「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

大晦日に・・・2024

2024-12-31 16:50:26 | 当直室日記

前回投稿が12月16日なので、2週間ぶりのご無沙汰でした<(_ _)>
ちなみに、いつもながらの師走に追いかけられて大晦日着地です。
約3人前の仕事生活、お食事処はセーコーマート(意外と牛肉とキャベツ丼が美味かったり)こんな生活がいつまで続くのやら・・・・。
いや、確実にかつ格段にモチベーションと体力が低下しているのと、緊張の糸が切れたというか。。。
せっかく晦日まではカラッカラだった外もすっかり雪化粧で、またアイスバーンテクニックを引っ張り出さないと(^_^;)
っていうか、1年過ぎるのが早すぎる。。。。
ペッパー先輩との面談が先月に思える。。。。

と言いながら、こういう時に持つべきは太陽の友でございます。
イタルさんから、また太陽奮起便を頂戴いたしました。(元旦到着がフライングで前日到着でした。)
しっかり堪能させていただきます<(_ _)>

ということで、大晦日。

PART2#9をなぜかどうしても観たくなり・・・・。
今年の太陽関係については、公の目立った動きはありませんでしたが、サンテレビ太陽放送の継続、メ~テレ太陽放送の意外なる断続的継続傾向もあり、これが小職の太陽ライフにも命の水となっております。
それにしても、やっぱりスコッチ登場編を2局で放送するのは控えるんですね。物理的にはおそらく可能かと思いますが、そうなってくると、放送が終了しているテキサス・ボン編については、他の放送局でのOAが可能ということになるわけか・・・。

Xのサンテレビ実況も面白く拝見させていただいておりますが、最近ハッシュタグをつけているものが、普通の検索に引っかからない場合もあるので、ちょっと面倒になったかもしれません(^_^;)
X含めたSNS関係は新しい方の「まっしぐら」も愉しみに拝見していますが、あんまり突っ走って壁にぶつからないようヒヤリとすることもあり、ネットは相変わらず恐ろしいとは思いますし。

それにしても・・・・
テレビ好き「だった」小職もテレビをつけている時間が激減していますが、今年はテレビの悪いところばかり見えてしまい、観る気が失せてしまったということがあるのかなぁ・・・・ようつべは相変わらず怪談中心に観ていますが(^_^;)。好みが分かれるとは思いますが、同郷で車好きの某氏については、同郷なので風景がリアルに思い出されるので、ハマってしまって久しいのですが、一方で幽霊がレギュラーのチャンネルも毎朝観ていたり(^_^;)。
なので、テレビのバラエティは全く観なくなりましたし、時代劇含めたドラマも観てません。。。。相棒ぐらいかなぁ・・・。

奈良岡朋子さんが、演じることはどういう役をやろうとも、自分自身の中に要素がある。人間は良いところもあるが悪いところも持っている、一皮むけば・・・・と『サワコの朝』で仰っていましたが、最近のドラマを見ていると、いい顔をしながら悪役を演じるという感じが何となく匂う。
というよりは、これって、今年非常に心にしみた感じなんですよね。自分にとっての正義は決して普遍的な正義ではない、藤枝梅安も「人間はよいことをしながら悪いことをし、悪いことをしながらよいことしている。」といみじくも云っているし、それは昔から頭に置いていることなのですが、今年は小職の周り含めて非常に感じた次第です・・・。

と、あまり堅苦しいお題ばかりでも何なので、いつの間にか買ってしまったジャングル台本のお話。
偶然見つけてポチってしまいました<(_ _)>

#19 傷跡 (台本では#15)ゲストは中野誠也さんと大出俊さん。
NEW #4 殺人者の顔 (台本では通番で#40)ゲストは寺田農さん。
NEW #9 飛べない鶴(台本では通番で#45)ゲストは 高部知子さん。河口湖ロケ。

台本上でのタイトル変貌が一望できます。
ご参考まで<(_ _)>

太陽ネタではなく恐縮です(^_^;)

というわけで、本年も幣ブログご愛顧ありがとうございました。
そして、いろいろとお世話になりました。

来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。


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X巡回+サンテレビ・・・次回は1月19日(^_^;)

2024-12-16 22:37:28 | 当直室日記

日曜日はひたすら寝たけぶでございます<(_ _)>
とにもかくにも眠たかった。。。。。

X巡回

▼西田健さん
ポストの分量が凄いのと濃い。驚きの記憶力に感服しております。
誰か、太陽#435のスター「西田」役、西部署#73のジョーにボコボコにされたときの大量血のりについて聞いていただければと<自分でやれ(^_^;)

▼グリコからアシックスへ
お、これはXネタではないのですが、正式に太陽の提供が江崎グリコからアシックスに代わったタイミングは1985年・年始からだったようです。
ただ、グリコ・森永事件発生1984年3月より半年間の商品の販売中止・CM自粛で、ピンチヒッター的に金鳥やアシックスなどのスポンサーが入っていたと思います。
なので、ボギー殉職とグリコ・森永事件って、小職の記憶の中では直結しているところはあります。

▼アキタケ監督
そういえば、チャンス大城氏の演出も特筆すべきかとも思ったりしています。

=サンテレビ太陽放送 後記=

#226
長さんらしい一篇であり、長さんというキャラクターをバランスよく見せるのであれば、この作品が最適かとも思いますが、やっぱり竹林監督の長さんの撮り方がものすごく丁寧であり、きめが細かい。「竹林アップ」が冴えわたったといってもいいと思います。
#207より長さんを捉えている。特に目のアップは辰平さんの熱演でしっかり演技を超えた魂がこもっていると思います。
そして、「天国からの手紙」。あのシンプルさと素直さが命かと。
「松原を信じて、死んでいきます。」・・・・(T_T)
そして、刑事さんでもあり、野崎さんでもある。
もう、たまらんですよ・・・・。

そういえば、山さん衣装も新調、ちょっとグレードが上がってますね。

そして次回の#227。
サンテレビ放送は2025年1月19日と1ヶ月以上のお休み(^_^;)

七曲署管内で爆弾事件が連続、当初は殺傷目的がない愉快犯的に捉えられていたが、3度目の喫茶店爆破で傷者が出た。殿下は予ねてから事件現場にいた学生風の少年が気になっていたが、また爆破現場に少年が現れ、殿下の静止を振り切り逃げ、スコッチの威嚇発砲で観念したが、その少年・修は無実の自分に発砲したスコッチの警察側を強く非難する一方、殿下は修がアマチュア無線マニアで、ラジオを改造して警察無線を盗聴していたことを掴んだ。手先が器用な修に対し疑いが晴れたわけではなかったが、殿下は修の主張したアリバイのハム交信相手を探すべく尽力する。そんな中、山さんは喫茶店の常連である、ある女性に注目する・・・。

アマチュア(ハム)無線界では結構名が知れている本作、殿下の器用さもさることながら、俳優として本格稼働した井上純一さんがゲスト出演、ハムと連続爆破事件の裏に隠された「目的殺人計画」を描く、なかなか凝った趣向となっています。

 


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サンテレビ太陽放送12/15=野崎さんの優しい笑顔・・・

2024-12-14 06:59:06 | 放送予定

さて、12/15 サンテレビ・太陽放送。
#226は、洋酒の窃盗事件が相次ぎ、手口から長さんが更生させた松原という男が捜査の対象になってしまう。
松原はレストランの店長として再就職しており、洋酒のサービスディーを設け、売り上げを伸ばしていたものの、犯行日には休暇を取っており、かつ洋酒の仕入れ先はペーパーカンパニーだった。
ただ、長さんは全く松原を疑わない・・・。
長さんらしい話で、「蝶」との類似性も感じられますが、この話で重要なのは松原の妻・文江の存在になっていきます。
そして、ラストの「天国からの手紙」です・・・・。
ハッキリ言って、クライマックスまではもうどうしようもないぐらい怒りが込み上げてくる事件なのですが、ラストで解放されるようなスッキリするような「カタルシス」が待っています。
ゲストは初出演の大出俊さん、そして田村寿子さん。田村さん演じる文江は床に臥せっているままなのですが、それでもひしひし伝わる感情と、長さんの怒りと涙・・・。
たまらんですよ。
武藤英司さん十八番のダメ社長もアクセントです。

今回トピックといえば、主役の長さんと殿下がスーツ新調、ボンの革ジャン着用開始がありますが、ボスの髪型は敢えてスルーしましょう(^_^;)

野崎「ボス、手紙です。天国から来た手紙です。読んでください。」

【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

12/15(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第10話)
サンテレビ1(地上波)

第226話 51.11.12 天国からの手紙 (長さん)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平
      
矢島明子/木村理恵
      
ゲスト:大出俊
 田村寿子
 武藤英司 和田啓 神山卓三
 久保田忠祐 竹口安芸子 磯部智子 宇田郁馬 殿岡みえ子 
  
脚本 小川英 高階秋成

監督 竹林進

ウイスキー盗難が相次ぎ、その鮮やかな手口に長さんは以前逮捕したある男を思い出す。
ただし、その男・松原はきっちり更生し、現在クラブのマネージメントを行っていた。
しかし、松原を捜査した結果は犯行当時のアリバイ無し、さらにクラブで提供しているウイスキーの仕入れ先が幽霊会社だったことから、一係では松原犯人説に傾く。
一人、長さんは松原の無実を信じて、最近姿を見せなくなったという松原の妻の行方を追ったが・・・・。

テキサス編から長さんの主演編には苦汁をなめるような作品が出てくるようになります。
これは他作品の「オヤジさん」ポジションのキャラクターには欠かせない要素となっていきますが、太陽ファンとしては長さんが辛い目に遭うのはあまりいい気持ではないものです。
ただ、そういう葛藤を起すというのもドラマでは重要な部分になっていきます。
しかし、その「オヤジさん」のセオリーも長さん=辰平さんにかかると少々毛色が違う感じがします。
というのも、他の「オヤジさん」はこういう事件に遭遇すると、刑事魂に火が付き事件に食らいつく気迫で迫る場合が多いですが、太陽の長さんの場合はちょっと違います。
こういう目に遭っても、長さんは冷静さを保とう、協調性を保とうと努力します。
その我慢が犯人を目の前にしたりして一気に爆発するのがクライマックスだったりします。
時には、我慢を貫き、ラストでその我慢が別なことで解消されたりします。
今回は後のパターンの方。

結局は、長さんの更生させた男が事件に利用されるわけですが、長さんが居たおかげで救われたとはいえ、その捜査はその男を傷付けてしまうことは確かです。
そこで、ラストの「天国からの手紙」です。

野崎太郎という人物の、犯罪者への姿勢も解る作品になっています。


やっぱり、長さんを怒らせてはいけませぬ。


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富士山頂と提供テロップ

2024-12-13 07:04:30 | 当直室日記

最近、昭和TVムービーの放送がなかなか沸き立っているBS松竹東急で「生誕90年 永遠の挑戦者 石原裕次郎特集」。

・12月17日(火)夜8時『富士山頂』
・12月18日(水)夜8時『ある兵士の賭け』
・12月19日(木)夜8時『甦える大地』
・12月20日(金)夜7時『栄光への5000キロ』
・12月21日(土)夜9時『黒部の太陽』

『富士山頂』は、太陽メインスポンサーである三菱電機の富士山レーダー開発建設伝であり、露口茂さんもご出演される太陽ファンとしては観ておきたい作品です。

それで・・・というわけではないのですが、最近記憶が薄れていく本放送当時の記憶を掘り起こすために提供タイトルと提供テロップをちょっとだけ掘ってみます。

提供タイトル。
前はアバンタイトルという表現をしていましたが、厳密にいうとアバンはOPのイントロフラッシュ名場面がアバンタイトルの意味合いに符合するので、提供タイトルとします。

最長の提供タイトル。最終回#718まで使用されたもので、フィルムではなくナマ入れ方式でかつ後年は劣化が進んでいた。というか「新しいものに変えればいいのに」と思っていたのも事実(^_^;)。
新宿副都心の各ビルの立ち方から1974年後半(新宿三井ビル竣工が9月)ごろの情景かと思われるので、使用開始はテキサス登場あたりではないかと思われます。ということは先代もあるわけですが、記憶にございません・・・・。

PART2。
すっかりビル群。当時はずっとあのスカスカビル群を毎週観ていたので、すごく斬新に感じました。

=メインスポンサー・三菱電機=

三菱電機だけ提供テロップの遍歴を完遂出来そうなので掘ってみます。

初代。当初は青バックだった・・・・小職の記憶としては無いです。(#52 レストア)
おそらくこれも1974年まで使用されていたようです。
企業スローガン「未来を開発する三菱電機」は1968年からなので、プロレス時代から使用されていたもの。

2代目。
これが小職の記憶にある、専用提供テロップ。赤白が鮮やかでしたが、末期は結構劣化していたような・・・・このテロップ使用時期の太陽は、この映像で締まる(終わる)という印象。

