さて、7/2のファミ劇太陽放送です。
【CS】
▼ファミリー劇場HDリマスター版 ジーパン編
7/2(火)
17:00~18:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#70
ファミリー劇場HD(CS)
7/2(火)
18:00~19:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#71
ファミリー劇場HD(CS)
第70話 48.11.16 さよならは いわないで (殿下・ボス)
セミレギュラー:有吉ひとみ
ゲスト:川辺久造
直木晶子 小原秀明 川口節子 安田泰三 松田剣
脚本:柏倉敏之
監督:児玉進
殿下が恋人で保母の柚木麻江の誕生祝いに出かけようとした矢先、殺人事件が発生した。
被害者は商事会社に勤めるOLで、解剖の結果、妊娠五ヶ月だった。近く結婚するとの噂もあり、預金通帳からは二百万円が引き出されていた。
なかなか捜査の手がかりがつかめない中で、ひとり殺人現場を捜査していた殿下は怪しい人影を発見、追いかけて入り込んだ倉庫で、何者かに鉄パイプで頭を殴られ意識を失ってしまう。殿下が行方不明になったことをニュースで知った麻江は将来の二人の生活に不安を感じるのだった。
そんな時、スーパーマーケットに押し入り捕まったチンピラが殿下の拳銃を持っていたことから、その男の自供で殿下を助け出す事が出来たが、病院で手当てを受け意識を回復した殿下は、麻江が止めるのも振り切って再び現場へ出かけ、そこで赤いルビーのカフスボタンを見つける。
しかし、自分の傷も恋人のことも忘れて事件に飛び出していく殿下に麻江は耐え切れず「さよなら」と言って去っていくのだった。
そして、殿下は証拠のカフスボタンなどから犯人の影山を追い詰めていくが、なんと影山は麻江と幼稚園児を人質に逃走を企てた・・・・!
殿下のキャラクター設定は、市川森一さんによって半ば強引に「気障で皮肉屋だが女にもてる」設定から「最も優しい刑事」という設定にシフトしていきましたが、それに加え「手先が器用」というものが加わり、ある程度固まってきた感がありましたが、今度は恋人の登場です。
マカロニとシンコの淡い関係の代わりという要素もあり、また、マカロニが持っていた「脆い」部分を殿下が継承したという部分もあり、殿下人気がもうそろそろ爆発しそうという段階まで来ています。
だからこそ、新人刑事で元々ベースが固い太陽のキャラクターの中で殿下はある意味特殊な部類に入ります。
その核心的飛躍のきっかけがこの作品であり、麻江の存在は、殿下ファンをあるいみ刺激して、殿下をもっともっと悲劇に招いていくわけですが・・・・。
第71話 48.11.23 眠りの中の殺意 (山さん・ジーパン)
ゲスト:北川めぐみ
長谷川哲夫
梅野泰靖 富川徹夫
松尾文人 山口譲 奥山正勝 林寛一 小倉雄三 関根倉昭 龍のり子
内田朝雄
脚本:永原秀一
監督:石田勝心
巨額の脱税容疑で逮捕され拘留中だった金融業者の堀越雄作が一億円の保釈金を積んで釈放され、新宿の東都病院に静養の為と称して入院しようとしていたところを、大勢のカメラマンや記者に取り囲まれ、特別室に入ろうとした瞬間、花束の下に包丁を隠し持っていた女に刺された。
女はそのまま屋上に駆け上り飛び降りようとしたが、堀越のガードマン達が取り押さえられ、警察につきだされた。
取り調べの結果、女は神谷典子といい、夫の雅彦は一流会社の大日商事のエリート係長であることが判明する。
ただ、典子を取り調べても、犯行は素直に認めながらも被害者・堀越には面識が無く、なぜ強行に走ったのか、自分自身でも解らないという。
典子の様子から、まんざらとぼけている訳でもないように受け取った山さん、そしてジーパンは彼女の記憶を辿って、犯行があった一日の典子の行動を再現するが、あるアパートの前からの二時間、彼女の記憶が完全に消失して、そこに山さんは注目した。
一方、夫・雅彦の周辺を捜査していたゴリさんはかつて同じ職場に働いていた中村一夫という男が、極秘書類を流出させたという疑いで会社をクビになり、その事件で雅彦を恨んでいるらしいことを掴む。しかも、中村は典子の英語の家庭教師であり、彼女が記憶喪失になる直前に来たアパートに住んでいた。
山さんは動機の確実な中村が事件の深く関わっていると見て、その証拠を必死になって追い求めるが・・・・。
放送当時、「ノストラダムス」「超能力」「心霊」「催眠」というオカルトブームの真っ只中で、間接的ながらもそれを題材に取り入れた意欲作。
強行を自覚しながらも、全くそれが他人事のようにキョトンとしている主婦に、夫への復讐か臭う部分に山さんが挑むという、確かに山さんじゃないと解き明かせないという謎でありながら、実は歴史的にいうと、山さんが本格的に推理を巡らすことが表面化し出すあたりがこの頃なので、山さんにしてもジーパン編でもう一段階進む感じです。
それにしても、ゲストが豪華。内田朝雄氏が序盤のみの登場、犯人の冨川氏は初登場ですが、まさにハマり役。
