たまたま観たNHKアーカイブス「あのひとが選ぶあの番組 春風亭昇太さん」
なんと、『銀河テレビ小説 つかこうへいのかけおち'83 』の第1話およびダイジェスト版が放送されました。
沖さんが亡くなった直後の放送だったので、印象に残っていましたが、改めて観るとかなり劇的にストイックな作品だったので、ちょっとビックリしました。ある写真館の娘、既に婿入り候補と同居しているにも拘らず沖さん演じるセレブ男と見合い、そしてその男が昔から娘に一途に惚れこんでいて、写真館一家はすぐセレブ男に惚れこみ、婿候補を無碍にしますが、娘はなんとその婿候補とかけおち・・・という劇的な話です。
沖さんの出番は多くありませんが、これまたストイックな演技と若々しさ(’83年の短めな髪も相まって)が強烈に印象に残っていました。
当時の色々な経緯から私はこの作品、毛嫌いしていたところはあったかもしれませんし、観る機会も無かったのですが、改めて観ると、具体的な事は云いませんが、色々な意味でなんとも感慨深いものがあります・・・・。
さて、ファミ劇太陽。
第576話 刑事・山さん
完全無欠な新人刑事ブルース。
今までにない印象だったのは恐らく「苦労人」だったという設定に当時の太陽アクション先鋒を背負ったところの部分で、太陽世界の中では異質なキャラになったという事があったと思います。
ジーパンがその雰囲気に「やはり」近いのですが、ジーパンにはナイーブさと拳銃嫌いと母親という「弱み」みたいなものがあって、それはブルースにも泉ちゃんという存在はあったのですが、それもまたどちらかというと「背負う」存在であったので、独立感というのがかなりありました。
そんなブルースが今回は「失敗」を犯します。
これまでのブルースは自我をあまり出さず、先輩のよきサポート役に徹していた感じがありましたが、今回の彼は自ら動き出します。ただ、信念を貫くのはいいのですが2度も深追いして結局最初の容疑者を死なせてしまいます。
確かに不運な事故ではありますが、凶器を持っていない相手にマグナムを発砲して静止するなどの行き過ぎ(これは当時も思いました。)もあり、この辺ちょっとモヤモヤした印象が残っています。
後年のブルースもやり過ぎ感はありましたが、行き過ぎないように自己セーブが働いていたと思います。
今回は功を焦ったにしては冷静に見えるし、ちょっとブルースとしてはアンバランスだったと思います。
ただ、私の落としどころとしては、慣れてきたブルースが自信過剰になっていたという解釈で納得させています。
そんなブルースを止めることができるのは山さんの拳しかないのは、あの当時のメンバー内では理解できます。
ただ、同時に山さんが鉄拳係の役割も担わなければならなくなったのかと寂しさを憶えたものです。
ゴリさんであれば、鉄拳を下し、教育するのですが、山さんはもともとそういうキャラクターではないので自らの行動と結果で真の捜査を見せつけるという、ちょっと遠回しな感じではありますが、山さんらしい「教育」です。
というわけで、太陽らしさもあり、逸脱した部分もあるという、不思議な作品という印象があります。
さて、冒頭から登場した久々なクラウン覆面車。
120系2000HTロイヤルサルーンTC24(5MT)
画面に映ったときは、「あぁ・・・やっとクラウン出たねぇ・・・」と思いました。
#46から、クラウンは一時的な欠場などはあれどほぼ毎回登場していましたから、気になっていました(^_^;)
TC24のMTなのでこれからキビキビした走りを披露を随所で披露してくれます。
第577話 探偵ゲーム
ブルース登場編というのは直球勝負だったり、メンバーが奔走させられる事件だったり、テンションが高めな作品が多いですが。本作はその中でも比較的箸休め的な作品になっています。
金子裕さんらしい作風ではないかと思います。
平凡な女子大生が事件に巻き込まれていくのと、探偵クラブのある意味破天荒さ・・・その両方に巻き込まれていくボギーという図式が、ボギーらしいし、ちょっと新鮮でもありました。
大場さんにすると、前回のゲスト出演時より探偵クラブの個性的な面々にちょっと「食われちゃった」感じがあります(^_^;)
いや、この脚本自体がどちらかというとマンガっぽい作りになっているところもあるのですが、それは守備範囲が広い太陽ですから、基本をおさえれば映像化できるわけで。
なので、逆に言えば他番組では浮いちゃったと思います。
この作品では本筋とは関係なくいくつか興味深い点があります。
まずはボギーのライダースーツ姿、ガサツだけどオシャレなボギーの本領発揮です。
今回が初グローブ着用。
サポート役のマミー、今回はハプニングでボギーと手を握り合うシーンあり(^_^;)
というか、散髪で短くなった髪に併せてメイクも少し濃くなって雰囲気が変わります。
