「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

地井さんの最後の挨拶

2012-08-12 12:01:21 | 追悼
【追悼・地井武男さん…「想い出をありがとう 今夜、最後のお別れ」】

ここに来られている方の大半は少なくとも「ちいちい」以前の地井さんをご存じの方が多いので、『ちい散歩』中心の構成に違和感を感じた方が居られたかもしれませんが、夏八木さんや小野武さんが仰っていたように「素顔の地井さん」を「おくる」という部分では大変頑張ってこの番組を作られたのではないかと、力を入れられたテレビ朝日さんには地井さん好きの末端の一人としては、感謝しているというのが率直な感想です。

地井さんのお仲間にしても、刑事ドラマファンにはおなじみの顔ぶれが多く、お別れ会はある意味日本のアクションドラマメンバーの集まりという様相で、さらにバラエティから若手まで幅広く、地井さんのお仕事の幅広さを改めて感じましたが、これほど多くの人と長く「支えあって」仕事を続けられた方というのも極めて稀だと思います。

そういういろいろな意味で、改めて偉大な方が急逝してしまったことを、

岩城滉一さんが仰っていたように「残念」に思います。

太陽関連としては、残念ながら一部カットされていましたが徹さんの弔辞、太陽の話題を珍しくインタビューで語った良純さん、映像は#526、#706、#718が使用されていました。

渡さんとしては、後悔をにじませておられる部分もあり、ちょっと直視できない感じでしたが・・・。

地井さんを偲びながら、人間的にどう生きたら「生きがいを見いだせるのか」というが、勉強になった感じの余韻が残りました・・・。

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地井さんのお別れ会

2012-08-06 23:32:25 | 追悼
「オイラ、何と言われても信じられないよ。」

文字にしただけでも泣けてくる邦衛さんの弔辞がなんというか、物語った感じの地井さんのお別れ会だったようです。

お別れ会の記事を見ただけで泣けてきます・・・

太陽関連では、渡さんは報道では「太陽で共演」ということが表立っていますが、おそらくここでも「ボス代行」というお立場で発起人を引き受けられたのではないかと思います。(渡さんと地井さんは他の作品での共演も意外と多いですからね。)
これは、太陽ファンでは納得ではないかと思います・・・特に、#707の冒頭を覚えている方には。

出演者として番組全体の太陽総代の立場だと思いますが、竜さんが参列なさっており、太陽チーム代表としてか、徹さんが弔辞を送られたようです。
報道によれば、帰国間もない長谷さん、そして良純さんも参列なされたようです。


本日は報道記事と短いテレビ報道を見ただけなので、11日の特番の際に改めて書かせていただきます。


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地井さんのホワイトジーンズ

2012-07-04 23:13:11 | 追悼
▼地井さん追悼 『徹子の部屋』

この番組には5回出演されている地井さん、1回目は1984年、まだ太陽放送中で話題の中心は「スッポンのトシさん」。映画俳優業を重点に置いていたところが、太陽ご出演で女性に声をかけられることが多くなりそれに慣れていないと語られる地井さんの照れた感じ、そしてバラエティ慣れしていない頃の徹子さんとあまり目を合わすことが少ない、はにかんだ感じの懐かしい地井さんの映像を見ると・・・。
4年後の地井さんはほとんど目を合わせている感じでの対談なので、やっぱりいろいろな経験をなさったんだなぁ・・・というか、太陽時代の多少尖った感じがなくなったような。
その後のご出演分はおなじみな感じ。

一つ解ったことが、多分そうだろうなぁ・・・と思っていた件。

トシさんの海外ロケ編でおなじみの、田中邦衛さんばりの細身のホワイトジーンズ。
この番組でも1984年、1988年の2回着用なさっています。

他の着るものについては奥様任せということだったようですが、ジーンズのみ地井さんご本人がお買いになっていたとのこと。

やっぱり、邦衛さんの影響なのでしょうか。

でも、こうやって観ると、やっぱり亡くなったことが未だに信じられないですね・・・追悼とはいえ、愉しんでみてしまいます。

『ちい散歩』、一回目から見返したいです。


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地井さん、さようなら・・・

2012-07-02 07:06:32 | 追悼
地井さんの告別式がしめやかに営まれたそうです。

以下、スポニチより。

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29日に心不全のため70歳で亡くなった俳優の地井武男さんの葬儀・告別式が1日、都内で近親者ら約50人が参列し、しめやかに営まれた。