3代目。
新企業スローガン「技術がつくる高度なふれあい SOCIO-TECHの三菱電機」は1985年3月ごろから使用されているようです。これと同時期に太陽の〆は次回スチール(名場面)で「次回もお楽しみに」「日本テレビ」の文字がはいるナマ入れスチールが放送時挿入されました。

4代目?
3代目と同じかもしれません。3代目が普通の青バックに見えるのですが、こちらは専用テロップで青バックの色味が濃い。太陽使用は、もしこれが4代目であれば1986年の後半かと思います。

これは私が日テレ金曜視聴を離れた『はだかの刑事』にも使用されていたので、無論『ジャングル』『もっとあぶない刑事』『刑事貴族』もこれです。


と、記憶を掘り起こしてみましたが、やっぱり薄いなぁ・・・・。

補完できる方、Xにつぶやいていただければ(^_^;)


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X巡回+サンテレビ前後記#225#226

2024-12-12 21:32:48 | 当直室日記

さて、何から手を付けたらいいのか・・・と疲れモードのけぶでございます<(_ _)>
3.5人分の仕事内容は辛いです(^_^;)

X巡回

▼中山美穂さんの急逝にテレビ(マスコミ)制作の終焉を何となく感じて・・・・小職自体も忍ちゃん(『刑事貴族』目線が混合しています。)に当日で、しかも半日しか経っていないのに突撃取材しているメディアに眉をひそめてしまいました。
なんなんだろう、非常に腹立たしいというか・・・・・。
本日になって、忍ちゃんのお姉さんへのラブレターのような暖かいコメント・・・・。
泣けてきます・・・。

丸山ひでみさんが急逝されたのも驚きましたし、小倉智昭さんも鬼籍へ・・・・。
各氏のご冥福をお祈りするところですが・・・・本当に寂しいですね。

▼「●●犬対ギャング犬」
いや、警察犬と混合しながら、自分自身は「刑事犬」とシッカリ書いている不思議・・・。
『刑事犬カール』は#245放送の約半年後の放送開始なので、刑事犬の先駆者は『刑事犬ジュン』となるはず。
というわけで、ジュンは警察犬ではあるのですが、刑事犬なのです。
デカ犬なのです(^_^;)。
ただ、当初は「警察犬」だったんじゃないかという当時の記事もあり、台本改訂の過程で、ジュンは刑事に昇格したものと。

▼アキタケ監督
『ウルトラマンアーク』の「夢咲き鳥」 。
辻凪子氏の熱演+アキタケ監督の女性の魅せ方というのが、円やかにマッチしていて、良かったです。
俳優さんに引っ張られることがなく、演出に引っ張られることもなく、どちらのクリエイターの良いところがシッカリ発揮されていたのではないかと。
となってくると、アキタケ監督のハードボイルドも観てみたい欲が出てきます。監督が『あぶない刑事』とか『相棒』を演出したらどうなるんだろう。という妄想(^_^;)
監督であれば、太陽も傷天も穴が開くほどご覧のはずなので、心配はないとは思う。


=サンテレビ太陽放送 前後記=

#225
こちらも結構Xでは反響があったように見えました。
沖さんの熱演、大楠道代さんの名演、キャストも脚本も演出もこちらもうまくマッチしている。マッチし過ぎて怖いぐらいです。
事件的には倉田刑事の「汚職」についてはこれも鬼籍に入った感じで、大人社会のほろ苦さもあったりして、これも太陽の物語は「正義バカ」ではなく、あくまでも真実の追求が原動力という側面が現れた例かともいえるのかと思います。
ところで、倉田殉職シーンは改めてこの作品の為に取り直したもので、犯人は吉中さんとなっています。
そしてコネタとしては、スコッチの黄色いパジャマ、一係の標準スリープユニホームです。おそらく今回のものは後にロッキーも着用していたはず。

そして次回の#226。
長さんが昔捕まえて世話をした男の手口と同じウイスキー盗難事件が発生、長さんは男を信じ尽くすが、一係のメンバーは半信半疑。さらに男の長さんへの態度の悪さや犯行時間にアリバイが無いことで、容疑が濃厚となり、長さんは窮地に陥ります・・・。
#222に続く長さんと関係がある男が容疑者となる本作。
演じるは大出俊さんで太陽初登場。

長さん=辰平さんが痩せだしてそれが目立ってきた時期なんですよね。
その長さんが今回怒り爆発するところもあるのですが、やっぱりラストなんですよね・・・。
いまだに号泣してしまいますね・・・・・。


