成期から声優含めてご活躍で、石原プロ作品を除く刑事・アクションドラマ、必殺シリーズを除く時代劇にはほぼ満遍なくご出演で、悪役中心ではありましたが、善人役も含め、狡猾な紳士という役柄がピッタリの方だったと思います。
数は少ないかもしれませんが、飄々とした気の抜けた演技を披露なさることもあり、それが好きでもありました。
無論『水戸黄門』についてもご出演の回数が多いですが、必殺には参加されていませんが、ハングマンのゲスト出演も印象的だったり、本当に、昔からのお馴染みのお顔でありました。
さらに、グラナダ制作の『シャーロック・ホームズの冒険』のレストレードも印象的で、いやぁ・・・もし日本でホームズを再現するのであれば、無論ホームズは露口さんで、レストレードは川辺さんで決まりだとも思っていました。声を充てている役者さんでそのものズバリ映像化出来るじゃないかとも思っていました。
(ハドスンさんの竹口さんは、太陽では#226や#257のクラブのママ。御歴々よりは一回りお若い)

川辺さんは太陽には初期から末期にかけて9話ゲスト出演されています。
ある時はヤクザ、ある時は殺し屋、ある時はサラリーマン、ある時は美術商、ある時は本庁の課長、ある時は会社の重役、そしてまたある時は検事。悪役がほとんどでしたが、#39の大胆不敵な殺し屋・来栖、#70の痴情のもつれで殺人を犯してしまったサラリーマンの影山(殿下を昏倒させ、麻江まで襲う)#678では既に放送されていたグラナダ・ホームズのホームズとレストレードの競演!と密かに沸いたのを覚えています。
そして、川辺さんと云えば個人的には現在解体中の銀座・三愛ビルなんですよね。
#12、#39当時、三菱電機のショールーム「三菱電機スカイリング」が入居していた際のロケ。
川辺さんとカラフルな電灯傘のコラボ・・・印象が強烈です。

#12 彼は立派な刑事だった ・・・横尾勝利
#39 帰って来た裏切者 ・・・来栖
#70 さよならはいわないで ・・・影山
#284 正月の家 ・・・北田専務
#351 密室殺人 ・・・ 高梨
#501 ある巡査の死 ・・・矢沢課長
#571 誘拐 ・・・桐生副社長
#630 必死のマミー ・・・ 前島馨
#678 山村刑事の報酬なき戦い ・・・田所検事

出演回数の少ないセミレギュラーよりご出演が多い・・・・
・・・・92歳というご年齢ですが、本当に鬼籍に入られたことが残念で寂しいです。

ご冥福をお祈り申し上げます。

曲者ぞろいの#39でひと際異彩を放っていた来栖・・・・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする