まずは・・・
すみません、先週の#111の記事、サブタイトルを更新し忘れていました。
訂正してお詫びいたします<(_ _)>
さて、6/5のサンテレビ・太陽放送。
太陽再放送の「第三の壁」と突破し、テキサス刑事登場!
いや、未だに「太陽はショーケンさん・優作さんで終わり」という方、居られると思いますが、もう時代は令和ですし、あの時代のコンテンツを地上波で楽しめる機会というのも滅多になくなってしまったわけで、かつ、関西地区では前世紀以来の地上波放送ということもあるので、ぜひ観ていただきたいところです。
本編。
大きな括りでいう太陽第一期が終了、地続きながらキャラクターが整理され、新たに始まる太陽世界となりますが、藤堂チームの「末っ子」として当時演技ド素人だった勝野さんを抜擢、その底知れぬパワーにオリジナルメンバー各人の魅力を熟成させる期間であり、実際、シリーズ全体を見ても、テキサス編というのは非常に重要な位置を占めています。
その始まりのテキサス登場は、歴代新人刑事の登場編の中でも非常にハードな展開で甘さ控えめですが、レギュラー各人の役割再確認の意味合いがある本作は、なかなか熱のこもった名作かと思います。
【地上波】サンテレビ・テキサス編
6/5(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(テキサス編 第1話)
サンテレビ1(地上波)
第112話 49.09.06 テキサス刑事登場(テキサス・ゴリさん)
レギュラー:藤堂俊介
石原裕次郎
三上順
勝野洋
山村精一
露口茂
石塚誠
竜雷太
島公之
小野寺昭
野崎太郎
下川辰平
永井久美 青木英美
ゲスト:高城淳一
中庸介
松風はる美 大村千吉 ライナ・ゲスマン
葛巻運彦 加村赳雄 土田里美 森愛 佐藤明美 夏川圭
脚本:小川英 四十物光男
監督:竹林進
朝の一係部屋に見慣れないイガクリ頭の若者が掃除をしていた。
しんがりに出勤してきたボスが彼を紹介しようとした時、派出所爆破の急報が入って、顔色を変えた若者は部屋を飛び出していった。
若者は三上順、ジーパンの後任で急遽爆破された派出所から配置換えになったばかりだった。
現場は凄惨な状況、順の教育係だった田崎巡査は即死、いつも花を派出所に届けていた少女は重傷を負い失明が危ぶまれた。
怒りを抑えられない順だったが、ゴリさんがボスより「教育係」を拝命、さらに犯人は順も標的にしていたのではないかということから、田崎と順が扱った事件簿を片っ端から当たる2人。ゴリさんは順の身上書にある「協調性に欠ける」という部分に引っ掛かりを持ちながら、順が田崎と共にマークしていた滝村という男に絞り捜査を開始する。
さらに山さんのタレコミ屋から滝村は確実に順も狙っていることが判明したことで、順の怒りは頂点に昇っていくが・・・・。
演技経験の殆どない勝野洋さんが太陽チームに参加、それまでの新人単独主役的な部分を継承しながら、既存メンバーを深くかかわらせるというストーリー展開を重視した構成に移行していきます。全体的な印象では協調性があり先輩をたてる体育会系のテキサスではありますが、登場当初は猪突猛進型人間として描かれ、さらに勝野さんの必死な演技が迫力を醸し出します。
また、視聴者の裾野を広げるためスポ根モノのテイストも加味していきながらテキサス編は展開していきます。
初回である今回は、序盤からテキサスの怒りが爆発し、ゴリさんがそれを抑えるというものであり、本来のテキサスの持ち味である甘い部分が殆ど無い、かなり緊張感の漂う内容になっていますが、その「テキサスとゴリさん」の関係性ややり取りが見ものだったりします。