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サンテレビ太陽放送12/8=スコッチの「転機」

2024-12-07 11:41:56 | 放送予定

中山美穂さんの訃報に驚愕してしまったけぶでございます<(_ _)>
なんというか・・・・・非常に身近に感じてしまう。年齢も近いですし・・・・。ちょっと言葉が見つからないです。

 

さて、12/8 サンテレビ・太陽放送。
#225は恐喝男が殺され、様々な容疑者が浮かぶがその中に一人、和装の女がおり、捜査の結果その女性はかつてスコッチの目の前で射殺された倉田刑事の未亡人だった。
平静を装うスコッチだったが、未亡人が頑なに突っ込んだ証言を拒むことに衝撃を覚え取り乱してしまう。
尊敬し、自分の躊躇いの為に目の前で殉職してしまった倉田刑事とその家族、恐喝男と何の関係があったのか・・・苦悩し、過去からの深い傷の一つが癒える、スコッチとしては非常に重要な話になります。

なんというかスコッチにしてみれば#222のブーメラン返しな部分がありながらも、それがスコッチ自身のトラウマ事件に返ってくるとは本人も想像がつかなかったとは思いながらも、冒頭の「トラウマ悪夢」は、#493にも継承しようと台本にも書かれていたこともあり、スコッチのキャラクターを語る上でも非常に重要な作品となっています。
ただ、これがスコッチの転機としては第一弾目で、次も強烈なんですよね・・・強烈すぎますよね・・・トラウマ癒し中の身にまた強烈なトラウマが・・・。
ゲストの「安田道代」さんは、演技派の大楠道代さん。この年にご結婚で、本作はご結婚直前のタイミング作。絶妙なキャスティングです・・・淡々としていながら、眼力で語るというが、沖さんとの競演で際立ちます。
そして、子役としても有名な松田洋治さんは#64以来2回目。前回に比べかなり演技に磨きが!。
森幹太さんは中後期では「ザ組長」役でしたが、実は本作が初登場。


藤堂「話すと思うかお前に。子供だってな、心を開かない相手には決して正直に何も話したりはせん。信じたい相手なら信じたらどうだ。心を開きたい相手なら、心を開いたらどうだ!

【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

12/8(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第9話)
サンテレビ1(地上波)

第225話 51.11.05 疑惑 (スコッチ)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平
      
矢島明子/木村理恵
      
ゲスト:安田道代
 森幹太 二瓶秀雄
 菊地勇一 松田洋治 多田幸雄
 阿藤海 渡辺巌 吉中正一
  
脚本 小川英 四十物光男

監督 斎藤光正

あるマンションで、男の毒殺事件が起こった。
被害者はスコッチがまだ城北署にいるときの先輩刑事(一緒に犯人を追い詰めた時に凶弾に倒れた)倉田(二瓶秀雄)が追っていた男であった。
スコッチは倉田の仇の意味もあって、この事件にたち向かった。
しかし、調べが進むにつれて、倉田の妻、加代(安田道代)に対する容疑が強まってきた・・・・。(当時の新聞資料を使用、敬称略)

スコッチの精神的な傷となって、彼をその時まで苦しめ追いつめていた「倉田刑事殉職」。
犯人を撃つのをためらった為に死んでしまった倉田、それに責任も何もかも全てを感じすぎるぐらい感じて、最終的には「死にたくない」という強固な信念に忠実に動くことに救いを見出し、非情な道を歩んでいたスコッチ。
その彼が藤堂一家の中で活躍する中で、本来の自分らしさを緩やかに取り戻していた時の決定的な「事件」となります。
そのスコッチが、置いてきた過去である倉田に関する事件、倉田の家族に接することで自分が変わったという事を自ら思い知らされたり、非常に徹してきた自分自身が倉田の事になると熱くなるというのを自ら気付かせられたり、本来の自分と今の自分とに葛藤することになります。
そしてもう一つは、過去においてきた倉田の事に関しては今でも純粋に尊敬している滝という男の本来の素直さにも注目すべきところがあると思います。
それが、今回起きる恐喝男の殺人で全て噴出する格好になります。

