「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

サンテレビ太陽放送6/13=マカロニ殺人事件の真相が明らかに!

2021-06-13 09:34:26 | 放送予定
さて、本日のサンテレビ太陽放送。
早いですね・・・・サンテレビジーパン編も一区切り目。
そりゃ、日テレプラス『誇りの報酬』も半分近く放送されましたからね・・・(^_^;)


【地上波】サンテレビ・ジーパン編

6/13(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(ジーパン編 第12話)
サンテレビ1(地上波)

第65話 48.10.12 マカロニを殺したやつ (山さん・ジーパン)



レギュラー:藤堂俊介 
        石原裕次郎

      柴田純
       松田優作

      内田伸子
       関根恵子

      山村精一
       露口茂
      石塚誠
       竜雷太
      島公之
       小野寺昭
      野崎太郎
       下川辰平

      永井久美 青木英美



セミレギュラー:平田昭彦/萩原健一(バンクフィルム出演 #38,#52)

ゲスト:津田京子 村山達也 水谷邦久
 沢村いき雄 戸田春子 田畑ゆり 池田生二
 藤田漸 亀井三郎 山西道広 桜井克明 島もとき

脚本:長野洋 小川英

監督:山本迪夫


マカロニこと早見刑事殺人事件は、手がかりすらつかめないままに捜査本部は解散、事件は何人かの専従員だけで捜査することとなった。
そんな知らせを聞いた七曲藤堂チームは暗く痛むのだった。
時を同じくして山さんには本庁への栄転話が持ち上がった。
相変わらず喧嘩や恐喝その他の次々と起きる事件に追い回される七曲署の中にあって、山さんは人知れずマカロニ殺しの犯人を追い続けていた。
そんな中、ゴリさんのタレこみ屋が昼間から刑事を刺したことがあると威勢を張っているチンピラが居ると連絡してきた。
最近の刑事刺殺事件といえばマカロニ事件しかなく、山さんたちは血相を変えてチンピラが居るスナックへ急行、マカロニと仕事をしたことが無いジーパンが呆気にとられるほど強行にチンピラを逮捕する。
しかし捜査の結果、チンピラ・糸山にはアリバイがあることが判明、さらに刑事を刺したことは威勢を張っただけで虚言だったため、糸山は釈放される。
若者の無軌道さに怒りを覚えながら、虚しさを禁じ得ない一係で、今回の強行逮捕に西山署長の一喝がとぶが、ボスからも別な視点で叱咤される。
それは、強行逮捕時に刑事としてではなく、仲間の敵討ちの方に感情が支配されていなかったかという痛烈なものだった。
ハッとなった一係で、刑事としては一人、マカロニを知らないジーパンの羨望の一言(もし自分が死んだら・・・)が長さんを激怒させる。
そんなある日、日課のようにマカロニ殺人事件の現場付近を回っていた山さんとそれに付き合っていたジーパンは、どぶ川の川底をさらっている現場に遭遇、引き上げられたゴミの中に男物の衣服とアイロンを見つけたが、衣服にはベッタリと血痕が付着していた。
その血液型がマカロニと同じだったことから、藤堂チームは色めきたった。
さらに衣服を沈める為のアイロンには毛糸のカバーがかけられていたことから、アイロンは女性の持ち物という推理のもと、やっと手がかりを得た藤堂チームは再度事件の洗い直しを行った。
山さんは丹念に日課コースを探る中で、現場近くのアパートでアイロンを盗まれた女性を見つけ出し、彼女の元恋人であった井沢という鉄工所工員をマークしたが・・・・。


画期的な「降板」を成し遂げたショーケンさん、そして見事にその後任を務めた優作さん、それから3ヶ月経過した後の「後日談」
当初、マカロニ殺しの犯人を明確にしなかったのは、その「マカロニ殺し」こそが都会の悪の象徴とし、敢えて後日談を製作しなかったという意図がありながらも、あまりにもマカロニの死がセンセーショナルだったことから、視聴者から事件解決を願う声が多数寄せられたことから実現した作品だったとのこと。
しかし、その名残として今回も無軌道な若者の刃によって、逮捕直前で容疑者が殺されてしまうという不条理な展開に。

一方、ここに山さん執念の捜査と栄転話を絡めるという一押しが効いていたり、失った仲間に対してのそれぞれの表には出さないながらも熱く向けられた思いなどが描かれるなどで傑作に数えられる逸品です。

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