 関係者によると、棺には地井さんが好きだった地元・千葉県匝瑳(そうさ)市の祭りの半纏(はんてん)、「またゆっくりと散歩してください」との思いから、テレビ番組「ちい散歩」(テレビ朝日)で使用した靴や帽子、バッグが納められたという。後日お別れの会が開かれるが、事務所関係者は「四十九日ごろをめどに調整しています」と話した。

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地井さんの追悼番組等を幾つか観させていただきました。

▼遺作「大崎郁三の事件散歩」
ドラマ出演は4年ぶりぐらいだったと思います。
(撮影は昨年末)
出だしは「ちい散歩」を彷彿とさせますが、決してパロディにはなっていない、「主演・地井武男」的な地井さんの魅力が満載の作品になっていたと思います。
引退した刑事が、娘の恋人の頼りない本庁警部に色々とアドヴァイスしながら自分の街で起きた事件を解決して行きます。弁護士殺人の裏に振り込み詐欺事件、恐喝事件があったと・・・。
コミカルな部分と緊張する部分のメリハリは心地よく、山本陽子さん、加藤茶さん、柳沢慎吾さんといった芸達者な方々が華を添えていました。
久々に地井さんの眼力と仁王立ちを堪能させて頂きました・・・。
シリーズ化したら面白い作品になっていたと思うと残念です。

犯人役が中山忍さん、『刑事貴族3』での地井さんのとの想い出をご自身のブログに綴っておられます。
ブログといえば、泉谷しげるさん・志村けんさんも地井さんご逝去について書かれています。
皆さん、やはり亡くなったのが信じられないという感じで・・・。


▼日テレ「シューイチ」では、日本テレビならではの「今夜は最高」などの映像が流れ、太陽は第550話「俺はプロだ!」のクライマックスが流れていました。スチールでは第19話「ライフルが叫ぶとき」の高野が幼児を抱えながら拳銃を構えるという構図の珍しいものが出ていたり。

▼報道ステーションSUNDAY
太陽の映像は第583話「三人の未亡人」。
『ちい散歩』中心の構成でしたが、何ともやはり亡くなったのが信じられない・・・。
ちい散歩自体、全国放送ではなく地上波で放送されない地域(北海道含む)はBSかCSで観るしかないので、結構各地域でお馴染み度の格差があるので、この番組か「大崎郁三」で初めて観た方も結構居られたと思います。
良い番組でした・・・・。

地井さんが亡くなってから、「大崎郁三」や「報道ステーション」で地井さん追悼の進行役だった、矢島アナウンサー。
凜と地井さんの魅力を伝えておられましたが、「報道ステーション」のコーナーの終わりで堪え切れなく涙・・・。

今回は、メディア側ではこの方が一番お辛かったと思います。
地井さんの故郷へも赴いたりして、仕事とは言え辛かったと思います。
本当に、お疲れ様でした。


『北の国から2002 遺言』も観てしまいました・・・。


改めて、地井武男さんに敬意・哀悼の意を表したいと思います。

本当に、ありがとうございました。

ご冥福を、お祈り申し上げます・・・・。

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一夜明け・・・・

2012-06-30 13:01:03 | 追悼
太陽の巡査部長2人、鬼籍に入られてしまいました・・・・。
地井さんが亡くなられたのは未だに信じられないのですが、市川森一さんの時もそうですが、ついこの前までお姿をテレビで拝見していた方の突然の訃報にはもう驚くばかりで・・・。

日テレ系の報道には「俺はプロだ」のクライマックスが使用されていたり、各スポーツ誌には三田村さん、長谷さんもコメントを寄せています。ゴリさん→トシさん交替記者会見のボスとの3ショットの写真、PART2#1の報道写真なども掲載されているところもあります。

追悼番組として全国的には本日、テレビ朝日系・土曜ワイド劇場で午後9時から地井さん主演の「大崎郁三の事件散歩」を放送、ファミ劇太陽と被りますが、是非最後の地井さんの俳優業を観てみようと思っています。

でも、こうやってスポーツ誌を読み漁ると・・・・というよりも昨日からどうしても信じられない感じで、まだ『ちい散歩』で復活してもらえるのでは・・・という感覚が強く残っています。
亡くなったんですよね・・・本当に。

