『太陽にほえろ!』七曲署捜査一係刑事リスト
太陽にほえろ!当直室独自のものです。
というよりは、北の山村警部補の覚え書きみたいなものなので荒削りですが、お気に召しましたらご賞味ください。
☆藤堂 俊介 警部 ボス 石原 裕次郎
(1~458、489~699、718話最終回)
七曲署捜査一係長 理想的な上司であり、暖かな父親的存在だが、自分を押し殺して愛する部下を敢て危険な任務へ赴かせるという「非情」な一面もある。しかし、天涯孤独(父はガンで苦しみながら亡くなった)の身上ゆえ一係の刑事たちを家族のように思っている。エリートだが妥協を許さない捜査方針から、出世コースから外されているが、警視庁上層部からは「何かのときの藤堂」と一目置かれているようである。
元来裕福だったようで4LDKマンションに一人暮らしで友人関係も幅広い。
大学時代の恋人が忘れられず、そのかつての恋人が犯罪を犯しボスの目の前で息を引き取る。それがボスを万年独身にさせている理由か。
学生時代はバスケットボールの選手だったのと多少画の心得もあるようだ。
1981年は長期出張で約半年間不在、1986年には病気療養のため長期休暇不在となったが最後は本庁へ栄転。
※ボスの階級については、ジーパン時代は「警部補」という記載が2度あり。ただし、多くは「警部」なのでここではこちらを採用。
☆山村 精一 警部補 落としの山さん 露口 茂
(1~691話)
冷静沈着で取調べ・たれ込み情報収集・推理は一級品。金融関係・記者・出版関係に顔が広く、裏の世界を知り尽くす。
警視庁管内では屈指の名刑事との評判も高い。時には緩やかに、時には強引に捜査を進める山村の手腕は職人技のようでもある。
しかし、彼には出世欲というものが無く、栄転の話が何度も立ち消えているのにも拘らず本人は一向に気にしていない。
捜査方針も点数稼ぎではなく「悪が憎い」「真実が知りたい」という純粋なものである。
一係のブレーンでありボスの相棒でもある。
趣味は麻雀。幼い頃両親なくし、親戚をたらい回しにされる。愛妻家であり妻・高子のとの夫婦関係は他人を寄せ付けない神々しいものがある。
1975年に養子・隆(#219では洋一)を迎えるが、翌年高子が持病の心臓病で他界。その後一時期事件の経緯で隆を高子の母に預けるが、その後はお手伝いさんと3人暮らしを始める。
1986年4月11日、養子の息子・隆を実父へ返すことを決意し、千代田署捜査一係長として栄転が決まった矢先、刺客と相撃ち殉職。
☆石塚 誠 巡査長 ゴリ押しのゴリさん 竜 雷太
(1~525話)
人情家で涙もろいが、体当たり捜査にかけては右に出るものはいない。困難・危険な捜査に自ら志願して当たる姿勢はよく彼を形容する言葉「熱血漢」以上のものがある。全国射撃大会にも出場した経験を持つほどの射撃の名手だが、人を撃ちたくないというやさしさから拳銃には弾を込めない。(周りにはカッとなる為と言っているようだが)酒好き&大食漢(そばとカレーライスには目がない)。
ボスや他の刑事からの信頼も厚いことから若手の教育係も勤め、一係の特攻隊長及びベテランと若手とのつなぎ役という潤滑油的な役割を担う。
武道は柔道、体力的に強敵の相手と戦うのを得意とするが、遅刻寸前出勤も得意。
恋の方はオクテのようだが、2度の結婚話と、いくつかの浮いた話はある。この人がいなければこの番組は長くは続かなかった。
1982年10月1日、結婚目前に、助けた麻薬中毒者に撃たれ殉職。
☆野崎 太郎 巡査部長 デカチョウの長さん 下川 辰平
(1~9、11~17、19~30、34、35、37~47、50~520、562、665話、PART2全話)
交番勤務からのたたきあげ、「足の捜査」で細かな証拠も見逃さない。ボスの女房役。知能犯に見下されながら、逮捕してしまうところは職人技である。
元ラグビー選手で足腰の丈夫さ・俊敏さは他の刑事より勝るが、追う歳には勝てないところも出てきている。地道に生きてきた人間をいたわり、そして改心させるところはさすが「たたきあげ」の成せる技でもある。