この事件がきっかけで、どうしても非情な面や拳銃に頼る「反射神経」的面は残るものの、その非情さが冷静沈着という所で生かされることになっていきます。

ただし、沖さんの掛け持ち出演の関係からか、主演作も沈静化していくのは残念なところですが・・・。


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X巡回+サンテレビ太陽前後記 2024-12-4

2024-12-04 19:50:45 | 当直室日記

やっぱり、メーテレ太陽放送が無いと寂しいですね・・・。
と、この前の土曜から胃腸炎に苦しむけぶでございます(゜_゜)
蛇口がやっとしまってきた次第でちょっと間が空きました・・・・(^_^;)
城西署の#10はいつ見ても傑作だなぁ・・・吉岡ダンナと泣きべそクロ。そしておろおろヒラ。
いや、仕事人の五十鈴先生も観ぼれるんだよなぁ・・・特に初期のおとわさんはちょっと違うんですよね。というか仕事人の初動がなかなか好きでして。

X巡回

▼Xって、我々初恋の君でドックの君・・・(^_^;)の岡まゆみさんも、西田健さんもやってるんだなぁ・・・と。
山崎努さんの正平さんへの追悼も泣けた。

▼#520のOP。
たばこ場で急にテンションが上がるので、やめてくださいよ<ヨウム調

▼三茶捜査線
スヌーピー氏とコロンボ総統氏らの三茶捜査線が無事終了したようで祝着。
そしてスヌーピー氏のここもあそこも攻撃で、小職は#524・#690の家の庭で止血したくなって。。。。
正直、後期のロケ地もやってくれてることに感謝です<(_ _)>

▼常連ゲスト 邦創典さんといえば・・・・
強烈なのは#480の「みかん」老人のリフレイン。
タ~ラチャ~ン「あの~う」ガガ!!のリフレインと小職の中では同列です(^_^;)

▼アキタケ監督<私信
うれしいご返事を賜り・・・(T_T)
スコ兄も「あ~~きれいに撮れてるんじゃないw」と、俊一のチョッキを着つつ云ってくれるでしょう<怒られるなあxxxx
『ウルトラマンアーク』今回のシリーズは『怪奇大作戦』+ウルトラマンというイメージでちょくちょく観ていましたが、無論ドラマpartはアキタケ監督。やわらかい映像と女性の引き立たせる円やかな部分と「観せるセリフ」が監督らしいかと。なかなかシリーズもので自分の色を出すのは難しいはずなので、個人的にはその中でも出色ではなかったかと思います。
そうだ、次回のアークも監督でしたか。

ぜひぜひ
https://www.youtube.com/watch?v=59epn5RkcP8

(今度はウルトラシリーズでゲストに「早見」刑事が出てくる脚本を提案してみては・・・・<ボソ)


=サンテレビ太陽放送 後記=


#224
結構Xでは反響があったように見えました。ボスは頼られると断らないところは無きにしも非ずなのですが、どう転んでも筋は絶対通すし、事件もある程度は読んでいたんだろうと思います。ただ、進についてはつかみきれないところがあったので、連れまわして、彼の性格と自分の見方のすり合わせを行いたかったのではないかと思います。進、あれじゃ一生姉さんにもボスにも頭が上がらないんじゃないかと。そしてまたもや増岡弘祭りと、ツンデレねっこなスコッチの行動が意外と裏の愉しみだったりします。というかラストに「デレ」が出ていたわけで(^_^;)
・・・・てか、誰か、出番が少ないけど要点をキープする太郎や、散髪ゴリに注目してよぉ、、、

そして次回の#225。
スコッチの七曲署着任後最初の転機となる事件発生。
殺人の容疑者はスコッチの目の前で殉職した倉田刑事の妻。
いままで、度々動揺する姿を見せてはいたスコッチが、今回は錯乱寸前まで追い詰められます。
というか、事件・斉藤監督の演出は淡々としており、揺れ動くスコッチを浮き立たせます。
だからこそ余計にスコッチの痛い気持ちが伝わってくる名作です。

いや、まじめに・・・・クライマックスからラストは画面からそよ風が流れてくるようで・・・。

 


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サンテレビ太陽放送12/1=ボスの「保証人」騒動

2024-11-29 19:50:02 | 放送予定

社畜継続中けぶですが、年末年始にさしかかり、また地獄を見るのかと、恐れおののいている次第です(^_^;)

息抜きのX、小野寺さんの太陽ポストは豪ロケ裏話。羊の村での横転事故。
なるほど、撮影隊は演者含め20人ぐらいなんだと。おそらく現地到着のからし色クラウンも撮影隊に含まれていたと思いますし、関虎実さんも参加されていたので、心強い面はあったのではないかと。