ついでにドックも散髪+分け目がえ。
なんと、『銀河テレビ小説 つかこうへいのかけおち'83 』の第1話およびダイジェスト版が放送されました。
沖さんが亡くなった直後の放送だったので、印象に残っていましたが、改めて観るとかなり劇的にストイックな作品だったので、ちょっとビックリしました。ある写真館の娘、既に婿入り候補と同居しているにも拘らず沖さん演じるセレブ男と見合い、そしてその男が昔から娘に一途に惚れこんでいて、写真館一家はすぐセレブ男に惚れこみ、婿候補を無碍にしますが、娘はなんとその婿候補とかけおち・・・という劇的な話です。
沖さんの出番は多くありませんが、これまたストイックな演技と若々しさ(’83年の短めな髪も相まって)が強烈に印象に残っていました。
当時の色々な経緯から私はこの作品、毛嫌いしていたところはあったかもしれませんし、観る機会も無かったのですが、改めて観ると、具体的な事は云いませんが、色々な意味でなんとも感慨深いものがあります・・・・。
さて、ファミ劇太陽。
第576話 刑事・山さん
完全無欠な新人刑事ブルース。
今までにない印象だったのは恐らく「苦労人」だったという設定に当時の太陽アクション先鋒を背負ったところの部分で、太陽世界の中では異質なキャラになったという事があったと思います。
ジーパンがその雰囲気に「やはり」近いのですが、ジーパンにはナイーブさと拳銃嫌いと母親という「弱み」みたいなものがあって、それはブルースにも泉ちゃんという存在はあったのですが、それもまたどちらかというと「背負う」存在であったので、独立感というのがかなりありました。
そんなブルースが今回は「失敗」を犯します。
これまでのブルースは自我をあまり出さず、先輩のよきサポート役に徹していた感じがありましたが、今回の彼は自ら動き出します。ただ、信念を貫くのはいいのですが2度も深追いして結局最初の容疑者を死なせてしまいます。
確かに不運な事故ではありますが、凶器を持っていない相手にマグナムを発砲して静止するなどの行き過ぎ(これは当時も思いました。)もあり、この辺ちょっとモヤモヤした印象が残っています。
後年のブルースもやり過ぎ感はありましたが、行き過ぎないように自己セーブが働いていたと思います。
今回は功を焦ったにしては冷静に見えるし、ちょっとブルースとしてはアンバランスだったと思います。
ただ、私の落としどころとしては、慣れてきたブルースが自信過剰になっていたという解釈で納得させています。
そんなブルースを止めることができるのは山さんの拳しかないのは、あの当時のメンバー内では理解できます。
ただ、同時に山さんが鉄拳係の役割も担わなければならなくなったのかと寂しさを憶えたものです。
ゴリさんであれば、鉄拳を下し、教育するのですが、山さんはもともとそういうキャラクターではないので自らの行動と結果で真の捜査を見せつけるという、ちょっと遠回しな感じではありますが、山さんらしい「教育」です。
というわけで、太陽らしさもあり、逸脱した部分もあるという、不思議な作品という印象があります。
さて、冒頭から登場した久々なクラウン覆面車。
120系2000HTロイヤルサルーンTC24(5MT)
画面に映ったときは、「あぁ・・・やっとクラウン出たねぇ・・・」と思いました。
#46から、クラウンは一時的な欠場などはあれどほぼ毎回登場していましたから、気になっていました(^_^;)
TC24のMTなのでこれからキビキビした走りを披露を随所で披露してくれます。
第577話 探偵ゲーム
ブルース登場編というのは直球勝負だったり、メンバーが奔走させられる事件だったり、テンションが高めな作品が多いですが。本作はその中でも比較的箸休め的な作品になっています。
金子裕さんらしい作風ではないかと思います。
平凡な女子大生が事件に巻き込まれていくのと、探偵クラブのある意味破天荒さ・・・その両方に巻き込まれていくボギーという図式が、ボギーらしいし、ちょっと新鮮でもありました。
大場さんにすると、前回のゲスト出演時より探偵クラブの個性的な面々にちょっと「食われちゃった」感じがあります(^_^;)
いや、この脚本自体がどちらかというとマンガっぽい作りになっているところもあるのですが、それは守備範囲が広い太陽ですから、基本をおさえれば映像化できるわけで。
なので、逆に言えば他番組では浮いちゃったと思います。
この作品では本筋とは関係なくいくつか興味深い点があります。
まずはボギーのライダースーツ姿、ガサツだけどオシャレなボギーの本領発揮です。
今回が初グローブ着用。
サポート役のマミー、今回はハプニングでボギーと手を握り合うシーンあり(^_^;)
というか、散髪で短くなった髪に併せてメイクも少し濃くなって雰囲気が変わります。
ついでにドックも散髪+分け目がえ。