老婆心なのですが、年上の露口さんや邦衛さんが地井さんが亡くなったことで元気を無くされないか心配ではあります・・・・。


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スッポンのトシさんよ、永遠に・・・

2012-06-29 23:51:40 | 追悼
少々落ち着いたので少し書かせて頂きます。

私にとって地井武男さんは、太陽参加前は「怖く熱い人」という印象がありました。
「北の国から」は観ていましたが、まだその印象が強すぎて、この頃から後年の中ちゃん、それほど変わっていないのですが、偏見みたいなものがあったのかと思います。
ご本人いわく、太陽参加前までは映画俳優として生きていくということを決められていたようで、その辺りの気合と言う部分が、私の「怖い」という印象になっていたのだと思います。

地井さんにしてみれば、太陽参加は生活安定と言う部分での考え方の修正があったようですが、その太陽の中で地井さんの立ち位置はトシさん同様、ご本人も仰られていたように上は裕次郎さんや露口さん、下は神田さんをはじめとする若手チーム、その中間「管理職」という重要な位置付けでした。
云わば、それまで裏ボス的な部分があった辰平さん(長さん)の役割を受け継いだ感じになっていく部分と、恐らく当初は竜さん(ゴリさん)が続投する構想でトシさんとして参加するところが、竜さんの降板によりその役割も担ってしまい、更に地井さんの世代では大きすぎる裕次郎さんの存在が緊張として堅さが出てしまったためか、その辺りのプレッシャーを知らなかった私は、初期のトシさんに私個人はよそよそしい感じを受けていました。

ただ、ゲンキンなもので、そのトシさん=地井さんへの違和感は、地井さんが意欲的に取り組んだ#539「襲撃」で一気に吹っ飛びました。
この作品でまるで『北北西に進路を取れ』『ダイハード』ばりに危機を切り抜けていくトシさんに対し開眼した感じで。

その、ゴリさんとも長さんとも違った、這いつくばる男の魅力というか、不器用で家庭をも犠牲にしてしまう「刑事しかできない男」の魅力というか・・・そういう、不器用な男の魅力が、トシさんを包んでいたと思います。
それが時を経るにつれ、地井さんご本人の魅力とブレンドされて、リアルな男性像として完成していったものと・・・。

地井さんにしても若手の引き締め役として、後期太陽には重要な存在でした。
逆に言うと、地井さんが居られなければ後期の太陽は分裂して早々と終了していたかもしれません。
ただし、その重要な役割とは反比例して、主演作の少なさにご本人もモチベーションを維持して行くのが大変だったと語られていますが、トシさん自体がリアルな男性像を目指していたところでその辺りの地井さんご自身の中での折衝も大変だったと思います。

太陽終了後・・・

私にとって地井さんが終わってしまった太陽と「繋げてくれる」重要な存在でした。
それこそ太陽終了後から、『とんねるずのみなさんのおかげです』『時間ですよ』等で新境地を開かれ、バラエティにも積極的に参加されていた為、いつもどこかで地井さんがテレビに御出演なさっているという安心感みたいなものがあって、それが太陽を無くしてしまった私にとっては救いでありました。

そして、1990年代の太陽と謳われた『刑事貴族』シリーズのタケさん。
嬉しかったですよ・・・・。
トシさんが戻ってきた感じがして、いっそのことトシさんでも良かったんじゃないか?とも思いました。
コミカルな部分も加味されて、トシさんとは違った魅力も地井さんは披露なさっていました。

『TVジェネレーション』にて、最終回のボスアドリブを見ながら涙されていた地井さんにもらい泣きし、
『北の国から2002・遺言』にて、号泣する中ちゃんを観ながらもらい泣きしました・・・。

貴族終了後も意欲的にテレビ出演を継続されて、近年では『ちい散歩』も楽しく観ておりました・・・。
ずっと、どこかで地井さんが観られるという安心感・・・。

なので、鬼籍に入られたことが今でも信じられません。

今は、ただご冥福をお祈りするとともに、心から「ありがとうございました」と・・・。


これから、第671話「野獣」を観ながら、地井さんを偲びたいと思います。

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8年

2012-03-25 15:58:47 | 追悼
又野さん、辰平さんが続けて鬼籍に入られて8年経つんですね。

私は又野さんの命日に「ブルース刑事登場!」、本日は「ウサギとカメ」を視聴。

いろいろと私なりに巡らせながらですが。

月日はどんどん経っていきますね・・・。

しかし、1983BOXはこういう意味ではいい機会になったんじゃないかと思います。

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印象的なお二人

2012-01-10 18:54:43 | 追悼
年末は、太陽関連でお亡くなりなった方をもう一度調べることをやっているのですが、昨年はいろいろとおぼつかず、意外な方がお亡くなりになっていました・・・。
某ブログさんで初めて知ったわけですが。