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▼ファミリー劇場HDリマスター版 ジーパン編
7/2(火)
17:00~18:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#70
ファミリー劇場HD(CS)
7/2(火)
18:00~19:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/ジーパン刑事編#71
ファミリー劇場HD(CS)
第70話 48.11.16 さよならは いわないで (殿下・ボス)
セミレギュラー:有吉ひとみ
ゲスト:川辺久造
直木晶子 小原秀明 川口節子 安田泰三 松田剣
脚本:柏倉敏之
監督:児玉進
殿下が恋人で保母の柚木麻江の誕生祝いに出かけようとした矢先、殺人事件が発生した。
被害者は商事会社に勤めるOLで、解剖の結果、妊娠五ヶ月だった。近く結婚するとの噂もあり、預金通帳からは二百万円が引き出されていた。
なかなか捜査の手がかりがつかめない中で、ひとり殺人現場を捜査していた殿下は怪しい人影を発見、追いかけて入り込んだ倉庫で、何者かに鉄パイプで頭を殴られ意識を失ってしまう。殿下が行方不明になったことをニュースで知った麻江は将来の二人の生活に不安を感じるのだった。
そんな時、スーパーマーケットに押し入り捕まったチンピラが殿下の拳銃を持っていたことから、その男の自供で殿下を助け出す事が出来たが、病院で手当てを受け意識を回復した殿下は、麻江が止めるのも振り切って再び現場へ出かけ、そこで赤いルビーのカフスボタンを見つける。
しかし、自分の傷も恋人のことも忘れて事件に飛び出していく殿下に麻江は耐え切れず「さよなら」と言って去っていくのだった。
そして、殿下は証拠のカフスボタンなどから犯人の影山を追い詰めていくが、なんと影山は麻江と幼稚園児を人質に逃走を企てた・・・・!
殿下のキャラクター設定は、市川森一さんによって半ば強引に「気障で皮肉屋だが女にもてる」設定から「最も優しい刑事」という設定にシフトしていきましたが、それに加え「手先が器用」というものが加わり、ある程度固まってきた感がありましたが、今度は恋人の登場です。
マカロニとシンコの淡い関係の代わりという要素もあり、また、マカロニが持っていた「脆い」部分を殿下が継承したという部分もあり、殿下人気がもうそろそろ爆発しそうという段階まで来ています。
だからこそ、新人刑事で元々ベースが固い太陽のキャラクターの中で殿下はある意味特殊な部類に入ります。
その核心的飛躍のきっかけがこの作品であり、麻江の存在は、殿下ファンをあるいみ刺激して、殿下をもっともっと悲劇に招いていくわけですが・・・・。
第71話 48.11.23 眠りの中の殺意 (山さん・ジーパン)
ゲスト:北川めぐみ
長谷川哲夫
梅野泰靖 富川徹夫
松尾文人 山口譲 奥山正勝 林寛一 小倉雄三 関根倉昭 龍のり子
内田朝雄
脚本:永原秀一
監督:石田勝心
巨額の脱税容疑で逮捕され拘留中だった金融業者の堀越雄作が一億円の保釈金を積んで釈放され、新宿の東都病院に静養の為と称して入院しようとしていたところを、大勢のカメラマンや記者に取り囲まれ、特別室に入ろうとした瞬間、花束の下に包丁を隠し持っていた女に刺された。
女はそのまま屋上に駆け上り飛び降りようとしたが、堀越のガードマン達が取り押さえられ、警察につきだされた。
取り調べの結果、女は神谷典子といい、夫の雅彦は一流会社の大日商事のエリート係長であることが判明する。
ただ、典子を取り調べても、犯行は素直に認めながらも被害者・堀越には面識が無く、なぜ強行に走ったのか、自分自身でも解らないという。
典子の様子から、まんざらとぼけている訳でもないように受け取った山さん、そしてジーパンは彼女の記憶を辿って、犯行があった一日の典子の行動を再現するが、あるアパートの前からの二時間、彼女の記憶が完全に消失して、そこに山さんは注目した。
一方、夫・雅彦の周辺を捜査していたゴリさんはかつて同じ職場に働いていた中村一夫という男が、極秘書類を流出させたという疑いで会社をクビになり、その事件で雅彦を恨んでいるらしいことを掴む。しかも、中村は典子の英語の家庭教師であり、彼女が記憶喪失になる直前に来たアパートに住んでいた。
山さんは動機の確実な中村が事件の深く関わっていると見て、その証拠を必死になって追い求めるが・・・・。
放送当時、「ノストラダムス」「超能力」「心霊」「催眠」というオカルトブームの真っ只中で、間接的ながらもそれを題材に取り入れた意欲作。
強行を自覚しながらも、全くそれが他人事のようにキョトンとしている主婦に、夫への復讐か臭う部分に山さんが挑むという、確かに山さんじゃないと解き明かせないという謎でありながら、実は歴史的にいうと、山さんが本格的に推理を巡らすことが表面化し出すあたりがこの頃なので、山さんにしてもジーパン編でもう一段階進む感じです。
それにしても、ゲストが豪華。内田朝雄氏が序盤のみの登場、犯人の冨川氏は初登場ですが、まさにハマり役。