さて、12/1 サンテレビ・太陽放送。
#224は、行きつけの料理屋のママに会社の金を使い込んだ前科のある弟の進の勤め先の保証人を頼まれたボス、一方、被害者が居眠りの為50万円を置き引きされる事件が起きる。
その事件、進が被害者だった・・・。
そしてボスのもとに進の会社の社長が怒鳴り込んでくる。進はまた承諾していないボスを保証人として勝手に文書を作り会社に提出していた。
保証人の件は敢て伏せて、ボスは進に事情を訊くが、はなから反抗的な態度をとる。しかしそれでもボスは社長にマンションの権利書を預け保証人になることを改めて承諾し、進を連れて現場検証を繰り返す。
シビアで地味な印象がある話ですが、久々のボス主演作でボスのほのかなロマンス、斉藤監督の独特な演出、カーアクションなど見どころがかなりある作品です。
ゲストは翌年同じような役で『大都会partⅡ』にも初期レギュラーとして出演した、佐藤オリエさん。多分今回ゲストでつながった?
進は東映作品ではおなじみ小野川公三郎さん。そのほか原ひさ子さんに増岡弘さんと太陽でもお馴染みになってきた方々がご出演。そして稲垣昭三さん。この方の出汁深い演技が個人的には好きです。

山村「ボスはな、大竹進の保証人であることを認めた!」

【地上波】サンテレビ・スコッチ登場編

12/1(日)
11:00~11:54
ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第8話)
サンテレビ1(地上波)

第224話 51.10.29 保証人 (ボス)

レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      滝隆一
       沖雅也
      田口良
       宮内淳
      
      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平
      
矢島明子/木村理恵
      
ゲスト:佐藤オリエ
 小野川公三郎
 井上和行 稲垣昭三
 原ひさ子 増岡弘 島田彰 松風はるみ 松島真一 小林文隆
  
脚本 長野洋 小川英

監督 斎藤光正

いきつけのスナック「みほ」を訪れたボスに、店のママ、美穂(佐藤オリエ)が弟、進(小野川公三郎)の保証人になってもらえないかと頼んだ。話によると、進には会社の金を使い込んだ前科があり、その事で就職がままならず、やっと採用された会社の社長は、しっかりした保証人がない限り辞めてもらうと言っている様だ。
話を聞いたボスは、とにかく本人に会いたいとその場を立った。
翌日、新聞を読んだボスは、バスの車内に会社の金五十万円を置き忘れ、という記事に、進の名前を見て、まゆを寄せた。(敬称略、番宣記事ベース)

 ボスは行きつけの料理屋のママに前科(会社の金を使い込み)のある弟の進の勤め先の保証人を頼まれ、ボスは面談をしてからという事で話を付ける。
一方、被害者が居眠りの為50万円置き引き事件が起きる。
その事件、進が被害者だった・・・。
そして一係部屋に進の会社の社長が怒鳴り込んできた。
既に進が自分で勝手に保証人にボスを立てたのだが、ボスはそれを言わず進に事情を訊くが、進はかなり反抗的な態度をとった。
ただ、ボスは進の主張を信じ保証人になったことを承諾した。
ボスは社長にマンションの権利書を預け、ボスは進を「現場検証」に連れ出した。

ボスの直感で進を信じ捜査を開始する一係、シビアで地味目な印象の話ながら、結構カーアクションも盛り込んだ意欲作になっています。
またボスの久々のロマンス的な香りをほのかに感じさせ、さらに久々に太陽のメガフォンをとられる斎藤光正監督の独特な映像と音の構成も楽しめます。

なにより、ボスのでっかい度量が表現された良い話と言っていいと思います。

今回から、ボスは長髪化、ゴリさんのヘルメット化が加速します(^_^;)


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ドラマー原田裕臣さんが既に鬼籍へ

2024-11-25 19:45:32 | 追悼

ドラマーの原田裕臣さんが既に鬼籍に入られていたことが、11月10日のinterfmのラジオ番組「Daisy Holiday」にゲスト出演したミッキー・カーチスさんによって公となりました。
(没年月日不明、ウィキペディアにも反映)

ミッキー・カーチスさんとの活動で、ガロと組み、「学生街の喫茶店」のドラムスを担当、その後、PYG及び井上堯之バンドに参加、1974年春ごろに脱退し、1975年にミッキー吉野グループに参加、その後はフリーで各バンドに参加されていたようです。(特にショーケンさんやジュリーさんのバックなど)