また若手刑事の理解力も優れており、また「遊び心」も忘れない少年ぽさも少なからず持っている。一係のまさに「おやじさん」的存在でもある。
妻、子供を大切にする家庭人。ロッキー殉職を契機に警察学校へ転勤。その後も、教え子ブルースの叱咤激励に現れたりする。
PART2で七曲署に復帰、孫ができていることがわかる。現在、民生委員を務める。
☆島 公之 巡査 世にもやさしい刑事・殿下 小野寺 昭
(1~4、6~9、13、15~35、37~44、46~414話)
手先の器用さとやさしさはピカイチ。爆弾解体と女性の聞き込みは十八番。几帳面で女性にもてる「恋多き」刑事。しかし、ソフトな面が強調される一方、頑固で芯の強い一面もあるのは確かである。自分の担当した事件の関係者との交流も欠かさず、彼の許にはいつも相談の手紙が絶えない。
番組当初はキザでハメをはずしたりと後の真面目な設定とは少し違う。危険な目に遭う事も多く、麻薬中毒・記憶喪失など受難は多し。人形劇が得意という意外な面も。高所恐怖症。検事を父に持つが、母は少年期に亡くしている。
1980年7月11日 婚約者との再会を控え、業務上事故死。
☆早見 淳 巡査 マカロニ 萩原 健一
(1~39、41,43,45~52話)
東京出身の新人刑事1号。おしゃれで、同世代の心情に精通し、数々の難事件を解決。抜けているところもあるが、頭はキレル。
新人刑事として他のメンパーと対等に渡り合った人物は少ない。要領がいいため意外と情報収集は得意であるが、無鉄砲なところもあり、自分の信念を曲げないと言う「頑固」な所も持ち合わせるため危うさもあるが、それも彼の「一面」でしか過ぎない。
様々な道具(愛車ジムニー・バイク・自転車)で犯人と対決したり追跡する。結構ハチャメチャな行動は多いが、邪気がなく皆から愛される。
口癖「ちきしょう」
1973年7月13日 通り魔強盗に刺され落命。
☆内田 伸子 巡査 シンコ 関根 恵子(現.高橋惠子)
(1~8、12~16、19,21、22、25~28、30~33、37~38、40、42~44、47、48、52、53、60,63,65,68,72,74,76~80,82,95,97,100,102,104,110,111話)
ボスと山さんの元同僚刑事(多分、七曲署)鬼刑事・宗吉(ハナ肇)を父に持つ一係の保母さん的存在。
女性の観点で捜査をするのを得意とする。少年や、同世代との交流話多し。当初は少年課から手伝いに来ているという設定だったが、#38,2代目署長のいささか不純な理由で一係刑事として異動、当初は「男の世界」に戸惑いを見せていたが、後には聞き込みを得意とした落ち着いた堅実な刑事になっていく。口癖「なによ!」。
ジーパンと婚約後退職するが・・・。「太陽にほえろ!2001」で鑑識係として復活。
☆柴田 純 巡査 ジーパン 松田 優作
(53~111話)
殉職した父の影響で拳銃嫌い、ガサツに見せかけながらナイーブな男だが、空手を駆使してチンピラを震え上がらせる。
後に撃たねばならない拳銃を「22口径」としたのは、やはり人を殺したくないというジーパンの優しさからか。
縦横無尽の所があり怖いものを知らなかったが、数々の事件に遭遇し、恐怖を味わいながらも確実に「刑事」らしくなっていく。
子供や動物好きで絵がうまい。結構冗談も好きで背中を向けてクスクス笑っている。パチンコ好き。
看護婦をする母親(菅井きん)と二人暮し。口癖「○○ですかねぇ」
シンコと恋に落ち、婚約するもその直後1974年8月30日 助けたチンピラに撃たれ殉職。
☆三上 順 巡査 テキサス 勝野 洋
(112~216話、220話※声の出演)
九州出身の角刈り柔道4段・元漁師。当初はあまりにも鉄砲玉的行動が多かった為「協調性にかける」との声も・・しかし、仲間を大切にし、先輩をたてるところは他人と比べて群を抜いている。生まれてすぐに父親を亡くし、故郷に母を残している。
タフだが女性に疎い(くなった?)素直な熱血漢。
メンバーから末っ子のように愛される反面意外と頑固で先輩刑事を困らせる事もある。
友達と同居していたが、「刑事」という職業人テキサスと衝突し去っていった。
ボン登場後は落ち着きを増す。朝の日課はジョギング。
口癖「ウー山さん」。
1976年9月3日 本庁栄転を控えていたが、拳銃密造団と銃撃戦、何発も被弾し殉職。
☆田口 良 巡査 ぼんぼんのボン 宮内 淳
(168~363話、364話※回想シーン)
大阪生まれの呉服屋(洋服店)の女兄弟ばかりの末っ子のぼんぼん。
ドジでそそっかしいが、芯は強い。ボクシング経験者。素直なので、どんな人間でも溶け込める。そのソフトさで女性との話多し。
スコッチを最初に受け入れたのも彼。ロッキー登場後は先輩刑事としての渋みも増す。さらに、宿無しのロッキーと同居。関西特有のコミカル演技も多々あり。スニーカーの恩人でもある。休日はパチンコ。酒好きで苦手なものは「ネコ」。
1979年7月13日 女性を助けるため被弾、殉職。
☆滝 隆一 巡査(警部補?)スコッチ 沖 雅也
(217~244、274、300、399~456、463~476、491~493話)
クールで俊敏な敏腕刑事で英国品を趣向する。
元々はやさしすぎるほどやさしい刑事だったが、自身が拳銃を撃つのをためらった為、先輩を目の前で殺されたことで自ら心を閉ざす。当初一係陣と悉く対立するが、徐々に和解し、1977年3月、元婚約者が殺される事件を最後に山田署へ転勤するも、2回の助っ人を経て1980年3月再配属後はコミカルな部分をみせながら、推理派とハードさを兼ね備えた敏腕刑事に。しかし、健康には恵まれず、2度の休職を強いられた。
趣味はサボテン栽培、捜査方針「確かめたいだけ」。
1982年1月29日 古傷が悪化し病死。
☆岩城 創 巡査 ロッキー 木之元 亮
(256~519話、520話以後、回想シーン多数)
ヒゲの山男。元レスキュー隊員でロープ技を得意とする。かなり肝が座っているところとおおらかなところが同居する愛すべき刑事。
当初、新人のころ撃たれ瀕死の重傷を負ったため、拳銃恐怖症だったが、完治する。北海道で「山の掟」に従い、崖から転落し心停止になったり、他のメンバーに比べ重傷話多し。北海道釧路に現役で漁師を続けている母がいる。父親は亡くしている。
北海道の漁師の家で生まれた為、泳げない。ボンと同居したアパートはシリーズ最後まで受け継がれていった。(引っ越しした描写なし、しかしアパートや部屋は変わっている。)のんびりやだが、声がでかい。苦手なものは「ねぎ・キュウイ・犬」。
結婚生活が描かれ双子を設けるも、1982年8月20日、カナダ・ロッキー山脈ウィスラーにて殉職。
☆五代 潤 巡査 スニーカー(ボンにもらった)山下 真司
(364~475、476、489話)
沖縄出身、幼い頃両親が米軍車輌に轢かれ亡くし、その後アメリカ放浪など方々ぐれて歩いた時にボンに助けられ、憧れ、刑事に。
元ランナーなので走ることには自信がある。好き嫌いが激しいが、考えてみると今の若者に近い。さまざまなファッションを着こなし、センスには定評がある。ことが起きると「辞職願い」を出すのが通例である。ボスによく「わめくな!スニーカー」とたしなめられる。
他人が舞い上がっているときは結構冷静、頑固な割にはフランクな性格。
1981年9月、妹射殺事件を契機に妹の遺志を継ぐために退職、沖縄へ帰郷。
☆西條 昭 巡査 ドクターのドック 神田 正輝
(415話~PART2最終回)
本庁から配属、医大中退(実家は開業医)の駄洒落好き。はじめは怪しい医療知識のため、当初は「ヤブ」と呼ばれる。
合理的な性格ゆえ走るより車、本格的にオートマチック拳銃を使用する。ゴリさん亡き後は一係の長男ということで若手のリーダー格になる。
その一種独特な捜査方法の代表例は、犯罪のエキスパートに弟子入りする「入門シリーズ」が有名である。
巨人ファン。拳銃・車の腕は確か。かなりのスポーツマンでテニス・スキーの腕は抜群。自称「プレイボーイ」であるがなかなか恋は成就しない。
後年、医療知識を固め、専門家もうならす活動をする。末期「くすりオタク」になる。
☆竹本 淳二 巡査 ラガー 渡辺 徹
(476~658話)
若年ながら、当時の城南署長に特に抜擢され刑事になるがすぐに七曲署へ。元ラグビーマン。
父は長さんの同僚刑事で1976年殉職している。自分に素直で一直線だったが、年を追うごとに体型が丸くなり、さらに個性的な先輩刑事たちに揉まれていくに従い、刑事部屋の潤滑油的役割を担う。それは彼が邪気が無いので愛されるところから来ていると思われる。
決めポーズやウインクが得意。ドックと同じペースで食べていた為、あんな事に…。
新し物好きで木場出身の下町っ子だからか、何故か落語にも精通している。口癖「やった!」
骨肉腫になるが一応完治するも、1985年8月2日 狙撃犯と相撃ち、殉職。
☆原 昌之 巡査 ジプシー 三田村 邦彦
(494~545話、593話)
転勤常習者。右左あべこべの内臓を持ち、片肺は撃たれて切除。過去も両親が殺されており、その犯人は捕まっていない。その後、心無い養い親に育てられるが、設定では私立大までは卒業している。
身体、心に問題を抱えながらも、バランスの取れた凄腕刑事に。
推理力・行動力・判断力には定評があり。女性には弱い(やさしい)ところがある。口癖「○○っす。」。隠れ松田聖子ファンらしい。
1983年2月25日 西多摩署に要請され転勤。
☆春日部 一 巡査 ハンフリーボガード(本人)ゴルフ(ボス)のボギー 世良 公則
(521~597話 598話※回想)
八方破れ、ガムシャラ、すぐ突き進むが、スタミナなし。そんな無邪気なところがメンバーに愛されるが、一途で頑固な所もあるため、対立する事もしばしば。広島ファンで浪花節・人情話大好き。愛車の無線付き黄色いへいち号(ルノー16)に乗り犯人を追跡する事も。
口癖「一応」。広島に住む姉の正子には頭が上がらない。
新米刑事並みのトラブルメーカーであったが、ブルース登場後は兄貴分として眼を見張る成長を遂げる。
1984年4月6日 敵の刺客襲われ落命。
☆井川 利三 巡査部長 すっぽんのトシさん 地井 武男
(526話~PART2最終回)
河南署で有名なベテラン刑事だったが、殉職したゴリさんの後任(実際には長さんの後任)として一係に配属。
食らいついたら離さない捜査が身上で、コツコツとそしてジリジリと相手を追い詰める。政界に詳しい。射撃の腕も上々で、ゴリさん亡き後の「ライフル」担当に就任。見た目ではわからないが、かなりのタフマン。「うわばみのトシ」の別名を持つほどの酒豪で、どんぶり酒なのは彼にとっては水のようである。家族とは様々な問題を重ねたが、離婚。最終的には長女と同居。本当に刑事しかできない男。
谷山 美沙 巡査☆高田 早苗
(546話)ジプシーの後任として着任した女刑事。
女子大出で武道や射撃には自信があるが、世間知らずなところがあり、新人特有の思い込みが激しく、行動に多少危なっかしいところがある。
刑事という職業に対する理想と現実が余りにも違う為(一番は犯人に襲われた事)を理由に退職する。
☆岩城 令子(旧姓早瀬) 巡査 マミー 長谷 直美
(婦警時代275,280,283,292,296,318,329,362、392,407,413,420,422,429,440,447,458,464,468,481,488,490、498,506,511,518~520話,刑事時代546話~PART2最終回)
当初は交通課婦警として事件に首を突っ込むじゃじゃ馬婦警として登場していたが、ある事件を契機にロッキーと結婚、家庭生活が描かれ双子をもうける。そしてロッキー亡き後、自ら志願して一係に配属。着任後それほど時間もかからず、一係の中堅所に。