▼上田忠好さん 2月27日(77歳)、 露口さんと俳優座同期。
太陽出演#6、#52、#58、#103、#141、#142、#275、#633

情報屋のトクさん(#52、#58)です・・・。
そのほかもいろいろな「癖のある」役をやられていましたが・・・・。

▼有川博さん 10月16日(70歳)
太陽出演#371、#416、#613、PART2#9

エリートが似合うお方でした。
それになかなかの低音の美声で・・・。
(#416や#613の会社員役は有川さんとしては十八番の一つだったかもしれません。)

寂しいですね・・・。

ご冥福をお祈りいたします。



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やっぱり、寂しいですね・・・

2012-01-10 07:07:07 | 追悼
弊ブログの記事UP、いつの間にか先月分を越していました。
なんというか急に爆発したというか・・・(^_^;)
ただ、出来る時にやっておかないと、今月はちょっと忙しくなりそうなので。

昨日は二谷さんの追悼みたいな感じがちょっとあって、各ワイドショーなどを見ていましたが、特捜の本家であるテレ朝ではじっくりと特集を組んでいて、取材VTR素材とか蔵出ししていました。錠さんの「エイメイさん」なんて久々に聞いたなぁ・・・と。
晩年の二谷さんご自身のスタンスが何となく解った気がします。

相当二谷さんを尊敬されていたと伝わる、横光さんの後姿はちょっと見ていられなかったです。
藤岡さんも久々に桜井っぽい感じでお話されていましたが・・・。
日活の重鎮も本当に少なくなってきました・・・改めて考えると、裕次郎さんが太陽に参加したタイミングぐらいが日活最盛期残影の終焉だったので、すでに40年以上経過しているわけですから、仕方ない面はありますが、それでも寂しいですね。
(それにしても、例の「娘さんの件」はちょっと要らないのでは・・・)

そんなこんなで、特捜#50、#51は辛すぎて観ることができませんでした。

二谷さんが休業直前に御出演「徹子の部屋」で仰っていた、出る作品が無いという話。
露口さんもそうなんですが、1990年代に入った後このように一線から静かに退いて行った方は多かったと思います。
勿体無いというか、残念ですね・・・ドラマももうちょっと腰を据えて製作されるものが増えたらなぁ・・・。


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寂しい、二谷さんの死。

2012-01-08 17:46:42 | 追悼
二谷英明さんのご逝去はちょっと言いしれないショックでして・・・。
最近は娘さんの会社のCMで神代が復帰していましたからね。

二谷さんが死去なされたことによって、昭和ヒトケタの「ボスキャラ」は高倉健さんと宇津井健さんぐらいしか居なくなってしまいました。
錠さんはボスキャラとは言えないし。
本当に寂しくなりましたね・・・。

特捜というのは当初、小川英さんが企画に参加していたので、企画段階では特捜隊の特殊性に太陽のキャラクター性を盛り込んだ感じだったようですが、製作開始後はエリート集団でも泥臭い人情と謎解きを旺盛に盛り込んだ、太陽とは別な作品として展開して行きました。
(特捜を地味で真面目だという表現がありますが、これは個人的にはちょっと違うと思います。アクションも派手だったし、ホンも面白い。大人のエンタメだったと思います。)
やっぱり真似事では済まされない、演者とスタッフが集合していましたから、必然的な流れだったと思います。
太陽とは別な作り手の意欲と情熱は凄かったと思います。
その先鋒として二谷さんがリードしていましたから、『特捜最前線』というのは二谷さんの番組だったというのはある側面であると思います。

いつもにこやかで紳士的で冷静なエリート・神代課長が、時には激高したり、涙したり、暴走したりする姿はダイレクトに怒りが伝わってきて非常に一体感があったものです。
普通、エリート的キャラクターの暴走には違和感を感じるものですが、神代にはそれがありませんでした。
今のドラマに殆ど無い、演者とキャラクターが一体化するような画面での動きと迫力を二谷さんはお持ちでしたし、それを楽しみにしていた部分もこちらにはありました。

二谷さんと裕次郎さんが共通しているのは、番組を愛していた事なんじゃないかと思います・・・

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