太陽楽曲参加は在籍期間からすると、初期楽曲からジーパン(青春)曲群迄だと思われます。
(ちなみに岸部一徳さんはテキサス(情熱)TVバージョン・『傷だらけの天使』曲群まで)
太陽のポリドール初アルバムである傷天とのコラボ盤では既にドラムスは田中清司さんの名義となっていますが、おそらく少なくともマルチテープよりミックスされている楽曲(多分殆ど)まではステレオ版も原田さんの演奏かと思います。
なので、お馴染みのメインテーマ、長らく使われたドラムサスペンス・SE曲も原田さんの演奏となります。

個人的に初期楽曲での一番印象的なドラムプレイは「アクション」やメインテーマのショートversionなんですよね。これらの曲のドラムプレイはパワフルで弾けてる。陶酔して聴くとドラムリスムを太ももパンパンで行う小職としては、太ももが真っ赤になり血がにじむ始末で・・・。

原田さんのご冥福をお祈り申し上げます・・・・・・


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向う一週間の太陽放送 2024/11/25-

2024-11-24 18:27:25 | 当直室日記

なんというか、やっぱりメ~テレ太陽放送がなくなると、観ることが出来なくても寂しいけぶでございます<(_ _)>
Xを観ていると、いろいろと反響はあったようですし、継続を希望している人も多いので、メ~テレさんであれば将軍様と入れ替えで継続してくれる・・・・・ことを願いつつ。
それにしても、やっぱりテキサス殉職から48年経っているので逆に何も調べず無垢な状態で観ているひとも居られるようで、本庁栄転と「死なず!」で、ストレートにとらえていてショックを受けたという向きも。
ある意味尊い観方だ・・・・。

X巡回

スヌーピー氏のロケ地マル秘現況報告を見ていると、あの朝日新聞研究所(他署として使用)の跡地はサミットとマンションになったようで・・・それにしてもテニスコートや病院などの跡地は、どんどん分譲されて住宅街になっていきますが・・・東京の場合は丸ごと造成ということが少なく、もともとあった道などは残るので、検索はしやすい。北海道など丸ごと線形まで変化することが多々ありますからね。
順延されていた三茶散歩が11/30開催。行きたい・・・・けれども仕事が抜けられない・・・・(^_^;)

=サンテレビ放送(後)記と次回予告=

#233
冒頭、おそらく茶柱談義でいちゃいちゃしているボスと山さん、ボンパトロール宣言にペンを止めるスコッチが微笑ましい(^_^;)
そのポンパトロール、成城2丁目なんですけど、マンションとビルは現存していますが、商店がほぼ全滅状態・・・・ほとんどビルとなっていますね。

建物は変わっても、ミスタードーナツが威厳を示しています(^_^;)

テキサスとは違って、女性が絡み・マイルドではありますが、今回の危機はどちらかというとボン自身が招いたあせりによる暴走なんですよね・・・いつもは従順なボンが。そして、いつもはおとなしい殿下が今回の導き役というのがミソではあるんですよ。
・・・・今後、このボンの「暴走」というのが、幾度か発生するわけですが、個人的には歴代メンバーの中でトップクラスの暴れっぷりになると。いや、初期スコッチより思いきりが。
それがボンの隠れた魅力なんですよね。

いやぁ・・・1年目のジンクスを山さんたちが話す時の長さんの寂し気なうつむき顔がなぁ・・・。

今回で、ゲスト車両としてスコッチ登場以後に出ていたハコスカHTとローレルの出番は終わり。

さーて、次回の太陽さんは?

ドラマ 太陽にほえろ!(スコッチ登場編 第8話)
#234 保証人
12月1日 日曜 11:00 -11:55 サンテレビ1

ボスのお馴染み料理屋のママに、彼女の弟の勤め先への「保証人」を頼まれたころ、バスに置き忘れた会社全体の給料を盗られてしまうという事件が発生、被害者は例の弟で、なんと既に保証書を勤め先に提出していたということで、会社の社長が一係に怒鳴り込んできた。
弟は前科持ちで疑われ、周りに信用されていないといじけ、ママは勝手な弟の行動に愕然、一係内でも騒然とするなか、ボスはマンションの権利書を社長に渡して、かつ弟の保証人であることを宣言した!

ボスの警察官として社会人としての責任、人を見る目が問われる異色作。
それを斎藤監督が重くもならず、軽くもならず、絶妙に演出します。

そして、ツンデレねっこのスコッチもボスの意外な決意に若干反発しながらも真実を追い求める。

事件は地味ですが、新制藤堂チームの能力が発揮されます。


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