子供がらみの話が多く、怪我も多い。車のA級ライセンスの持ち主。双子の世話はマミーの母・波江が面倒を見ている。
口癖「あなたね!」。
☆澤村 誠 巡査 ブルース 又野 誠治
(562話~PART2最終回)
警察学校時代の長さんの教え子で、妻持ち新人刑事として配属。
亡き父はピアニストで、本人も音楽は好きである。威嚇に絶好の効果を見せる44マグナムを持って犯人に向かう。ボクシングでノックアウトする武闘派で怖いものを知らない。当初は無口で弱いものの味方というイメージだったが、マイコンとコンビを組みようになると、アクション以外のギャグメーカーという一面も出るようになる。少々ガサツな面があるが、気は優しく、馴染めばとことん付き合うタイプ。
妻、泉ちゃんはいいキャラクターで、刑事の妻としては異色。口癖「バカタレ」。
☆水木 悠 巡査 マイコン 石原 良純
(618、623話~PART2最終回)
パソコン担当者。エリート教育を受けるがオタク的性格。パソコンのプログラミングは得意中の得意で、職を間違えたのでは?と思われている。
当初は本庁からコンピューター犯罪の助っ人として一係に派遣された。一係着任後は揉まれ、要領は良いがちょっと口が悪いという一係ではネオドック的なキャラへと成長する。頑固だが妙な素直さもあり。ブルースとのコンビネーションは妙に抜群、ゴリさんと殿下を彷彿とさせる。一係刑事の中ではかなりトラブルメーカーである。相棒は三菱パソコンマルチ16「ホームズ」。口癖「チョッと待ってください」
☆島津 公一 巡査(番組資料では巡査長)デューク 金田 賢一
(660~663,665~715話)
口数が少ないクールな刑事。上流家庭に育つが、父親の失踪・母親の再婚などで世間に対してかなりクールな視線を投げかけている。
理論派であるが捜査のためなら強引なるところも。ビリヤードが得意。山さんに尊敬の念を抱いている。後半は理路整然とした捜査が定評になるが、最後まで一係のメンバーとは一線を引いていた。元から若い割にはかなりのやり手だったらしい。
1986年10月24日 海外研修のため本庁に転出。
☆太宰 準 巡査 DJ 西山 浩司
(706話~PART2最終回)
小柄だが相当の武闘派、バイクを操り、俊敏な動きとタフさで犯人を煙に巻く。考え方はかなり柔軟な方であるが、ひとつ決め込むと、意地でも曲げない頑固な面を併せ持っている。頭の回転も速く、口も早い。趣味はスカッシュと体力つくり。マカロニ再来的な面があり、誰にでもフランクに付き合っている。口癖「○○なのかなぁ」ブルースいわく「ジェイジェイ」
☆橘 兵庫 警部 渡 哲也
(706話~最終回)
ボスと鮫やんの城北署時代の後輩で、ボス不在の一係の助っ人係長として自ら上層部に申し出て着任。
丸暴出身のかなりの敏腕警部。輝かしい実績を挙げている。無口だが、部下を見る目は温かい。藤堂が復帰したことにより、本庁へ戻る。
PART2
☆篁 朝子 警部 係長 奈良岡朋子
セイ北大学卒。離婚暦あり。息子一人。
藤堂の後を受けて着任した「女ボス」、藤堂より年上らしいが、凛とした佇まいで威厳を誇っている。復活した長さんが「番頭」役をつとめる。
長らく保安畑で活躍したが、現場指向であったため、エリートコースから外れ各少年課を渡り歩く。
刑事たちの前では冷静沈着で取り乱す事が少ないが、長さんの前では刑事たちへの(無事の)心配を隠しきれない。
刑事たちは影では「オバサン」と呼んでいる。
☆喜多 収 (巡査または巡査長だと思われる)オサムさん 寺尾 聰
ダークスーツにサングラスといういでたちの中堅刑事、その割には飄々としている。
徹底した個人主義者で問題を起こす事も多く各警察署をたらいまわしにされる。
クールとおとぼけを同居させた珍しいキャラ。父は大学教授、自身は城南大学・文学部卒。
その若い頃に自らの満たされない生活とやるせない怒りを解消させるために刑事になったのではないかと思われる。
ブルースとコンビを組むことが多く、時にかなり攻撃的になる。女性関係は奔放な方。